こんにちは。
英会話の伝道師・まさぽんです。

 

今回は、町の本屋さんにも必ず置いてある
「一億人の英文法」という書籍について、
その効果的な使い方を検証します。

 

英語をやってる人ならば、
必ず一度は目にしたことがある参考書です。笑

 

「すべての日本人に送る、話すための英文法」
というキャッチフレーズも掲げられているので、
なかなかインパクトは大きいですよね。

 

日本人であり、英語学習者でもあるあなたは、
TOEICの試験で高得点を取ってみたい・・・
英語を話せるようになってみたい・・・
など、色んな願望を持っているはずです!

 

そんなわけで、この本を持っている僕が
果たして本書はTOEIC対策にも有効なのか?
どのような人が使うと効果的なのか?
を、詳しく解説することにしました。^^

 

↑僕も持っている、一億人の英文法(東進ブックス)です。

 

著者 大西 泰斗 / ポール・マクベイ
発行者 永瀬昭幸
発行所

株式会社ナガセ

東京都武蔵野市吉祥寺南町 1-29-2
出版事業部(東進ブックス)

電話番号 (TEL) 0422-70-0003 (FAX) 0422-70-7457
URL http://www.toshin.com/books

 

この記事がオススメな人】

  • 『一億人の英文法』の対象者を知りたい人
  • 『一億人の英文法』の効果的な使い方を知りたい人
  • どのように英文法を学べば良いかを知りたい人

 

「一億人の英文法」の概要

 

本書はAmazonの「英文法・語法」カテゴリーで
一位を獲得している文法書であり、
今もなお売れ続けているロングセラーの1つです。

 

一般の書店でも販売していますが、
ネット上でポチることもできます。

 

英語を話せるようになりたい人向けの文法書

 

「話すための英文法」を掲げる本書は、
さぞかし普通の英文法書とは違う特徴を
持っているんだろうな~、と思えますよね。

 

でも一体、どこがどう違うのかは
読んでみないと分かりません。

 

そんなわけで、本書の販売ページより、
本書籍の紹介文を抜粋してみました。

 

すべての日本人が「話せる英語」を「最速」で達成するための英文法大全。英語のシステムやネイティブスピーカーの意識が,豊富なイラストとコラムで最もカンタン且つ詳細に解説されています。受験や資格のためだけではなく,本当に日本人が英語を話す(動かす)ことができるようになるための「エンジン」を搭載。従来の文法教育の「失敗」を払拭し,日本の英語教育を変える,全く新しい英文法書がついに誕生しました。

・・・というわけで、
日本の従来の英語学習にはなかった
「話すためのエンジン」とやらが
本書には搭載されているようです。

 

ただ、僕がこの本を読んだ限りでは、
どこにも「エンジンのかけ方」については
解説されていませんでした。笑

 

様々な文法知識は解説されていましたが、
どうすれば話せるのかについては
特にこれといった記述はなかったですね。

 

実際、英語を話すには段階がありますので、
「ただ本を読んだだけでペラペラになる!」
といった幻想は、抱かない方が良さそうです。

 

読者対象の英語レベル

      ↑本の帯より抜粋。

 

『一億人の英文法』は、その名の通り
すべての日本人を対象として書かれているので
対象範囲は非常に広いです。

 

ただし、受験英語で示すならば、
中学生以下の基礎レベルは “対象外” です。

 

日本の人口は全部で約1億2000万人ですが、
0歳~15歳で約1,600万人という割合なので、
中学生以下の人口を除けば、確かに
『一億人』のための英文法となりますね^^

 

まあそんな細かい話はさておき、

 

本書は中学英語の知識を既に習得し終えた、
高校英語レベル以上の人が取り組むことで、
上手に活用できる教材だと言えるでしょう

 

もっとも、中学を卒業したからといって、
全員が中学英語を習得している訳ではないので、
多くの人にとっては本書を読んだら、
難易度がかなり高く感じるはずです。

 

「一億人の英文法」の効果的な使い方

 

一億人の英文法は、人によって
効果的な使い方が変わってきます。

 

なので、人によっては買わない方が良かったり、
一回流し読みするだけで良かったり、
もしくは辞書的に使うのが良かったりします。

 

英語教材全般に言えることですが、
「それが自分に合っているかどうか?」
が、選ぶ際に最重要となる判断材料です。

 

どれほど巷で有名な教材だったとしても、
自分に合ったものをきちんと選ばなければ、
難易度が高過ぎたり、逆に簡単過ぎたりなど、
いろいろと後悔もするかもしれません。

