蛙の人狼日記

元るる鯖中期人狼王が書く何か

周りを見る力「調整力」のはなし

f:id:splemine:20210430184831j:plain

↑意味はないけどきれいなので貼りました。

 

「勝つために調整力ってだいじだね」といった話です。

 

はじめに:勝つために必要な調整力

人狼ゲームで勝つためには何が必要だと思いますか?
論理性の高さや発言力があること、あるいは心理学を熟知していることでしょうか。それらは間違いです。勝つために必要なのは「調整力」です。

間違いとまで言うのは流石に語弊がありました。
確かに、論理性などは、勝つために必要な要素ではあります。ですが最も効率的に勝つためには調整力が必要です。

 

例えば、論理性よりも調整力が大事な理由には、弱者の存在という視点があげられます。どんだけ論理的で素晴らしい文章を書いても、論理がわからないひとにはそれが刺さりません。あるいは論理ではなく心理を重視するひとに対して、論理というものは刺さりません。

しかし、調整力というのは概ねどのような人にも刺さります。だから強いです。

以下調整力について、もっと具体的に書いていきます。

 

基礎編:調整力の具体例

まず基礎的な説明からいきます。
調整力の具体例としては、噛みや吊り、あるいは発言などが挙げられます。

・噛み
AがBを疑っているからAを残す。Aが自分を疑っているから噛む

・吊り
AとBが怪しい。Aから先に吊ると自分の立場が危ういからBから吊るそう

・発言
中庸であること。強弁も適切なヘイト管理ができなければ弱い

もはや、ある程度人狼をしている人にとっては当たり前のことかもしれないですね。

 

補足:村人でも嘘をつく「調整力」

効率論をフル活用して「調整力」を発揮できると強いです。
例えるなら「村を不当に殺してでも狼を吊るす」という例が分かりやすいですかね。

自分にとって微塵も怪しくないひとを疑うのも調整力のひとつ。自分の目的達成のために何でもできるプレイヤーは強い。

 

応用編:どのぐらい「周りを見れる」のか

ここから応用っぽくなります。
調整力とは、言い換えれば「周りのことをどれだけ見て考えられるか」ということです。

 

「発言力が強いアイツを殺したい。」

そんなときはどうすればいいと思いますか。
答えは「周りを見る」です。「発言力が強いアイツ」ばかりに目がいきがちですが、いったん目を離してみましょう。そうすれば色んなことが見えてきます。

具体的に例を挙げていきましょう。

 

①周りをちゃんと見ることができなければ、発言力が強いひとに「皆が賛成」しているようにみえます。

f:id:splemine:20210430191644j:plain

 

②でも実際「発言力が強いひと」に心から味方しているのは少数だったりします。
(絵だとピンクだけ)

f:id:splemine:20210430191840j:plain

 

③つまり、周りを見てみると「を誘導できればいい」ということがわかります。
 ここの2人を動かせれば、まだまだ赤を吊るせる見込みはあるということです。

f:id:splemine:20210430192153j:plain

 

を誘導して、に味方しているピンクを殺すのも強力です。
これで赤の味方は消え、敵サイドの人物は(噛みを含めても)1人以上残るので、赤を殺せる可能性は一気に跳ね上がります

f:id:splemine:20210430192346j:plain

こういうのが「調整力」です。
周りを観察してどう動けば吊るせるかを組み立てられる力が大事です。
人外陣営の場合は、どう動けば生き残れるかという「戦略の組み立て力」ですね。

 

調整力の前提

しかし、調整力というのは土台の部分がしっかりしていて初めて機能するものです。

例えば、①正しい吊り手順を踏める、②勝ち筋を理解している。③そこそこ人狼を見つけることができる、などこういう前提が必要です。こういう前提の上に「調整力」は成り立ちます。

調整力があっても進行論わからなければ負けますよねってことです。

 

まとめ:調整力を発揮しよう

総括すると、周りをみて自分のするべき行動を考えられるのが大事ということです。

逆説的にはなりますが、調整力を発揮するためには細かい力が必要です。例えば「感情に訴える力」「論理に訴える力」。相手によって様々です。その時のためにそういったスキルも磨けているといいですね。

 

 

