■ コーンスープが飲みたい
SNSで、日本のレストランの洋風の朝食の写真を良く見ます。
ホテルのレストランとかおしゃれカフェの朝食メニュー。お箸を使わず、ナイフとフォークのみ。お店側もきっと海外の雰囲気を醸し出そうとしているであろうメニュー。
フォロワーからのコメントも「海外の朝食みたいですね」というのが多数を占める写真。
あまりにも外国風で、一瞬「あれ?この人海外旅行中?」と思うものの※、すぐにこれは日本のレストランの写真だと見破れる品が1品だけあります。
※また話を盛ってしまいました。日本のレストランの盛り付けは綺麗で、量が少ないのですぐわかります。
さて、その1品とは。
コーンスープです。
カナダでは、そしておそらくアメリカでも、コーンスープが(ポタージュも)、レストランでも、スーパーマーケットでも、通販サイトでも扱っていないのです。
(ヨーロッパ等ほかの国については知りません…)
日本の欧米風朝食メニューの写真には必ずといっていいほどコーンスープらしきものが付いてきているので、あの味が恋しくなります。
■ スーパーにも売ってない
スーパーマーケットには缶詰のスープがたくさん売っています。が、コーンスープは売っていません(コンソメスープも無い)。
マッシュルームスープ、じゃがいもスープ、チキンスープ、ミネストローネ、クラムチャウダーなどなど。
でもコーンスープは売ってないんです(大事な事なので2回目言う)。
粉末タイプになると、そもそも品数自体が少なくて、そしてやっぱりコーンスープは売っていません。
■ レストランでも出されない
先述の通り、コーンスープが付いている食事の写真を見ると日本で撮った写真だとわかるぐらい、カナダのレストランではコーンスープは出されません。
スーパーマーケットと同様、クラムチャウダーやミネストローネなどが大抵のレストランで出されるスープで、コーンスープはお目にかかったことがありません。
■ 日本からの輸入品という手がある
もしかしたらネットならあるかも、と思いアマゾン・カナダで検索してみたところ、ありました。
でも、それは日本語のパッケージ。日本から輸入しているもののようです。
英語表記で、アメリカやカナダで作っているコーンスープは見当たりませんでした(根気よく探せばあるかもしれないけど)。
■ 誰も知らない起源?
ウィキペディアによると、コーンスープやコーンポタージュは確かヨーロッパのものらしいです。
でも、グーグルで色々な記事を検索してみても(日本語)、ヒットするのは海外在住の方々が現地でコーンスープが手に入らないとおっしゃる記事ばかり。
そして多くの記事がコーンスープが日本に入ってきた起源を見つけられなかったとか、現地人にコーンスープは飲まないと言われたとかの内容。
更には英語で検索をしたら、コーンスープは日本の料理だというものまで!
これってもしかして、コーンスープはハンバーグやコロッケみたいに「日本では洋食と思われてるけど実は日本オリジナル」ってカテゴリーの料理なんですかね?
次回帰国したらファミレスでコーンスープを注文したいと思います。
そういえば小泉今日子さんの Good Morning Call も観月ありささんのHappy Wake Up! も小室哲哉さんの作曲なんですよね。コーンスープといえばこの2曲も一緒に思い出します※
※クノール・カップスープのCMソングだったんです、30年ぐらい前に。
Photo by pixabay.com
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