【スキル不足?】社内限定スキルは転職面接でアピールできるか

はじめての転職活動

キャリアの転職活動でプレゼンテーションを求められる項目の一つに『スキル』があります。

キューピー
キューピー

実はスキルがないと悩む転職活動者は意外と多いのです。

スキルは色々なものがありますが、今回特に注目したいのは、

チキ
チキ

社内でしか通用しないスキルとされるもの

です。

社内でしか通用しないスキルは転職活動には使えない、という話をよく耳にしますが本当にそうなのでしょうか?

チキ
チキ

答えは『使えます』

どのように使えるのか、見ていきましょう。

この記事はこんな人の役に立ちます

・自分にはスキルがないと悩んでいる人
・社内向けの職務経歴が長く、対外的なビジネスにあまり関りがない人
・自分の何が強みなのかよく理解できていない人

転職活動で通用するスキルは『社外で通用するスキル』

まずは転職活動で通用スキルについて、事前に理解しておくことをおすすめします。

なぜでしょうか?

キューピー
キューピー

社内でしか通用しないスキルを社外で通用するスキルに変えるからだよ★

転職活動で通用するスキルは基本的に『社外で通用する』スキルとされます。

『社外で通用するスキル』とは、通常のビジネスシーンで利用できるスキルという事になります。

先ほどの話と矛盾するように感じるかもしれませんが、あなたが社内でしか通用しないスキルを面接の場でアピールしても、好評価を得られることはないでしょう。

この記事の答えは、社内でしか通用しない(と思っている)スキルを転職活動でアピールできるスキルへ『転換』することです。

それでは、これからそのステップを踏んでいきましょう。

ステップ①:転職面接でアピールできるスキルを知る

まずは、ゴールを知ることが大切です。

今回のゴールは『転職面接でアピールできるスキル』すなわち『社外で通用するスキル』とは何かを知るという事です。

『社外で通用するスキル』とはすなわち、『一般ビジネスの場で通用するスキル』です。

言い方を変えると、『転職先でも通用するスキル』という事になります。

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ステップ②:転職先でも通用するスキルは2種類

これから先は、転職面接でアピールできるスキルの事を『転職先でも通用するスキル』という呼び方に統一します。

そして『転職先でも通用するスキル』は大きく2種類に分かれます。

①ヒューマンスキル

②テクニカルスキル

の2種類です。それぞれどのようなスキルを意味するのでしょうか?

ヒューマンスキルは良好な人間関係を構築するスキル

ヒューマンスキルは『良好な人間関係を構築する』ためのスキルで、マネージャーには必須のスキルと言えます。

マネージャー候補でなくとも、業績貢献を求められるキャリア転職ではヒューマンスキルは重要な評価材料となります。

ヒューマンスキルは例えばこのようなスキルを指します。

・コミュニケーション力
・交渉力(調整力)
・プレゼンテーション力
・ヒアリング力
・マネジメント力

このスキルは仕事全般に必要な屋台骨のようなスキルで汎用性が高いです。

いかなる職場でも重宝されるスキルですが抽象的であるため、転職面接でアピールするためには具体的な数値やアウトプットを添えて説明するとよいでしょう。

次にテクニカルスキルです。

テクニカルスキルとは業務遂行能力を意味する

テクニカルスキルは業務を遂行する上で必要となるスキルです。

例えばこのようなスキルが挙げられます。

・計数管理・計算能力
・特定分野の専門的知識
・業務遂行に必要なPCスキルや文書作成スキル
・会計や法務に関する知識
・特定の技術習得

何かの資格を持っているイメージに近いです。

キューピー
キューピー

テクニカルスキルを証明するのが『資格』なんだから当たり前のこと言いよるやーん♥

チキ
チキ

はい、キューピーそういうとこ突っ込まなーい♬

転職面接でアピールしやすいのは『テクニカルスキル』の方だと思います。

分かりやすいし客観性が高いからです。

ステップ③:2つのスキルを掛け算する

説得力のある『転職先でも通用するスキル』の説明は、この2種類のスキルを掛け算することです。

5人の組織を率いるマネージャーとして、財務経理の専門スタッフを指揮しつつ外部監査人の知見も活用しながら、500億円規模のM&A案件を完遂した。

そりゃこんなこと言えたらスペシャルですが、こういう形でスキル証明をしましょうという記事です。

つまり、私には『業務遂行に必要なスキル』があり、『ヒューマンスキル』を活かしながら仕事を広げることができる。

こういう組み立てを考えていくことになります。


ステップ④:社内でしか通用しないスキルとは?