 

英語の参考書や単語帳を買ったはいいものの、
一回も使わずに本棚で埃を被ってるパターンって、
わりと多くの人にありがちですから・・・。

 

なので、本書はどういった人向けの参考書で、
それぞれがどのように使っていけばいいのか、
今から僕が、解き明かしていきます。

 

本書のタイトルには
「すべての日本人に送る~~!」
とキャッチコピーが書かれていますが・・・

 

それなら、今まで全く本を読んだことがなく、
英語を学んだことがない人でも読めるのか?
というと、
そんなことはありませんよね。

 

なので、なるべく属性別に分けて
本当はどういう人がこの本を使うべきなのか?
を、
僕から解説したいと思います。

 

社会人向け

 

まず、本書で対象としている社会人の定義とは、

「中学英語を既にマスターしており、活字を読むのに抵抗が無く、本格的に英語を使って人生を豊かにしようというバイタリティのある勉強熱心な社会人」

のことを指しています。

 

分量も全部で700ページ近くあるため、
英語に関する基礎知識を持たない人には
決してオススメはできません。笑

https://twitter.com/KeitaYoshimizu/status/1236592536023523328

 

ただし、初心者の壁を超えて、
高校英語レベルの知識を持っている社会人なら、
本書を一冊、持っておいて損はないですね。

 

特に、受験レベルの知識を超えて、
「話す英語」を身に着けたい人は、
本書を一読する価値はあります。

 

この本には索引が付いていないため、
1ページ目から通読をし、最後まで目を通すのが
基本的な使い方となっています。

 

なので、高校英語の知識を持つ社会人の方は
最初から最後までとりあえずざっと読んでみる
これがベストな使い方となるでしょう

 

 

たとえば前置詞の細かい使い方などは
多くの日本人にとっての悩みどころですが、
そのあたりの解説を、ネイティブ感覚を通じて
うまくまとめてくれています。

 

同様に、可算名詞と不可算名詞の違いなども
ネイティブ感覚をうまく解説しているので、
本書を読めば、直感的に理解できます。

 

ただし、上記の文法用語を見て
「前置詞ってなに?」
「可算名詞ってなに?」
と頭が混乱してくるようであれば、

本書を読むのはまだ早いと思います。

 

あくまで『一億人の英文法』の読者は、
既に中学英語をマスターした人向けなので、
文法用語は既に知っている人が対象なんですね。

 

大学受験生向け

 

受験生向けの本書の使い方を一言で表すなら、
「そもそも使わない方が良い」です。

 

もしも本書を有効に使える受験生がいるならば、
それは既にハイレベルな英語の実力があって、
大学入学後を見据えた学習をしたい人です。

 

本書の冒頭には、大学受験を乗り越える力、
すなわち「英語の実践力」を身に着ける、
といった内容が書かれています。

 

でも、大学受験の対策をしたい人は、
大学受験生向けの教材を使った方が良いです。

 

僕も過去には国立大学の受験を経験しましたが、
受験英語は出題範囲がだいたい決まっていて、
その中で知識や技術を身に着けていかないと
なかなか点数が上がっていかないからです。

 

なので、決して読むなとは言いませんが・・・

 

最低限の受験対策スキルをお持ちでない場合は
本書を手に取るのは入学後でも十分間に合います。

 

今、予備校などに通っている高校生は、
まずそこのカリキュラムをしっかり消化して、
その後、必要と感じた教材を併用すると良いでしょう。

 

ちなみに僕は大学受験では予備校に通いましたが、
そこで知識を得てから本書を手に取ったところ、
だいたい「書いてあることは一緒」でした。笑

 

既に知識として身に着いていることを、
また別の角度から解説し直された感じですね。

 

受験英語にありがちな
「丸暗記」に頼らない知識を得たい人には
本書を読んでみると良いです。

 

 

たとえば、本書の252ページには、
「home, abroadの使い方」が出てきます。

 

なぜ、“go home” には前置詞がないのに、
“at home” には前置詞がつくのか?

