第78話 アム・アレーンへ

光の巫女に会うために

クロです。

ラケティカ大森林で大罪喰いを討伐してクリスタリウムに戻ってきたんだけど、次はどこへ向かおうか。

第77話 世界の成り立ちとアシエン
キタンナ神影洞にて クロです。 「私を置いて遺跡探索に行くなんて許さなくてよ?」と元気いっぱいなヤ・シュトラさん。 生還したばかりなのにヤル気いっぱいです。 というわけで、やってきましたキタンナ神影洞。 大罪喰いを倒して光を回収。 壁画解説...

残る大罪喰いは2体だけど、アム・アレーンもコルシア島もどこにいるかわからないままだと偵察に出ていたアルフィノ君とアリゼーの報告を受けた。

するとミンフィリアが光の巫女なら居場所がわかるんじゃないかと言い出す。

『完全な光の巫女』なら。

それは目の前にいるミンフィリアか、暁にいたミンフィリアのどちらかがいなくなることを示す。

他に有効な策もないし、とりあえず廃都ナバスアレンでサンクレッドが光の巫女と会った場所を目指すことになった。

ちなみにサンクレッドはこの時のミンフィリアとの微妙な空気を感じたエメトセルクに「おまえこれまであの娘とのコミュニケーションに問題があったんじゃないの?(意訳)」との苦言をもらっている。

それ、みんな思ってたこと!よく言ったエメトセルク!

こじれてる二人の関係性は良くなるのか?

ならないまま別れを迎えることになるのは嫌だぞ、サンクレッド。

ナバスアレンを目指す

さて、アム・アレーンに入ってからナバスアレンを目指すルートは2つあって、ひとつはアリゼーと会った旅立ちの宿側。もうひとつはクリスタリウムに近い西から向かうルートだ。

アリゼーとアルフィノ君、それにヤ・シュトラはユールモア軍の陽動のために旅立ちの宿側へ向かった。

クロとサンクレッド、ウリエンジェ、ミンフィリアの4名で西側からのルートを探す。

最初に寄ったモルド族の集落で情報をもらいトロッコの線路が伸びていることを聞き、トロッコの駅のある近くの鉱山へ行ってみた。

この時モルド族の間でモルド・スークでのクロの買い物(&大量食い)が噂になっていることを知らされる。どっちかと言うと水晶公にもらった金貨のイメージの方が強いみたいだけど。

白ミミズ・・・うっ!(オモイダシチャッタヨ)

トロッコとタロース

さて、駅に着いたものの人影はなくモンスターがわらわらいる様子。

その中で誰かの視線を感じたので取り押さえてみたら鉱夫の若者だった。

ひとりはトロッコおたくでひとりはその友達らしい。

ナバスアレンへ行きたいと言うと、なんでもトロッコを動かすには専用のタロースで押すらしいんだけど、今は動かせるタロースがないんだそうだ。

タロースっていうのはコルシア島でも動かず転がっていたアレ。

石でできたゴーレムみたいなやつだ。

トゥワインへ

たぶん無理だけど「あて」がないわけじゃないと若者が言うので鉱夫の集まるトゥワインという集落について行くことにした。

そこはかつて鉱山が賑わっていたころに栄えていた集落で、今はさびれている。

何度も言うけど男臭い鉱夫の街トゥワイン。

エーテライトもある。

そこで二人の若者が紹介してくれた「あて」マグヌスという鉱夫の親方は酒浸りで、「トロッコ」と聞いただけで冷たくあしらわれた。

聞けばナバスアレンが滅びたあとアム・アレーンを離れていたマグヌス一家だったが、罪喰いに襲われて息子を亡くし、その息子の夢だった「お父さんの動かすトロッコが見たい」という言葉に夫婦でトゥワインにやって来たらしい。

