日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

カラスノエンドウ(烏野豌豆)

2024-04-15 07:00:00 | 植物

ウォーキングコースは大きく分けて3コースあります。

住宅街コース、雑木林コース、郊外コースとそれぞれに名前を付けてあります。

毎日気が向いたコースを歩きながら花を見つけているのですが、住宅街コースでは庭木、雑木林コースでは樹木や山野草、郊外コースではそれらに加え、いわゆる雑草と呼ばれているような植物を見つけることが多々あります。

(昭和天皇のお言葉に『雑草などというものはない』という名言がありますが・・・)

 

「カラスノエンドウ(烏野豌豆)」です。

郊外コースで見つけました。

春先からずっと咲いています。

柔らかそうな葉と赤紫色の小さな花はずっと目立っていました。

野原に生えているエンドウ豆で、実が熟すと真っ黒になるところから「烏野豌豆」になったと言われています。

道路脇や空き地など、あちこちで群れていました。

そんな中、白花のカラスノエンドウを見つけました。

 

カラスノエンドウの白花種は珍しくて、滅多に見られないようなのです。

見つけられてラッキーでした。

 

カラスノエンドウの葉先はくびれていて、『矢筈』のようにみえることから、別名でヤハズエンドウとも呼ばれています。(矢筈---矢の上端の弦を受ける部分)

カラスノエンドウという名前が馴染み深いのですが、標準和名としてはヤハズエンドウが採用されているようです。(Wikipedia)

そのため多くの専門書ではヤハズエンドウの名前で掲載しているとのことでした。

 


[スズメノエンドウ]

カラスノエンドウよりも花も葉も一回り小さい、スズメノエンドウです。

花は5㎜ほどの大きさで、花茎の先に花が4~6個、まとまって咲きます。

花の色は白に近い淡い紫色らしいのですが、どう見ても白にしか見えませんでした。

 


[カラスノエンドウ]

学名:Vicia sativa

英名:Narrow-leaved Vetch

別名:ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)

科名・属名:マメ科 ソラマメ属

原産地:日本

 

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キンギョソウ(金魚草)

2024-04-13 07:00:00 | 植物

ウォーキング中に見つけた背の高い「キンギョソウ(金魚草)」

でも、いつも見ているキンギョソウとは雰囲気が違っていました。

 

どう見ても姿や葉っぱはキンギョソウなのに、何で雰囲気が違うのだろう?

そう、花びらが大きく開いていたのです。

いつも見ているキンギョソウの花は下部が筒状、上下に2唇弁と名前の通り金魚に似たような花。

でもこの花は違っていました。

どちらかというと、ストックに似たような花でした。

 

早速調べてみました。

そうしたら、キンギョソウには一重咲き、八重咲き、ペンステモン咲きの品種があるとのことでした。

この花はペンステモン咲き、花が杯状に大きく開く品種で、ペンステモンの花によく似た咲き方、ベル咲きとも呼ばれているようです。

 

左---ペンステモン咲き、中---一重咲き、右---八重咲き

咲き方の違う3種類のキンギョソウです。

 



学名:Antirrhinum majus

英名:Common snapdragon

別名:スナップドラゴン

科名・属名:オオバコ科  キンギョソウ属

原産地:地中海沿岸地方

 

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シジミバナ(蜆花)

2024-04-11 07:00:00 | 植物

ユキヤナギもそろそろ終わりです。

でも、似たような「シジミバナ(蜆花)」が後を追いかけます。

ユキヤナギのようですが、八重咲のシジミバナ。

別名では「エクボバナ」です。

花の中心がくぼんでいるからだとか。

 

花の中心が薄い緑色、一つ一つの花はバラのようです。

 


 

学名:Spiraea prunifolia

英名:Bridal wreath spiraea

別名:靨花(えくぼばな)

科名・属名:バラ科 シモツケ属

原産地:中国

 

 

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タンチョウソウ

2024-04-09 07:00:00 | 植物

ウォーキング途中のお宅の片隅にロックガーデンがあって、そこに「タンチョウソウ(丹頂草)」が咲いていました。

根元には小さな赤茶色の葉っぱと 上の方で枝分かれした長い花柄、そして5ミリほどの白い星形の花がぎゅうぎゅう詰めになって咲いていました。

 

一週間後、同じ場所のタンチョウソウです。

葉っぱが伸びて、大きくなっていて、花も一つ一つが余裕を持って咲いているようにも見えました。

 

タンチョウソウは古くから日本にあった山野草で、川辺の岩場や湿った場所に生えていたそうです。

タンチョウソウという名前は雄しべの花粉が赤く見え、これが丹頂鶴の頭をイメージするからということです。

そして、元々が岩場に生えていて、大きな葉がヤツデに似ているからと、別名ではイワヤツデとも呼ばれています。

開花時期は3月~4月ごろです。

今はまだ葉っぱも小さく、花も少ないタンチョウソウですが、4月の末頃になると葉っぱも青々として大きくなり、全くイメージの違う花になります。

[昨年4月末撮影]

 


 

学名:Mukdenia rossii

英名:なし

別名:イワヤツデ

科名 ・ 属名:ユキノシタ科 タンチョウソウ属(ムクデニア属)

原産国:中国、朝鮮半島

 

 

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サクラ(桜)

2024-04-07 07:00:00 | 植物

2024年4月6日、桜が満開になりました。

 

関東地方で『サクラと菜の花のコラボレーション』というと、埼玉県幸手市の権現堂桜堤が有名ですが、近所でもなかなかの風景が見られます。

今年は開花宣言から満開まであっという間でした。

 

 

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