 

こういう「かゆい所に手が届く知識」って、
ネット検索をしても出てこないのですが、
本書をまるっと一読みすれば、理解できます。笑

 

それも、単なる知識ではなく、
ネイティブ感覚に沿って解説されているので、
「腑に落ちる感覚」を伴うんですね。

 

ただし、受験生は時間が限られているので、
ペース配分には気を付けてください。

 

あなたが現役高校生の場合、
本書は「1週間~10日」で読破せよ!と
著者は前書きで述べています

 

全部で700ページある本なので、
1日当たり70ページずつ進む計算ですね。笑

 

けっこう大変かもしれませんが、
エリート教育を受けてきた高校生であれば、

決して不可能なレベルではありません。

 

既に基礎英語が身に着いていて、
受験を余裕でクリアする自信のある高校生は、
タイムアタックで本書に挑戦してみて下さい。

 

TOEIC®対策には「一億人の英文法」はオススメできない!

 

『一億人の英文法』を読んだだけでは
TOEIC®の点数が急激に上がることはありません。

 

TOEIC®のリーディングテストは、
①短文穴埋め問題 ②長文穴埋め問題
③その他、長文問題 という構成ですが、

 

これらすべてをきっちり読み解くためには、
文法以外にも多くの事を学ぶ必要があり、
その際には実践的な問題演習が必須だからです。

 

ただし、TOEIC®や英検を受ける人も
本書の読者対象として、含まれていました。

 

ここでいう “TOEIC” とは、
年に数回開催され、今は6,490円で受験できる

リーディングとリスニングの試験を指します。

 

「話すための英文法」を掲げる本書なのに、
リーディングとリスニングが主のTOEIC対策に
役立つのかは、
少し疑問の余地がありますね。

 

これに関して、僕の個人的な見解を
語ってみたいと思います。

 

TOEIC900以上を狙うなら一読の価値アリ!

 

あなたが既にTOEICで高得点を取っていて、
さらなる高み(900点以上など)を目指す場合、
本書の内容はそれなりに役に立ちます。

 

TOEICの試験は、単なる英語力のみならず
「スピーディな情報処理能力」が問われるので、
どんどん設問を解き進めなくてはなりません。

 

そんなスピード感を求められる時に、
「ネイティブ感覚」を持っている人は、強いです。

 

頭で色々と理屈を考えるよりも、
感覚でパッと問題を解ける方が、
圧倒的にスピードは速いからです。

 

そして、『一億人の英文法』には、
具体的にネイティブがどんな感覚を持っているのかが
項目別に、分かりやすく解説されています。

 

本書に書かれている内容は
TOEICをもっと速く解き終わりたい、という方や
900点以上の高得点を狙っている人は、
押さえておくと良いですね。

 

ただし、まだ基礎力がない段階で
本書を読んだとしても、内容が入ってこないので
まずは基礎知識をつけることが優先です。

 

TOEIC対策の基本は過去問題集を解くこと

 

あなたが現時点で、
TOEIC730点以上を取れていないならば、
本書はあまり効果がないかもしれません。

 

まずはTOEICを制限時間内に解けることを
最優先課題にしてください。

 

おそらくあなたも
「TOEICが最後まで解き終わらない!」
というタイプですよね?

 

TOEICは大量の問題を
制限時間内で解くテストなので、
人によって出来に大きな差が生じるのです。

 

なので、あなたがTOEICで高得点を取りたいなら
まずは「問題を制限時間内に解き終える」ことを
目標に設定してみてはいかがでしょうか。

 

そのためには、まず基礎英文法を習得し、
英単語をたくさん(できれば1万語くらい)覚えて、
構文や長文読解にも慣れることが必須となります。

 

そしてある程度の実力がついたと思ったら、
TOEICの過去問題集を何度も解いてみて、
自分に足りない知識を補強してみると良いでしょう。

 

過去問を解くことに慣れておけば、
TOEIC専用の情報処理のコツも掴めるので、
点数を伸ばしやすくなりますからね。

 

もちろん、それらの対策をして点が上がるのは
十分に基礎力を持っている人だけなので、
まずは文法知識を身に着けるのが優先ですね。

 

その際には『一億人の英文法』ではなく、
もっと基礎レベルに焦点を当てた講座に参加して、
着実に英語力を伸ばすことをオススメします。

 

その後、TOEIC730点以上を取得してから、
本書を読めばいいかと思います。^^

 

「総合英語 forest」と比較すると…

 

『一億人の英文法』は、
『総合英語 forest』に比べて、

初めから読み進めやすいと思います。

 

forestって「イカニモ文法書!」
みたいな小難しい雰囲気が強いので、
人によっては抵抗感が大きいです。笑

 

僕も今でこそ、英語で人生をEnjoyしていますが、
高校生の頃は英語に嫌悪感を持っており、
参考書なんて全く読む気になれませんでした。

 

