夜空のドラゴンズ

中日ドラゴンズ応援ブログです。

老舗球団 中日ドラゴンズの活躍に私的な意見など書いていきたいと思います。

ラミちゃんの分析

元DENA監督になっちゃった、ラミレスが、ラミちゃんねるってYou Tube始めましたね。始めたばかりだよね?監督時代はできないだろうし。


そのちゃんねるで、ラミちゃんはセリーグとパリーグの違いを分析していました。今回の日本シリーズで巨人が惨敗したことによるところもあるとは思う。


最近、私もこの話題ばかりになってきました。巨人がやられて嬉しい!っていうほど私はアンチ巨人ではない。むしろ今回は勝ってほしいと思っていた。基本、強いチームが実力が劣るチームに負けるというのが、エキサイティングなことだとは思います。


ラミちゃんがしきりに言っているのは、投手の球の速さ。先発で150キロ以上投げる投手が、パリーグ70%に対し、セリーグ40%という。ほんとに調べたの?って言いたくはなるが、ドラフトでもパは剛速球投手を獲得傾向、セは技巧派傾向だとも言ってました。中日で考えると、大野、福谷、ロドリゲスは150キロを主体にして投げることができる。勝野も投げれるんだが、なんかちょっと違う感じ。柳は145キロくらいがマックス。松葉は130キロ台がほとんどではないでしょうか。福谷が先発で頭角を出したというのが、本当に大きい。


打者はパリーグは150キロ台の投手と常時対戦するため、慣れている。今季、中日は速い球に差し込まれて打てないなどと、年より臭いことを言ってましたね。もし交流戦があったら、打撃不振になっていたかも。


走塁面に関しても、投手は速い球、捕手も強肩揃いの中で、パリーグは盗塁を決めに行くのでセリーグと対戦すれば、かなりの確率で盗塁を成功させることができると。この辺は、ソフトバンクしかイメージ沸かない。しいて言うなら日ハムの西川もそうなのかな?ただ衝撃だったのは、広島とソフトバンクが対戦した時の甲斐キャノン。広島はセリーグでも走りまくっていたころなので、それをいとも簡単に封じるというのは凄いと思った。あとは周東の存在ですね。


それらもろもろ、パリーグのほうがパワーがある。というか、あたりが強いというかね。ラミちゃんいわく、5年の差があるようですね。セリーグも徐々に追いかけているのですが、その速度が遅いということも言ってました。これでは差は開くばかりか・・・


今回の日本シリーズ。ソフトバンクの陣容を見ると、ベテランが何人か、それも日本一を経験している選手が何人も。対して巨人は若い選手が多かったとも。私、逆かと思ってたんだけど、考えてみれば、松田、柳田、中村も長谷川も投手の和田、。歴戦のつわものが主力にも脇にも配置されてますね。巨人のベテランにずる賢さをみせろ!と要求したのですが、その上手でしたね。巨人の若い選手は残念ながら、ソフトバンクの若い選手、周東、牧原、石川に比べると、ほんと、か弱き子羊って感じがしてならない。


ラミちゃんはDH制とセリーグの打者投手制についても。それぞれの違うシステムがあるからこそ、面白いということを言ってたかな。確か。なのでセリーグDH制の導入は反対だと言ってました。今回、原監督が全試合DH制を飲んだ。コロナ禍の中、選手の負担を分散させるという工藤監督の提案だった。日頃、DH制推進派の原監督は飛びついたが、結果的にははまってしまった。この辺、DHだから不利という定義もわかりにくいんですけどね。工藤監督は多分、純粋に選手のコンディションを思ってのことだと思うので、策略ではない。ただ真っ向勝負を受け入れて、セリーグ特有の駆け引きのできるシステムを使えなくしてしまったのはちょっと痛かったかな。ただこのセリーグの打者投手制、セリーグの投手が打撃においてパリーグの投手を凌駕しないと、全く意味のないものになる。下手するとパリーグの投手のほうが打ったりする。こうなると目も当てられない。そこで違いを見せないと、DH制導入論がこの先も取り上げられる。なにもホームラン打てというわけでなく、野手なみの旨さを見せないと。


それにしてもラミちゃん、この先、またどこかで監督するのでしょうかね。パリーグでやるのもいいかもしれない。DENAの野球はわりとパリーグのように、当たりの強さを求めていたような気もする。

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