アルバイトの報酬 [お仕事]
どれくらい眠ったかな、隣の有紗が起き上がるのが解り目がさめて
薄目をあけて、裸で部屋を出る彼女の後ろ姿が見えた
細い腰とすらっと伸びた脚
プリンとハリが有るお尻、
朝から良いモノが見られた
あ、そうだ、バイトの感想を書き込まないといけない
二度寝をしてしまい、
彼女に起こされる
「パンが焼けたよ~」
タンクトップにショートパンツの有紗が、きれい
ゆっくりと起き上がり、リビングに
珈琲の香りが部屋をつつむ
席につくと、皿に乗せられた朝食が運ばれてきた
焼いた厚めトーストに薄焼き卵とベーコン、レタスにトマトのスライスがはさんである
彼女が席についたので
「おいしそう~ いただきます」
一口食べる、表面がサクサクのパンにかぶりつく
最初にベーコンの油とトマトの酸味が飛び込んできた
薄焼き卵のかすかに塩が効いた卵の味と、ベーコンにかかっていたであろうコショウのぴりっとしたインパクト、口の中に広がるハーモニー
「うまい~~~」
「そう、喜んでくれた~~うれしい~~~」
彼女の笑顔が一段とかわいく見えた、それにしても、少し動くだけで、タンクトップのワキから飛び出そうな胸が、気になる、ちょっと見ては違う所を見て・・・
目のやり場に困るな~~~
自然と顔がほころびます
そんな事は何も気にしてない有紗
私の顔をニコニコしながらみつめ
朝食を楽しんでいる、
パンを食べ終わり、珈琲を一口
ちょっとお皿をワキによせ
レポート用紙を準備して、彼女に感想を聞いていく
どれも気に入ってくれたらしい、
良い評価ばかりなのだが
「これは、やばいと思う、感じすぎるから」
と言いながら、一番気に入ったと言っていた
「あの振動は、いっきに上りつめるから、くせになっちゃう」
メモを書き込みながら、彼女がはずかしそうに説明をしてくれる
使ったおもちゃの数を数えると、ちょうど10個
財布から、5万円を取り彼女に渡す
「え、こんなにもらっていいの?」
「ちょうど10個の体験と、感想だから5でいいんだよ」
「なんだか悪いよ~」
「ちゃんとしたバイトなんだから、もらっても文句は言われないよ」
「わかった、ありがとう」
「まだ、たくさん有るから、またたのむね」
「敏さんとなら、毎日でもいいよ」
いたずらっ子の様な笑顔で答える彼女
ちょうど、バイト先がつぶれて、途方に暮れてた事は聞いていたけど
彼女の口からは、何も相談されていなかった
何か手助け出来ないかと思っていた矢先にこの仕事が舞い込んできた
彼女は、何か幸運をもってるんだろ
まず、こんなおじさんを好きだと言ってくれる事が
私の幸運だよね、
もっとちゃんと話をして、
何でも相談してくれる様にしたいと思った
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