世の人々が信じているストーリーが描かれている1冊です。
冒頭から、SMのスナッフビデオ、趣味の人など
どう繋がりがあるのだろうと考えるところが大きかった。
メディアの報道で元スチュワーデスといえば
「ああ、あれね」と思い出す。
この頃は報道陣が警察に質問を投げかけると
即、締め出しされてしまう。
だから、疑わしくともそのまま報道せねばならなかった。
検察側の描いた筋書きです。
読み比べをしてみました。
↓
ドキュメンタリー ルーシー事件の真実 近年 この事件ほど事実と報道が違う事件はない
証拠の写真や公判の速記録、織原被告が起訴された女性たについて、
法廷で明らかになった事実、愛犬の写真なども記載されてます。
その他、被告が話したくなかった事実や、
記録魔(テープを録音)であったことも、
働かなくても収入があるので、人を試す行動を面白がってしていた。
「闇を食う人びと」で公判中、何度も否定している描写がでてくる意味が
読み比べるとわかります。
検察は起訴を行ってしまったため、証拠隠滅・公文書偽造など
数々の違法行為に手を染めた。
第1章にまとめられている。
事件の詳細・公判における被告の発言内容・最終陳述書、被告の生い立ち
事件の真実(結び)。
ルーシー事件の真実のみを知りたい方は、8章P767~778、がおすすめ。
(被告が10代からつけているプレイノートとは、歪曲されたもの。
ほとんどが風俗や恋愛相手。検察官は起訴した以上有罪にしなければならない。
1ヶ月に1回、毎月違う女性を相手にした場合、10年で120人になる。)