南アランド/円が高値更新しました。

う〜ん下げますね〜

私がFXをはじめた時はチャートに5円台があったと思ったのでそこらまで耐えられるようにしてあるのですが、心配になる値動きです。




ドル円のセリングクライマックスを一度リアルタイムで体感したことがあるのですが、セリングクライマックスの時って、なんでここまで下がったんじゃ?って感じに値が戻すんですよね。


通貨は、常に流動しているので、出来高が下がったらどっちかに傾くことが多いんですが、その感触からいくと、まだ継続して下げるのかなって感じなんですよね。
でもこの感触にだけ判断を任せるのは危ない要因がいくつかあります。





南アランドは高スワップの通貨として、常に買われているイメージがあります。

しかし、ここ最近の最高値は、2006年2月の19円台です。

だいぶ前のことになっています。

果たしてこれは、買いが入っていた分売りが入りやすかったのか、通貨発行を多くしたのか。まずその違いで今後の値動きが決まってきます。






もし、南アランドが通貨発行を多くしすぎていたと仮定した場合、今回の件での払い戻しがどれほどになるか、です。

景気が悪くなって困る人、安くても自国の通貨に戻さなくてはならない人はどれほど出てくるか。また不安になる・他の通貨に乗り換える人がどれほどいるか。

私には仕組みを分析することは出来ても、前例のないことで統計が出せません。(いつでもそうですが)






しかし、もし通貨発行過多ならば、南アフリカは農業が壊滅的な国ですので、南アフリカ側からはどれほどの安値でも通貨の流通を止めることは出来ないでしょう。

最悪の状態が予想出来ます。

セリングクライマックスでも反発が期待出来ず、その値がそのまま定着してしまうことです。(・・・つまりセリクラにならない、セリクラは起こらないということですね)


それが今のその時かもしれないのです。






売りが入っていて価格が下げたのだとしたら、その通貨は取引量が増えているということであり、いずれ買い戻され値は戻します。


しかし、今のところ、その反応が見えないというのが正直なところです。売りはスワップマイナスも高いですし。






さて、今の取引の価格は安いのか、高いのか。

次の参考になるのが、スワップです。

南アランドも金利が下がり、投資家はスワップの利益の15%〜20%程が見込めなくなりました。


しかし、変わらず高スワップの通貨です。

また、価格が下げてきたことにより、値下がりのリスクも大幅に下がります。

買いが入りやすく、売りは入りにくくなります。

10年で10万通貨持ってると、このままの価格が続けば32万円ほどの利益になります。



投資商品としてもおいしくなってきます。


ただ、南アフリカは、農業が出来てない国なんです。
通貨が下がって輸入が出来なくなると、自国でなんとかせねばならず、その結果色々発展するかもしれません。

そうなれば時間はかかるかもしれませんが通貨は上がってきますね。





ごちゃごちゃしてきたのでここらで切ります。
政府介入とかの予想外な事も起きるかもしれませんしね。





以上、南アランドは様々な要因があるということでした〜