高2の頃に配られた「総合英語 forest」は、
あまりにも分厚く、持ち運びがしんどかったので
ずっと学校のロッカーに入れていた記憶があります。

 

ほとんどページもめくらなかったので、
当時の僕には、forestは読みづらかったんですね。

 

なので、英語初心者のTOEIC対策としては、
『一億人の英文法』も『総合英語 forest』も
両方オススメはしません。

 

個人的に、forest等の分厚い文法書は、
必要とした時に「辞書代わり」に
索引から関連項目を引いてみると良いです。

 

ちなみに『一億人の英文法』には、
索引がついていないことで有名なので、
辞書的な使い方をするのであれば、
まだforestの方がだいぶマシです。笑

 

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ちなみにforestも高校英語なので、
中学英語をまだマスターしていない場合は、
もっと簡単な教材から始めた方が良いです。
(※本記事の最後の方で具体的なものを紹介します。)

 

英文法を独学でマスターできる人の4つの条件

 

英文法を独学でマスターできる人には、
一定の厳しい条件があります。

 

この記事を読んでいるあなたも、
「英語をなるべく独学で極めたい」
という願望を持っているかもしれませんね。

 

基本的に、独学でひたすら頑張るよりも、
誰かに教えてもらった方が
圧倒的にスピードも勉強効率も良いのですが、

 

ごく一握りの天才タイプに限っては、
独学でも英語をマスターできる可能性があります。

 

ちなみに僕は天才肌ではないので、
自分が勉強する時は必ず教えてくれる人を
頼ることにしています。
(そうしないと、なかなか壁を突破できないのです)

 

そんな僕が分析した
「独学でも英文法をマスターできる人」
の条件を、今から4つ挙げますね。

 

  1. 過去に大きな成功体験のある人
  2. 英語に苦手意識がない人
  3. 活字を読むのに抵抗がない人
  4. 画を立ててコツコツ学ぶのが得意な人

上記の4つに当てはまっていれば、
あなたも独学で英文法を仕上げて、
バイリンガルの仲間入りを果たせる可能性は高いです。

 

❶ 過去に大きな成功体験がある人

 

文法を独学でマスターできる人は、
何かしら過去に大きな成功体験を
持っているパターンが多いです。

 

特に、何かの大会やコンクールなどで
個人で優勝した経験のある人は、
独学で何かを学ぶことが得意な傾向にあります。

 

成功体験を持つタイプの人は、
基本的にポジティブだし楽観的だし、
セルフイメージも高いので、
ちょっとしたことで挫折しませんからね。

 

努力の基準値も高い傾向にあるので、
やるとなったら猛烈な集中力を発揮して、
成功法則を自力で掴むことも得意なタイプです。

 

英語学習も、途中で色々な壁が生じますが、
その都度、諦めずに前を向き、
自力で大量の学習を続けられる人であれば、

独学でも、順調に実力を伸ばせます。

 

❷ 英語に苦手意識がない人

 

独学で成功する第二の条件として、
「英語に元々、苦手意識を持っていない」
というものが挙げられます。

 

というのも、日本人は2人に1人が
中学生の段階で英語学習につまづいてしまい、
英語への苦手意識を持っているためです。

 

英語に対する苦手意識が頭にあると、
途中で壁が生じる度に、
「あ~、もうダメだ・・・><;」と
悲観的な考え方をする傾向にあります。

 

しかし、学習の壁は必ず誰にでも生じるので、
そこでポジティブに踏ん張れるかどうかが
勝負の分かれ目になってきます。

 

僕の知る限り、独学で文法をマスターできる人は
元から英語には苦手意識を持っておらず、
割と小さい頃から英語が好きだったタイプです。

 

これ系の人々は、英語のテストでも高得点を取れるし、
周りにも英語仲間がいたりするので、
基本的に勉強のやり方には困らないんですよね。

 

そういう「元から得意だった」タイプであれば、
独学でも自己管理をきっちりと行い、
英文法をマスターできる可能性は高いです。

 

❸ 活字を読むのに抵抗がない人

 

独学で英文法をマスターするには、
文章に対するリテラシーが高いことが
必須の条件となります。

 

この記事で挙げた『一億人の英文法』も、
全部で673ページほどあるので、
これを全部読み切るのは、けっこう大変です。汗

 

なので、本を読むと眠くなったり、
途中で集中力が切れてしまう・・・
といった人は、独学は避けた方が良いでしょう。

 

ちなみに僕が以前お話した30代女性は、
TOEICで既に800点以上を取得していましたが、
文法書を読んでも理解できないと語っていました

 