【11A】狂人が初日黒特攻した場合の勝率について、データを取ってみた

お久しぶりです。

少し気になったので、今回は11Aの初日狂人黒特攻の勝率について、統計っぽいものを取ってみました。

※蛙くんは統計について学がないので、怒られるようなデータの取り方をしている可能性があります。また手作業なので、数えミスもあると思います。

<目次>

 

検証条件について

・るる鯖のログ検索機能により、配役が「11A」であるものを抽出する
 (猫又無・能力強化無・聴狂人NO・身内村NOの条件で抽出)
・抽出する標本は最近行われた村、約300村(厳密には302村)村No.496339~481066 約一年分
・細かい条件は無視(役職の欠けや、真占い師の占い状況などについては分類しない)

 

検証結果

母集団について

f:id:splemine:20210224220226j:plain


抽出した302試合の勝率状況:

 村50.5%
 狼40.7%
 引き分け8.7%

→11A全試合における勝率比は「村53.6% 狼39.1% 引き分け8.7%」なので、この集団における勝率は、やや狼陣営が高い傾向。

 

初日に狂人の黒特攻した場合の、各陣営勝率について

・初日に狂人が黒特攻した回数 72回/300村
・黒特攻した場合の勝率状況:

 村41.6%(30/72)
 狼44.4%(32/72)
 引き分け13.8%(10/72)

 

まとめ

f:id:splemine:20210224223410j:plain

 

 結論

ややデータが少ない気もするが、11Aにおいて狂人が初日黒特攻した場合、狼陣営の勝率が上昇する傾向にある。
具体的に「狂人が黒凸した場合の勝率」について、「11A全村および近戦302村」の勝率データと比較すると、村陣営は約10%減少、狼陣営は約5%上昇していることがわかる。

以上のことから、11Aにおける初日狂人黒特攻は狼の勝率を上昇させる戦術であると言える。

 

感想

概ね予想通り。

初日狂人が黒特攻した場合、翌日何かしらの役職が抜けてる可能性が3/8、
さらに、乗っ取れなくとも狼騙りを追加すればまだ勝負ができるという点を考えれば、村勝率:狼勝率は「50:50」ぐらいになるんじゃないかなと想像してました。この統計は納得のいく結果です。

 

これを見て思うのは、「狂人の初日黒特攻が”強すぎる”なんてことはないんじゃないかということです。
配役の中では「強い戦術」であると思いますが、それでも村狼勝率比においてはほぼイーブンです。さらに、そもそも狂人の初日黒特攻はリスクも大きい戦術です。失敗すれば狼陣営が窮地に陥り、村陣営による一方的な展開にされることも少なくありません。

何が言いたいかと言うと、狂人の黒特攻が強くても「11Aはオワコン」と言われるほどではないよねということです。陣形による勝率比(G国統計リンク)と比較しても、やはりゲームとして11Aはまだまだ機能できていると思います。

最近の人狼界隈は11Aの存在感が薄くて悲しい。復興を祈るばかり

 

ブログ整理するよ

ブログの整理整頓をします。

具体的には読みにくい記事の修正・消去・カテゴリーの整理などを行うつもりです。
それに伴って消す記事もあるかもしれません。

・読みにくい記事の修正は、主に「まわりくどい表現」「くっそ長い雑談」を中心に消去して回ろうと思います

・消去については、整理しながら思いついてやったんですが、例えば「12b感想戦」の記事がもはや何したかったのかわけわかんなかったので消しました。

・カテゴリーの整理はできたらやるって感じ 

・あと参考になったサイトも追記したい。追記するまで整理欲もつのかこれ

 

整理する理由は

・自分が気に食わない(ちょっと潔癖がある)
・上達のためにブログを見に来てくれた人対して、不親切な感じになっていると思った

の2点ですね。

 

やっぱ一年ブログ書き続けてると、文体も変わってくるもんなんすね。

一年前の記事は正確に書こうとしすぎて、わけわかんなくなってる感じする。
なんなん「説得対象に提示できる要素」って。「霊能に出す要素」でええやんって感じ

よくこんなブログが人に推してもらえるもんだ。

 

