ここカナダ某州ではレジ袋有料化どころかレジ袋自体が禁止になりました。金を払うからビニール袋をくれと言ってもビニールがないので店で売っているエコバッグを買わないといけないのです。でもゴミ袋は売っているという矛盾。
店によっては紙袋は無料でくれるようです。
紙袋では重いものは運べないし、なによりどこの店が紙袋をくれるのかわからないので、常にエコバッグを2つ持ち歩いています。
このご時世、使い捨ての袋の方が良いのにね、と思いつつ。
このレジ袋、英語では特に“レジ袋”とは言わず、普通に plastic bag と言われることが多いです。
ビニール袋ではなく、プラスチック袋です。
日本語でプラスチックといえばあのプラスチックを連想しますけどね(どのプラスチック?)。
同じ石油が原料の素材でも固いのはプラスチック、柔らかいのはビニールと分けて言いますが英語では同じみたいです。
エコバッグは eco bag で通じなくもないしネット通販でもそれで検索できますが、地球にやさしい素材で出来ているものを指したり、エコなバッグならなんでも eco bag と呼べてしまうので、必ずしも日本人が浮かべるアレとは限らないかもしれません。トートバッグで、ある程度大きくて、わりと丈夫なアレ...え?(みなさんが思っているエコバッグはそうじゃないの?)
reusable bag なら、みなさんが思ってるあのエコバッグに近いと思います。 繰り返し使える袋、という意味ですね。通勤・通学ようのバッグとはちょっと違う、たいていトートバッグのような形で、ナイロンや生成の素材で、折りたたむことのできる、一般的なエコバッグです。
日本語ではエコバッグを「マイバッグ」とも言うこともありますが、英語では「私のマイバッグ(my my bag ???)」のように文法的におかしなことになってしまうので使えません。「あなたのマイバッグ」になるとますます意味不明に(your my bag???)。
どうしても「マイバッグ」にこだわりのある方は、own bag にすれば近い表現になります。
- 俺は俺のマイバッグを使うぜ→I'll use my own bag.
- マイバッグを持参してください→Please bring your own bag.
shopping bag (買い物袋)と言ったりもするので、文脈によっては eco bag、 reusable bag、 own bag、いずれのバッグも shopping bag と言っても良いかもしれませんね。
レジ袋が廃止になってしまったのは不便で個人的には残念ですが、仕方がないので割り切ってエコバッグを使う生活を楽しもうと思います。
若かりし頃、勤めていたメンズアパレルブランドがエコバッグを発売することになり、エコバッグ本体はもちろん、使い捨ての袋を使わない生活が格好良く思えて購入したんです。
が、便利さに流され、エコバッグを使わない派に逆戻り。
あれから二十数年。21世紀の今、遂にエコバッグを使う時が来ました。
ファッションに合わせて、洗えるエコバッグをいくつか買おうと思います(今はスーパーで購入したダッサイ野菜柄の洗えないエコバッグを使用中)。
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