そもそも文章で得られる情報って、
全体のうちのほんの一握りですからね。

 

文字には表れてこない
「ちょっとしたニュアンス」については、
文章よりも音声や動画、生授業で学ばないと
なかなか身に着きづらいところがあります。

 

もっとも、それらで学んでいる時点で
独学とは言えないんですけどね。^^;

 

❹ 計画を立ててコツコツ学ぶのが得意な人

 

独学マスターの第四の条件として、
「計画を立てて実行するのが得意」
というものが挙げられます。

 

英語の勉強って、ただテキトーにやっても
なかなか実力が上がらないんですよね。

 

これは僕も過去に痛いほど経験済みだし、
テキトーにやると基準値がどんどん下がるので、
良くて現状維持が関の山です。

 

ちなみにここでいう「テキトー」というのは、
特にこれといった学習計画も立てず、
その時の気分に任せて英語を勉強する、
というスタンスで机に向かうパターンを指します。

 

予備校などのカリキュラムに沿っていれば、
何もしなくても講師がスケジュールを考えて、
必要な課題などをその都度与えてくれますが、

 

独学ではそれらすべてを自力で行う必要があります。

 

なので、学習計画をきっちり立てて、
ストイックに日課の勉強を実行しつつ、
必要に応じて臨機応変にプランを変更できるなら、
独学でも文法をマスターできる可能性はあります。

 

 

『一億人の英文法』の口コミ・評判

 

Amazonの「英文法・語法」部門で
堂々1位を獲得している本著ですが、
実際に購入した人たちからは、
どのような口コミ・評判があるのでしょうか?

 

良い評判と悪い評判があったので、
それらを両方取り上げて判断してみましょう。

 

良い口コミ

大変おススメ!

とても解りやすく、読んでいて苦にならない。
これまでの丸暗記型の文法書ではなく、感覚からスッと入っていける自然さがいい。

感覚についてわかりやすく書かれている!

感覚の違いをわかりやすく書いてくれているので、コアな部分での使い分けに役立ちました!十数年前に学校で勉強した文法をもう一度確認がてら勉強するとっかかりとしてはよかったです。

読み応えあり。

読み始めました。少しレベルが高いので、初心者より中級者向けかなと思います。

読み応えがあります。

教科書には出てこない単語が多く見られますが、ネイティブは使っている生の単語も学習できます。

 まさぽん まさぽん

ポジティブな口コミの中には、「感覚を学べる」「読み応えがある」というものが多かったです。ある程度、勉強を積み重ねたレベルの高い英語学習者にとっては、ネイティブと日本人の感覚が分かる良書だと言えそうですね。^^

悪い口コミ

英語初心者には不向き

文法の勉強と為にと、レピューを見て購入しましたが後悔しています。タイトルに「話すための」とあるように、基本的な文法を習得している人のステップアップ教材としてはいいと思います。

内容は、細かい文字で600Pのボリュームを読み進めるのはかなりの苦痛です。10日で読めなかった私は、最初の挫折を感じました。話し言葉や、くだけた例文も私には合いませんでした。「〜だよ、もうわかったよね。」とニコニコしながら圧力を感じるような。例文の内容にも少し奇妙な印象を受けました。

とにかく分厚いし、けっこうレベルが高い

簡潔な文法書と思い、購入したところ600ページぐらいありました。わかりやすく書いてはいるのですが、読書が苦手な方にはオススメできません。あと、例文の単語が難しい所が多々ありました。これを読む前に、簡潔な中学レベルの文法書を読んでおいたほうがいいと思いました。

なんと、索引がない!どういうこと?

驚いたことに、索引がありません。非常に使い勝手が悪いです。文法は、自分に合った問題集を使い、疑問点を参考書で調べるべきでしょう。この本を「読んでいる」なんて信じられません。

英語の勉強

学生時代でそれっきりの英語学習の為に購入しましたが、この本はレベルがそれなりに高いです。日本語での説明が大量に記載されてますが、理解には時間を必要とします。

 まさぽん まさぽん

全体としては、「量が多い」「索引が無い」「筆者の語り口調が苦手」というネガティブコメントが見受けられました。文法書としての量は標準レベルだと思いますが、索引で辞書的に使うには適さないようですね。あと、やっぱり初心者向けには本書は作られていないようです。′ `;

 

まとめ

 

『一億人の英文法』には、
話すための英文法というテーマが
一貫して掲げられています。

 