まあ、大幅にいろんな記事の推敲をするんで、そのお知らせです。
直した記事には

2020,12,10に直したよ

↑こういう感じのやつを文頭にいれておきます 

 

最近忙しすぎて、全然ブログ更新してなかったしね。
生存報告も兼ね、整理報告という形で更新しておきました。

 

<追記>2/24

おわらん!!!!!w

 

【人狼】人狼概論②~発言編~

かくのめんどくせえ

こんにちは。こんばんは。わんわん
蛙くんだよ。ホントはとっても忙しいんだけど機械不調のせいで、どう足掻いても課題ができなくなったから、暇つぶしにブログ更新することにしたよ。

 

今日は狼の「発言」について、僕が意識してることをまとめるよ。

 

<もくじ!>

 

狼が下手なひとの「発言の癖」について

狼が下手なひとって、勝つ気ないひと多くない?

狼が下手なひとって、「殴り勝つ」「白目に見られる」とかってことを無駄に意識しすぎていると思うんです。

 

「殴り勝つ」ことを意識しすぎるプレイは、「村の感情」に訴えきれずに負けていきます。人狼ゲームは客観的判断を軸とする「ディベート」じゃないんですから、そんな論理に訴える馬鹿なマネやめましょう。だいたい、あなた勝ちより「論破快感」のほう目的になってません?

【上級者向け】論理?クソだよ。~誤謬と詭弁~ - 蛙の人狼日記←でも述べてるんですが、論理ってクソなんですよ。なんでって論理は「論理がわかるひと」にしか通じないからですよ。

ほとんどの大衆って馬鹿でしょう?私たちが説得する対象は「論理がわかる知識人」ですか?「論理がわからない一般人」ですか?当然多くは後者でしょう。私たちは時として「「「馬鹿」」」を誘導しなきゃいけないんです。論理的正当性を訴えるよりも感情に訴えたほうが手っ取り早いことが多いです。

あなたは「論理学」を少しでも今までに齧ったことがありますか?と聞かれて「あります!」って、答えれるひとなんてほとんどいないだろ。そういうこと

 

「白目に見られる」ことを意識してる人間は2種類。発言に中身が無さ過ぎて吊られていく人と、白目に見られることを意識するあまり、無駄に身内切ったりして自爆していくアホゲーム終了後に「〇〇さん白かった」って褒められたいだけじゃないんですか?それ

 

別に狼なんて黒く見られたとしても、勝てればなんだっていいんですよ。

もっと言おう。おまえひとりが白くみられたところで、大して「狼陣営の勝利」に貢献できてない

 

大事なのは誰かに疑われたとしても、「然るべき勝負盤面」で票数勝ちすることなんですよ。それが人狼ゲームです。例えば、占い決め打ち盤面・グレー2択の最終日、こういう盤面でどれだけ票を獲得しに動けるかが、狼陣営勝利の道なんです。

例え、どれだけ多くの村に自黒を疑われても、村陣営の票を1票獲得できれば勝てる状況なんでザラにありますよね。例えば村:狼=4:3の占い決め打ち盤面で、村4人中3人に疑われても、村1人が自分の味方をしてくれれば、狼陣営って勝てますよね。だって票数で勝ててしまうから。そういうことなんです。「自白の証明」よりも、票獲得の方がよっぽど人狼サイドにとっては重要なんですよ。

 

まあ、なにはともあれ
人狼で勝ちたいのであれば今あげたような馬鹿みたいな考えはやめてください。

 

発言の仕方・発言は計画的に

僕は基本的に村対立を煽るように動いています。「この人に味方すれば、票数勝ちできる」位置に対して味方するように動いてます。 まあこれが一番安定しますわな。
(なので僕のゲームメイクはワンパターンです。まあ勝率厨だから仕方ないね)

f:id:splemine:20201017233310p:plain
基本的には、図で示した通りのイメージです。

発言で村対立を煽ったり・票を獲得したりする→それで不都合が出た位置を噛むことによって盤面を修正していく(→そして”勝負盤面”で勝てるようにしていく。)そういう感じです。

修正の例として、例えば「村同士の対立」を煽ったとして、その対立同士が仲直りしてしまいそうんだなって思ったらその人は噛む。なぜなら、仲直りされてしまったら、「対立を煽った自分」が疑われるかもしれませんから。そうなる前に対立の片方を噛んみ、票の矛先を自分に向けさせない、噛まれてないほうの人間が疑われるように仕向ける。