ところがトロッコを動かすためのタロース用の真核になる石を掘りに出た妻が鉱山事故で死亡。

それ以来マグヌスは酒浸りだという。

タロースの真核

トゥワインに連れてきてくれた若者ふたりがコツコツ修理していたタロースがあるのだが、ウリエンジェが見たところ真核となる石さえあれば魔力を通じて動かすことができそうな状態だとわかった。

墓場の前で酒を仰ぐマグヌスに『家族』というものに対する想いをこぼすサンクレッド。

自分の中の家族のありかたがわからないまま(暁の)ミンフィリアの兄で居続けたサンクレッド。

そして今傍にいるミンフィリアにも不器用すぎるサンクレッド。

ほんっと、初対面の頃の滑らかな会話がつくりものだったかのような口下手っぷり!

ドラヴァニアで再会してからのサンクレッドが素なんだろうなぁ。

どんだけミンフィリアに気を使ってたんだ。

そもそもそんなに気を使う相手は家族なのか?こじらせてるなぁ。

※血縁云々ではない。元々ふたりに血の繋がりはない。

と、サンクレッドの家族像はおいといて、とりあえず真核になる石を探してくるとマグヌスに告げて一縷の望みをかけて鉱山に向かうクロたち。

現地の鉱夫に鉱石を食らう岩蟲(コブラン)を利用する方法を聞き実践すると、なんとマグヌスの妻が見つけて生き埋めになった際にメッセージを書き残した大きな石を手繰り寄せた。

その石をマグヌスに見せ、タロースに使い、ウリエンジェが魔力を込めるとタロースが動き出す。

それを見て涙するマグヌスは、タロースを動かすことはやはり自分たち一家の夢だったのだと語り感謝を伝える。

答えの出ない面々

タロース起動に沸くトゥワインの鉱夫たちを横目に、サンクレッドが無口なままなのでこじらせるミンフィリア。

暁のミンフィリアを第一世界に送ることになったのは自分の所為だと語るウリエンジェ。

痛みを知りつつ慰めることのできるウリエンジェは大人だなーと思ったシーン。

クロは影からサンクレッドとそれを見ていた。

サンクレッドとミンフィリアはどんな決断を下すのだろうか。

トロッコに乗ってナバスアレンへ

タロースが無事に動かせるようになったので、トロッコに乗り込んで線路を進みナバスアレンを目指して出発した。ウリエンジェは東でアリゼー達と合流するという。

サンクレッドとミンフィリア、そしてクロを乗せたトロッコを勢いよく押し進むタロース。

途中にあるゲートはタロースが上を通過すると魔力を通じて開く仕組みになっている。

このまま南下すればナバスアレンに着くはずだ。

だが長いトンネルを抜けて視界が開けて目に入ったのは一人の爺だった。

立ちはだかるランジート将軍

下り坂のトンネルから飛び出したトロッコを正面からけり倒し立ちふさがるランジート将軍。

やっぱり大穴から生き延びていたランジート将軍、しぶとい。

アリゼー達の陽動に引っかからず単身こちらを張っていたらしい。

さすがと言えばさすがだが、敵はひとりだ、どうする?

「戻ってこい」とミンフィリアに再度語り掛けるランジート将軍だが、ミンフィリアの決意は固い。

旅を通じて、みんなと過ごして、強くなったミンフィリア。

戦おうとするミンフィリアに「ここは俺が一人で食い止める」と言うサンクレッド。

「誰のためでもないお前自身の望みをぶつけてこい。俺は、お前のわがままくらい、いくらだって受け止めてやる!」

やっと言えたなサンクレッド!!

ギリギリまで言えない男だぜ!(そして信頼度が下がるタイプ)

そして護衛を頼まれるクロ。

カッコ良く決めたんだから無事でいろよサンクレッド!

(まさかこの後自分でサンクレッドを操作することになるとは・・・)

勝った。疲れた。

ミンフィリア、ソイルに魔力いっぱい詰めといてくれてありがとう。

そしてクロたちはナバスアレンに着いた。

 

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