No.9 嘘のような本当。
No.9 怒りも込み上げました。
写真を数枚撮られ一緒に現場(写真)の確認…
そしてやっと外に出られました。
外の空気は新鮮でなぜか涙が出てきたのを覚えています。
なぜ?こんな場所で?
どうしてこの場所を知ってるの?
そもそも誰なの??
もう訳がわかりません。
私の横で警察の方が色々な写真や書類を大きな封筒に入れられており、その封に私の拇印を押された時には若干の怒りも込み上げてきました。
もう何も分からないまま淡々と警察の方の指示に従って、写真を撮られ、最後には私の指印??
私は今回の事件(事故)に関係あるの??
ただ不審な車が停まってると駐在所に伝えに行っただけなのに…
なんで……。
しばらくすると警察の方が"例の車"を先頭に次々に敷地から出て行かれました。
最後まで最初に駆け込んだ駐在所の警察の方が入り口に立っておられ、私達が帰ろうとした時に
『もう帰られるんですか?』と意味深な言葉を掛けられたのは今でも忘れられません。
当たり前です!
怒りももちろんですが、これ以上ここに居たら気が狂いそうです。
帰り道…
社長に運転を代わってもらい…
真っ暗な道をただ…ただ…無言で帰って行きました。
会社に戻るとこんな遅い時間なのにみんなが心配して待ってくれており
『大変だったね…』
そう言われみんなの顔を見た瞬間に何かから解放されたように感じます。
なんて1日だ…
その日はみんなにお礼を言って早々と家に帰りました。
この事件?事故を境目に私のお尻の病気が始まりました。
一見、何も関係ないような気はするのですが…
私が病院に通院し始めた時に偶然見つけてしまったんです。
きっと私の考え過ぎだとは思いますが…
病院の椅子に"例の車"のトランクに積まれていたのと同じ形をした珍しい座椅子が…
写真をこっそり撮って社長にも確認したところ、社長も驚いていました。
まったく同じだ…
その座椅子は"例の車"のトランクを警察の方が開けられた時に一番印象に残っていたので私も社長も覚えていました。
『あの座椅子…珍しい形をしてるね。』
気味が悪くなり後日お払いを受けに行きました。
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