イメージ的にはこんなん

 

☆然るべき勝負盤面の例
・吊り余裕が0
・占い決め打ちの日
・最終日

 

補足:攻めの姿勢・守りの姿勢

今から当たり前のこといいます。当たり前がわからない人間がいるからです。

 

どんだけ対立煽っても・噛みで盤面を修正したとしても上手くいかないことはたまにあります。そういうときはあきらめず「攻めの姿勢」でいきましょう。

 

要は「勝負どころを見誤るな」ってことです。勝負盤面として代表的な「占い決め打ち盤面」なら、自陣営勝利のために必死に頑張って論理的・感情的説得を目指しましょう。
なんでこんな当然のこと言うかって、グレー詰まり切ってる盤面・身内票合わせてればRPP持ち込めた盤面で「RPPは狼負けだから捨てた。RPP負けたときのために村陣営に味方しておいた」って言ってたクソ相方狼いたんですよ。それで負けたことがあるんですよってこと

→信じられないんですが本当に・実際いたんですよ。
まさかそんな奴いないと思いますが、念のため。「そういう読者」がいたときのために配慮し、ここにその旨を記述しておきます。

 

ちゃんと「いつ勝負しないと負けてしまうか?」は最低限考えましょう。
この言葉何百回も言ってます。

 

後記:現代人狼だからこそ

この対立を煽る手法は「考える力」が不足してきている「現代人狼」だからこそ効果をより発揮している側面があると思います。自分こそが絶対だって思ってる人多いですからね。これに+して本来的に一度述べた自分の意見は曲げにくいものですからね(心理学用語で「一貫性の法則」と言います。)

自分の思惑通りにヒトを動かす方法 - 蛙の人狼日記←初期に書いたゴミ記事(参考)

 

もっとこの辺のレベルが上がってくれれば「ハイレベルな人狼」ができるのになって。皆の「論理」「感情(誘導)」「進行」の水準レベルが上がれば、もっと楽しい人狼ができるよね。論理の正当性や感情操作を、各自が意図的に複雑に絡ませ合い・影響させあってる人狼がしたい。そんな人狼は一生できないんだろうな。

 

【人狼】人狼概論①~噛み筋編~

こんばんは、お昼に見ている方はこんにちは。蛙くんです。
見事、大学始まって2週間目で既に忙しいという事態に陥ってしまいました。わーい
多分この先もっと地獄なんだろうなあ・・・更新頻度低下待ったなしだね!

 

そろそろいい加減、人狼概論集書きたいなー思ってたんですが
いかんせん時間もないし、体力もないんで「人狼編」に関しては分けて書こうと思いました。

 

<もくじだよ> 

 

 噛み・基本的な考え方について

人狼の「噛み」とは、人狼ゲームメイクそのものです。
噛みを制す者はゲームを制します。噛みが下手だったら狼は勝てません

 

基本的には「勝負盤面で、どのような盤面にしたいのか?」を考えて噛みましょう。


そんなのわかんない?
それなら、ゲームメイクの「型」を何種類か挙げてみましょう。

 

・村:狼=4:3の占い決め打ち盤面。スリードしてくれそうなひとを残す

・最終日殴り合い盤面。自分に味方してくれそうなひとを残す

・真目すぎる占い師がいる→真狩人を噛む→真占い師をチャレンジ噛み

 

基本的には「占い決め打ち」あるいは「最終日の殴り合い」に勝てる盤面を作ることを考えて、噛むのがベターです。

他には「対立してくれそうなひと同士を残す」とか。

 

以下、噛みの種類について解説しましょう

・狩人目噛み

・占い噛み

・霊能噛み(≒進行役噛み)

・白噛み(≒ボルコン噛み)

・意見噛み

 

噛みの種類について

狩人目噛み

しょーじき弱い。控えめに言って弱い。やんないでいいよ

 

