膝OAで使用される装具
装具の種類
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装具の目的
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外側楔状型足底板
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内反膝の場合に使われる
足底外側部を高くしたインソールを挿入する事で疼痛の軽減を得る
外側楔状型では装着により脛骨軸が床に対して直立し、内側関節面の負荷を減少させる
歩行初期の動揺が抑制されることで、歩行初期の疼痛軽減が得られる
注意
変形が高度のOAでは効果はみられない
軟骨の磨耗や半月板損傷などが痛みの原因となっているものについても効果は少ない
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支柱付サポーター
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膝の両側面に支柱のあるサポーター
側方動揺の不安定性膝に有効
立脚相での膝屈曲時に、大腿骨の前方滑りを防止する
軽度から中等度の患者に適応
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硬性装具
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内側に二点、外側に一点の三点固定を行うことで、内反変形を矯正する
構成装具は患者負担が大きい
重症患者に適応
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軟性装具
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患者自身の安心感が高まる
保温作用があるため、寒さによる痛みの増悪がみられる場合に有効
加重負荷および安定性向上などは期待できない
軽症患者に適応
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T字杖
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膝関節への免荷
膝のさらなる変形予防
注意
健肢側有意の歩行をクセを付けてしまうと、健側までも膝OAを誘発させる
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