さて、ここからが本題です。

本記事はそもそも『転職先でも通用するスキル』をお持ちの方向けではありません。

自分には社内でしか使えるスキルしかない・・・・

とお悩みの方向けの記事となっております。

『社内でした通用しないスキル』とは具体的にはどのようなものでしょうか?

それはズバリこのようなスキルです。

①その会社固有のルールやお作法に詳しい
②社内システムに詳しい
③社内の人脈・顔が広い
④既存の大口顧客や既存の仕組みを利用して大きな実績を上げている

特に最後の項目については賛否両論あると思います。

顧客と直接交渉したりするようなポジションではなく、歯車的な業務に携わっているようなポジションだと実績は大きいのですが、転職先でも通用するスキルと言えないと思っている人も多いと思います。

上記の内容をそのまま転職面接の場で説明すると、200%不採用になると思います。

ではどうすればよいのでしょうか?

社内でしか通用しないスキルに隠れている『社外でも通用するスキル』

まずは先ほどの社内でしか通用しないスキルの例を持ち出します。

①その会社固有のルールやお作法に詳しい
②社内システムに詳しい
③社内の人脈・顔が広い
④既存の大口顧客や既存の仕組みを利用して大きな実績を上げている

さて、ここからこの中に眠っている『社外でも通用するスキル』つまり『転職先でも通用するスキル』を探してみましょう。

確かに上記はそのまま読むと確実に社内でしか通用しないスキルのように見えます。

そこで、こんな問いかけをしてみましょう。

チキ
チキ

そのスキルをどのように構築しましたか?
そのスキルをどのように応用・改善しましたか?

例えば社内でしか使えないルールがあったとしても、そのルールを応用したり修正したりして業務効率を改善した実績はありませんか?

そのような経験があるのであれば、あなたには新しい仕組みを作るスキル、または問題発見と解決のスキルが備わっていると言えるでしょう。

そのプロセスではどのような動きをしましたか?チームを作ったり、有識者を巻き込んだりした実績はありませんか?

そうした経験があれば、あなたはヒューマンスキル(コミュニケーション能力やアレンジ力)を磨いていると考えられます。

既存で存在するのチャネルや仕組みを利用したビジネスに携わっていた方、チームで協調しながら仕事していませんでしたか?

協調性やチームワークができることは立派なヒューマンスキルです。

仕組みの見直しや改善業務に携わったことはありませんか?

社内で顔が広い人、どうやって人間関係を構築しましたか?

あなたは相手の特性や考えを見抜くことがうまいのではないですか?

社内で色々と交渉や調整業務に携わった結果、ここまで広い人間関係を構築できたのではないですか?

どうやって交渉や調整をしましたか?何を工夫してどんな苦労がありましたか?

そこから得たものは何ですか?転職先でも応用できることはありませんか?


社内しか通用しないスキルを社外で使うと仮定してみる

先ほどだいぶん質問をぶつけましたが、答えられそうなものはありましたか?

答えられた内容があれば、それがあなたの

チキ
チキ

『社内しか通用しないスキル』と思っていても『転職先でも通用するスキル』です(ややこし)

そのスキルを御社(応募先企業)でどのように活用できそうか、考えてみて下さい。

社内でしか通用しないと思っていたスキルの中から、一般的に使える要素を抽出して、それを普遍的なスキルとして是非アピールしてみて下さいね。


社内しか通用しないスキルを転職面接でアピールする方法 まとめ

今回の記事と同様、転職面接でのアピールポイントに苦慮している方向けにこんな記事も書いています。

併せて読んでみてくださいね。

ということで今回の記事まとめです。

・社内でしか使えないスキルの中にも社外で使えるスキルは含まれています
・転職面接では『ヒューマンスキル』と『テクニカルスキル』を掛け算して話しましょう

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