だって狩人目噛んで、然るべき「勝負盤面」で勝つことできるんですか?できません

「狩人目噛み」は決め打ち勝負に負けたときの、セーフティネットにしかなんないんですよね。決め打ち勝負に負けた段階で、ほとんど狼陣営は負けてます。だって真占い師の結果なんて、大抵それなりに残ってるんですから、仮に決め打ち失敗から真占い師が抜けたとしても、狼は勝負しにくいですよね。それに「殴り合いの情報」も落ちてしまってますからね。

なにより「狩人」が抜けているとも限りませんし。

 

占い噛み

理論上最強。言わずもかな。

まー抜けそうだったら抜いていいと思います。抜けなさそうだったら、無理にやらないんでいいと思います。真贋に自信が無くてもやんないでいいと思います。

 

霊能噛み(進行者噛み)

ちゃんと考えてやれば強い
「進行が消えたら、めちゃくちゃになりそうな村」でやるとつよい。

霊能が、狼陣営に味方してくれそうだったらやらないでいいと思います。
まあ、やるんであれば護衛リスクとか色々考えて、やってね

 

白噛み(≒ボルコン噛み)

弱いっしょ。理由は狩人目噛みと同じ。
「ボルコンして決め打ち勝負勝てるんですか?」って言われたらそうじゃない。

決め打ち勝負に負けたときのセーフティネットにしかならないよね(2回目)
てか占い師が白しか引けない無能だっていう前提になってくるし・・・

 

意見噛み

つよい。占い噛みと同じぐらい強い。

 

決め打ち勝負で勝てば基本的に狼陣営勝てるんですから、決め打ち勝負盤面をどんどん狼有利にしていきましょう。真占い師に寄ってるひとは噛む。偽占い師に肯定的なひとを残す。これでだいたい勝負勝てます。

意見噛みを疑われるんじゃないかって?そんなこと考えられる奴いないって。自分の意見こそが絶対って思ってる奴しかおらんから。大丈夫だいじょうぶ

 

おわりに

狼には勝負を仕掛けるところがあります。「占い決め打ち盤面」「最終日殴り合い盤面」などがあります。このような状況で勝てるように「噛み」は行いましょう。

狩人噛んでも白噛んでも、その「勝負どころ」で勝てなきゃ狼は勝てないんですからね

 

1、占いを噛むか噛まないか

→2、(噛む場合)最終日に残る狼にとって有利になる噛み

→3、(噛まない場合)占い決め打ち盤面で勝てるような噛み

 難しかったらこのチャートで考えとけば、まあ9割ぐらいのケースには対応できます。たぶん。知らんけど

 

書きつかれた

11A『黒進行FO論』はやめろ

はろー。お久しぶりです。絶賛生理中の蛙くんだよ。月末は毎月機嫌が悪いよ。意味もなくキレそう。まじ無理。

最近更新ずっとしてなかったのは、単純に忙しかったのとやる気が持たなかったっていう理由です。前回は「人狼文化論の続き書く~」とか予告してたけど、今回はそれじゃありません。それの続きはそのうちかく。

うだうだ書いても仕方ないんで早速本題いきます。

 

11A、FO論とは

『11Aで狂人が黒凸したときに、3d時点までに役がゲゲゲされてしまう確率が50%あるから、黒進行時は占霊FOしたほうが良い!』というおはなしです。

 

狂人が初日黒特攻した場合、

第一犠牲者(村人)+黒特攻された村人を除いて残りグレー数は
=村村村占霊狼狼

単純計算で、翌日までに真役職のいずれかが抜かれる確率は3/6=1/2ですね

 

こんなん流行るわけがない

こんなもん流行るわけがないです。流行らしてはいけません。はっきり言って弱いです。前段落の説明を読んで「確かに!11AはFOしたほうが強いな!」と思った人間はもうちょっと思考力を鍛えてください。

 

流行らない理由①:そもそも黒進行は「真占い師」を守る進行

そもそも黒進行って「真占い師が、すぐ噛まれてしまうこと」を防ぐため、狩人の護衛択を絞る目的のためにあるんですよ。だから「FO論」なんて、「初日に黒引いた真占い師」の立場からすれば「人外陣営に勝ち筋=自分を噛ませるチャンスを与える論理」でしかないんです。