ただ、英語を話すために必要とされいる
「英語エンジン」というものは、
本書のどこにも掲載されていませんでした。

 

結局のところ、『一億人の英文法』の使い方は、
既にレベルの高い人が、さらなる高みを目指すために
ネイティブ感覚を取り入れる目的で、
一読するのが最も適切だと言えそうです。

 

TOEIC対策としての本書は、
900点以上の高得点を目指している
中上級者向けの参考書ですね。

 

英語の初心者が本書を読もうとしても、
その前提となる知識が必要となるので、
たぶん上手に使いこなすのは難しいかと思います。

 

実際に本書の内容を読んで理解するには、
基礎レベルの文法知識が必須となるので、
初心者はまず、基礎を鍛えた方が良いですね。

 

もちろん多くの人は、
「文法用語なんて勉強したくない!」
「さっさと英語ペラペラになりたい!」
「一気にTOEICで高得点を取れるようになりたい!」

という願望を持っているのですが・・・

 

いずれの場合でも、
結局、基礎英文法は必須となります。

 

文法を知らずに英語をマスターになれるのは、
ネイティブだけなんですよ^^;ホントに。

 

やはり最初は文法から始めた方が良いし、
それが王道のやり方なんです。

 

なぜなら、英文法を学ぶことで
英語の考え方をインストールできるし、
「英語力の基盤」が養われるからです。

 

この「基盤」をしっかり鍛えておくと、
読む・書く・聞く・話す、全ての能力を
一度に引き上げることができます。

 

なので、結局は文法を基礎から学ぶことが
英語学習の最短距離を進むことになるんです

 

これは僕だけではなく、
巷の多くの(まともな)バイリンガルが
口を揃えて言っていることです。

 

『一億人の英文法』には、
もちろん有益な知識が多く含まれていますが、
一部では読みづらいという評判もあります。

 

なので、そもそも活字が苦手な人や、
独学で勉強する自信がないという人は、
もっと本格的な基礎講座で学んでみるのが
ベストな方法だと僕は確信しています。

 

やっぱり、誰かに教えてもらわないと、
文法って挫折しがちなんですよね。

 

特に初心者ほど、無料教材で学ぼうとしたり、
独学で勉強を進めようとしがちなのですが、
それだと膨大な時間を失ってしまいます。

 

スムーズに英語を学びつつ、
同時にバイリンガルの感覚を手に入れたいなら、
僕も初心者向けに講座を運営しておりますので、
それを活用するのも良い選択肢ですよ。

 

2020年にリニューアルされた講座
『骨太の英文法・改良版』では、
まさぽん自らサポートをしています。

 

つまり、分からないことがあったら
すぐに何でも質問できるシステムであり、
マンツーマンで面談なども受けられるので、
初心者が挫折しにくい仕組みが整っています。

 

ショートカットしたいのなら、
独学よりも人に教えてもらう方が圧倒的に早いので、
僕としてはこちらをおすすめしますね。

 

それが、下記になります。

>>『骨太の英文法・改良版』企画案内ページ

 

基礎からしっかり積み上げられるので、
講座の進め方なども講師に自由にできるし、
講座が終わった後の学習アドバイスなども
受講生にはお伝えしています。

 

バイリンガルまでの最短距離を進むために
必要な知識を身に着けられる本企画に参加すると、
圧倒的なスピードで実力を伸ばせますよ。

 

既に多くの人が参加されていますが、
勉強のペースは人それぞれの状況に応じて
柔軟に調整することもできる講座です。

 

「第●講が難しい」「問題をいつも間違えてしまう」
という受講生もいらっしゃるのですが、
そういう方でも僕はしっかりサポートをし、
着実に英語力を伸ばすためのアドバイスをしています。

 

本人が諦めさえしなければ、
英語は確実に上達するし、
その延長線上で、話せるようにもなります。

 

英語に苦手意識を持っているけど、
ゼッタイに英語の夢を叶えたい!という方々が
一切のごまかしなく、必要な知識を得られるように
設計されている講座なので、質は保証します。

 

ただ、いきなり有料講座に参加するのは不安・・・
という心境も、僕は理解しているつもりです。

 

僕(英会話の伝道師・まさぽん)は、
無料で学べるメールマガジン形式の講座も
運営しているので、英語力を着実に高めたい人は
こちらに参加するのもおすすめです。

>> The Planet Japan ~真の英語学習者が集うメルマガコミュニティ~

 

 

それでは最後までお読み頂き、
ありがとうございました。

まさぽん