P.S. I love you | アオイロの恋

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唯一無二のダイヤモンド、中澤卓也君の魅力を語ります。

 

化粧・・はもう終わってるようですね、はい(笑)。

 

 


歌ごころ#039

『霧の摩周湖』布施明
エキゾチックなリズムのアレンジがとってもカッコいいですねえ。


BSで放送された「愛のメモリー」では、オリジナルの情熱的なイメージを覆す、卓也君独自の抒情的な世界観でたっぷりと魅了してくれました。


しかーし!こちらも凄いです。何気に名作誕生な気配すら感じます。
それにしても近頃のアンサンブル、ちょっと最高なのではないでしょうか?!

阿吽の絶妙さで響き合うリズムに包まれて、ゆらゆらゆれる卓也君のシルエットがなんともセクシーです。密やかな逢瀬の余韻に耽るかのように投げられた視線、時折ちらりとこちらを覗く切ない流し目は、最早ジェンダーレスな魅力全開のロマンスを容赦なく仕掛けてきます。

極め付きは蠱惑的なポルタメント。

これ、私の印象では、今までの卓也君にはあまりみられなかった歌唱法のように感じます。


演奏時間がちょっと短くて、聴き惚れているとあっという間に終わってしまう。繰り返し聴いているうちに、頭の中は異国の狭い裏路地に迷い込んだみたいになって、心なしか体温まで少し高く感じる。歌われているのは摩周湖だから北海道のはずなのに、リズムのせいで湿っぽくて熱い空気が歌の中から漂ってくるよう。そう、まるでウォン・カーウェイの映画にでも出てきそうな世界が今ここに!


それにしても近頃の卓也君は本当に色んな表情で魅せてくれます。なんだかこっちもすっかりその気になって、引き返せなくなりそうでコワいほど・・
ふふふ、望むところですよ~~!


そんなわけで(笑)、何度目かの新シーズン(?)に入った「歌ごころ」。ますます多様性を増すラインナップが本当に楽しみで楽しみでたまりません。

 


日曜日には、すっかりお馴染みになったインターネットサイン会がリミスタにて開催されました。

 

↓完璧なまでに素敵な画面ですね!

 

 

卓也君、今回は初めから終わりまで絶好調でしたね(にこにこ)。いつもいつも何が飛び出すか、どんな方向に展開するのか分からないおもちゃ箱みたいなこのイベントですが、今回はいつもよりちょっと時間が短かくて、丁度、面白い映画を一本見たような感じでした。

 

皆の色んな要望に対する卓也君の奇想天外なアンサーはもう神業の域(笑)。私は、卓也君がどんな答えを返すのか、想像しながら楽しんでいました。甘い言葉を囁くようせがまれて、「しおから!」って言うところは予想がドンピシャで嬉しかった(笑)。

 

サイン終了後には諸々の告知まできっちりとしてくれて、ツイッターにアップされた動画では明日もまだやれると余裕の笑顔でしたね。

でもブログを見ると、あの後、来週のハイブリッドコンサートのリハーサルが夜遅くまであったとのこと。若いとはいえそのタフさは頼もしかぎり。しかしまあくれぐれも無理のないようにとも思います。


先週は、BSで卓也君の「愛のメモリー」を見た後、NHK総合の番組「SONGS」を見ました。宮本浩次さんがゲストでした。

宮本さんは歌謡曲が好きで、カヴァーをする時、歌の主人公のことがかわいくてしょうがない・・そんなお話を司会の大泉洋さんにされていました。なかでも中島みゆきさんの「化粧」の世界観が凄いと仰っていて、最初、曲を聴いた後4時間くらい「中島みゆきさんが好きだああ~!!」っていう感じだったと、ユーモアも交えながら大真面目に熱っぽく語られていました。

 

宮本さんはギター弾き語りの他にスタジオでソロの新曲「夜明けのうた」と「P.S.I Love you」を披露されました。


「悲しいときも うれしいときでも 歩みを止めない」これは「夜明けのうた」の歌詞の一節。とてもシンプルで深く胸に残ります。

「会いにゆこう あたらしいわたしに」「会いにゆこう わたしの好きな人に」終盤になって繰り返される「会いにゆこう」というフレーズが段々と「Ineed you 」に聴こえてくる気がしました。あたらしい「わたし」は同時にまだ会っていない「あなた」でもあり、「あなた」と出会うことは「わたし」にとってとても必要なこと・・なんだかそんな風に表現されているようにも感じられました(あくまで私の勝手な解釈です)。

 

宮本さんが「化粧」の話をされていたので、そういえば卓也君の「テイクアウトライブ」の曲目にあったなあと思い、購入したきりになっていたのを初めて再生してみました。

 

「化粧」がうたわれるパートでは、卓也君はあえてMCを無くして連続して歌だけをうたっていました。それはまるでお芝居みたいで、中島みゆきさんの「夜会」のようでもありました。

好きな人に捨てられてしまった歌の主人公の、切なくてさみしいこころにシンクロした卓也君の佇まいが悲しくて愛おしくて泣けてきました。


今日になってネットのニュースなどを見て色んなことを考えていたら、ふと、昨日見た「化粧」の卓也君と、この間、ハイブリッドコンサートで目にしたアンコールの卓也君の顔が一緒になって浮かんできました。

いつもいつも真剣にうたと向き合ってくれて、こんなにも大好きにさせてくれる卓也君の存在が無性に大事に思えて仕方ありませんでした。

 

宮本さんの「夜明けのうた」の歌詞のように、いつだって歩みを止めず、あたらしい姿を見せてくれる卓也君。

私も、そんなあたらしい卓也君に出会い続けられるように頑張ろうと、そんな事を柄にもなく思ったのでした。

 

 

 

 






(最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!)