→真が黒を引いて、黒進行FOしたとして「2-1」になったら、護衛先は基本的に霊能になりますよね。そこですぐ真が抜かれてしまうわけです。

 

もっと言えば、霊能護衛がほぼ確定するため、「FO論」は狂人黒凸の場合でも、真占い師が即抜きされるリスクが高まるわけです。安定護衛思考の強い狩人ならまあ霊能護衛しますよね。だってどっちの占い師が抜かれても最低限は戦えますから。

 

まあ、どう足掻いても「黒進行で全伏せ」してたほうがどんな状況の真占い師にとってもローリスクなんですよ

 

流行らない理由②:占い自体が抜かれる確率は1/6→低い

役抜け率が1/2って言いますけど、じゃあ「霊能」「狩人」が抜かれたらそんなに困るんですか?

 

霊能が抜かれた場合:翌日占いCOが2人以上いたら、「黒が吊れていない側の占い師」の目線を詰める→その後、占い決め打ちをすればいいだけ。そこまで痛手じゃない。

狩人が抜かれた場合:2-1になれば、まあ大抵「真占い師」が確定します。狂人が破綻します。占い情報は2つあるのがベースでしょう。最終日まで「占い師の玉情報」は残るはず。言うても痛手じゃない。

 

上記2つのリスク「初日FOにより、すぐに真占い師が噛まれてしまう」っていうリスクと比べると、上記2つの方がリスクがずっと軽いんですよね。この2つと比較すれば「FO進行は悪手」であると言えると思います。

 

一番最悪な「占いゲゲゲ」は1/6です。「霊能狩人」が抜かれるリスクと「占い」が抜かれるリスクを、ぜんぶ一緒くたにして「役欠けリスクは1/2だ!」とかいう論理を展開をしないで頂きたい。全然性質が違う・損失度合いが違う話すぎる。混同して話せるものじゃない。

 

占い抜かれるリスクが高いFO進行と、抜かれるリスクが低い全伏せ黒進行。あなたはどっちを選ぶんですか?そりゃあ後者でしょう。
だいたい「ゲゲゲ防止で出ました!」とか言ってる真占い師のこと、狩人が護衛する義理なんてありませんからね。よっぽどじゃなきゃ霊能護衛すると思いますよ。「FO論」自体が真占い師がやりたくない戦術ですから『ゲゲゲ防止できてよかったね!』とか言われて護衛外されますよ。

 

論理的思考力・批判的思考力を鍛えましょう

鍛えましょう。ちゃんと本質を見抜く力を鍛えてください。

なんでこんな詭弁まがいの「FO論」に騙されるひとがいるんですか?

特に批判的思考力を鍛えて。ほんとに。

 

 

 

 

 

【人狼文化論①】人狼界隈のこれから『プレイヤー編』

この記事の続きだとおもってください。

splemine.hatenadiary.com

 

はろー。蛙くんです。台風10号とかいうヤバいのがくるらしいですね。九州の方に住んでいる人たち、がんばってね。僕は関東住みだから大丈夫。進路予想だとこっちの方には来ない言ってたからたぶん大丈夫。

この記事は「人狼文化論」を語ります。今回はプレイヤー層を中心に語り、私たちがどうすりゃこの「人狼界隈の衰退」を食い止めれるのか、そんな私見を語ります。

ジャッチメント基準で話します。 

 

<目次>

 

人狼界隈の「現在」

かつては盛り上がりをみせた人狼界隈も衰退してきています。人狼界隈におけるアクティヴユーザー数の減少はまあ言うまでもないでしょう。皆さん感じていることでしょう。
近年では「人狼ジャッチメント」がリリースされ、当時はそれなりの盛り上がりを見せてましたが、それの影響も弱まってきているように思えます。

 

<まとめ>(後に再掲)

f:id:splemine:20200905173627p:plain

初心者層

初心者層の積極的な取り込みは厳しいと思います。

まあ多少の新規ユーザー入ると思うんですが・・・その辺はあんま詳しくないです。

より初心者層を増やすためにはソライロさんに頑張ってもらうしかないです。私たちができることは何もないです。初心者村にはソライロさんサイドからの「素晴らしいガイド」が存在していますからね。初心者を受け止める基盤自体はしっかりしているように感じます。

ただ、一部のリア狂じみたプレイをするユーザーについては考える必要がありますね。「初心者」と「悪意のあるリア狂」の区別は運営目線でも難しいと思いますし、一概に全員をBANにするなんてことはできませんからね。発言が幼稚な・・・いわゆる「キッズ層」が一定数いるのは仕方のないことです。アプリの宿命です。なかなか難しい問題だと思います。はい。

 

初心者に対して暴言ジャッチメントするような輩はバンバンBANしてけばいいと思います。そういう風潮があってもいいかもね。そもそも初心者村参加しないから全然その辺わかんないです。

 

経験者層(中上級村)

いわゆるツイッターをしているジャッチメント民一般、あるいは中級~上級村をメインに参加するプレイヤーを指します。

この層の特徴として「野良部屋」よりも「合言葉部屋」に参加する傾向があるということが挙げられますね。合言葉部屋とは、他鯖で言う「身内部屋」のことです。確かに昨今の野良部屋の民度は低いですからね。支離滅裂な言論が飛び交ってますし、合言葉に専念したくなる気持ちはわかります。

しかしながら、このような層こそが、中上級、野良部屋の民度維持・レベル維持の要因となっていかなければならないんですよね。それなりの人狼ができるプレイヤーは合言葉部屋には一定数いるので、そのような人たちに積極的に野良部屋に参加してもらいたい。この層が合言葉に籠ると、ジャッチメント界隈の文化レベルは日に日に低下していく。

 

なんで合言葉村ばかりに参加していると界隈の民度が下がるかって、「合言葉村」は既存のプレイヤーしか包摂することができないからなんですよ。合言葉村は「新規プレイヤーの参入」がない、だから人口が減る一方。合言葉村界隈の未来にあるのは「プレイヤー母数の減少→過疎化・レベル低下」のみ。人口が少なくなれば当然、議論の質や量が減る、そしてレベルが下がる。

人口が減る際には有名な「コミュニティの一生」コピペで述べられているように有能なひと=上級者が先に抜けていく傾向があると思います。あとはそういうことです。

【コミュニティの一生】

い人が面いことをする

いから凡人が集まってくる

住み着いた凡人が居場所を守るためにし始める

い人が見切りをつけて居なくなる

残った凡人が面くないことをする

くないので皆居なくなる

コミュニティの一生とは (コミュニティノイッショウとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

ついでに言うと、上級者が離れていくだけでなく、野良中上級が建たないことで、初心者村にいる一定数の向上心のある人々も行き場を失うので、そういう初心者も同時に離れていきます。

 

部屋立たない問題(ソライロさん助けて)

近年ジャッチメントでは中上級部屋が全然たちません。たぶん需要自体はあると思うんですよね。建てばそれなりの時間で埋まるので。恐らく「建てる→クソ村になる」の流れが多すぎて、みんな建てたくなくなっちゃっているんだと思うんですよね・・・。

 

これを解決する上で重要なのは「村長」という立場につくメリットを付けることだと思うんですよね。ソライロさん出番ですよ。現在のジャッチメントは部屋建てのメリットが皆無なんですよね。「リア狂がきた」等の理由で部屋解除をする際にも垢BANのリスクがある。村長はその村から抜けることができない。もはやいちばん待機時間が長いだけの存在いいね数も一定なければ信用が低くて集まりが悪い独自屋敷ルールを守らない輩も多い(ex:暴言禁止、凸処理)・・・こんな状況じゃだれも建てたくないと思って当然ですね・・・。

とりあえず、ジャッチメント開発陣にはるる鯖GMのように「キック機能」をつけてほしい。めんどくさいリア狂・荒らしが来てもすぐに蹴れるようにしてほしい。「人選を最低限自分の手ですることができる」というメリットが欲しい。なんなら「全滅ボタン」も設けてほしい。廃村処理に時間がかかるしね。
(村名付けれる機能もあっていいかも・・・「村長(部屋名)ブランド」っていうものもあるから・・・そんなに効果なさそうだけど)

たぶん、ソライロ的には「屋敷解除ボタンはゲームバグがあったときだけ」「リア狂や荒らしの通報は、一旦ゲームを完遂させてからやってね!」(その方が運営的にも処理がしやすい)っていう理屈で、ああいうシステムにしていると思うんだけど、結構それが裏目に出てる気がする・・・開発する側も大変なんだろうなあ・・・。

 

僕たち私たちが村建てに関してジャッチメントに貢献できることはなんだろうね・・・村の運営に協力する姿勢をみせるとか、開始前から品位のある行動をするとかそういうところじゃないかなあ。開始前ステとかね。あと単純に積極的に村建てしてみるとか。まあねえ・・・村管理リスクがねえ・・・。

 

天界層

ジャッチメントにいてほしい。高次の理論を語ったり、議論したりできるひとたちのこと(そもそもいんのか?)

この人たちにやってほしいのは、人狼界隈のレベルをあげること・・・。ただその議論をする場所もないし、議論できたとしてもその結論を広く知らせる場所も存在しないんだよね。議論の蓄積→普及は文化レベルをあげる上で必要なことだからね(前記事)

大昔はプレイヤー同士が仲良かったらしいから、上手くこの辺(蓄積→普及)が機能していたみたいなんだけど、最近はどうも各自がマウンティングに走りがちで、界隈全体としての仲は結構悪い・・・。

まあマウンティングはいいとして、ちゃんと「広めるよう」「界隈の水準をあげよう」っていう意識がほしい。特に普及の場ないんだよね・・・その辺りをなんとかしてほしい。そもそもジャッチメントを主導できるプレイヤーがいないから厳しいかもしれない

 

知識の普及のためには、2つの手段があって・・・
①主導できるプレイヤーが言説を広める(例:フォロワーの多い上級プレイヤー)
wikiyoutubeなどによって広める(多くのひとが見る前提)

でも②は厳しいと思うんだよね・・・wiki方式でやるのであれば、「人狼に慣れよう!@るる鯖wiki」ぐらいのクオリティのものがあってその上で、ソライロ側が「こちらが有志のwikiです!必読!」とか言わん限り厳しいと思う。youtube?厳しいと思うよ。従来のやり方じゃ既存の経験者層は視聴しないと思う。

となると①なんだけど、まず「それなりの実力」がないと誰もついてきてくれないんだよなあ・・・。その点で人材問題がある。ぼく?嫌だよ。ぼくは主導型じゃなくてサポート型だから、そういうのを目指すひとのことを支えるほうが得意なんだ。仮に実力があったとしても性格的に自己肯定感が低くて、他人の意見は基本何でも肯定しちゃうマンだから向いてない。①をするんであれば、方法論として、フォロワー1000~2000人いるアカウントを準備する必要があると思うよ。

 

プレイヤー格付け

個人的にあんま好かないんだけど(大して上手くもないひとに「おまえ下手!」とか格付けされたりすると腹立つから。)、文化発展に一役買うことがあるのが「格付けすること」≒「プレイヤーランキングをつけること」。でも、この方法は色々リスキーなんだよね。

ちゃんと「上手いひと」を上位にもっていかないと、そこに引っ張られて界隈レベルそのものが酷いことになっちゃうから。だからちゃんと「プレイヤーのことをきちんと評価できる実力があるひと」こそがこういうの作らなきゃダメなんだけど・・・実際そこまでジャッチメント界隈の多くのプレイヤーを把握しているプレイヤーがいるかと言われるとそうでもないしなあ・・・。厳しい!

でもランキングをつけれるひとがいると、それなりに皆上手くなろうとするからこの手法は有効ではある。「上手くなろう!」の競い合いが「マウンティング」に代わるとすぐ界隈は滅びるんだけどね。メリットは大きいけどリスクも大きいのである。上手い人が格付けするんであれば大丈夫だとは思うけど。

 

<今日のまとめ>

f:id:splemine:20200905173627p:plain

つかれた

要約→(やべー書くの飽きてきた。)

ネタは多少なりともあるけど筆、一旦おきます。次回は「プレイヤー意識と戦術普及」とか「ブログの在り方」の側面からみんなが共生できる・良い人狼界隈を模索したいと思います。流石に2500文字近くぶっ通しで書くのはしんどい。

(校正後ぼく)文章校正してたら1500文字増えて4000文字になったよ。ふざけてる。