いい会社ってどんなだろう

　東京から彦根　そして岡山を回って帰ってきました



　この区間は新幹線がありますから　意外とスムーズに移動出来て
毎回　新幹線のある場所と　ない地域とでは時間的な距離が違うなぁ・・・

と　当たり前のことを実感しちゃいます。

　
　さて　今回もタイプの違う3社にお邪魔したのですが・・・

社員の話す場所を作って　そこで社員が育っていくのを見ながら戦略を考えるHさん

　社員には言ったんだから伝わっているはず　なぜやらないんだ・・・というあきらめから

社員自身にアイディアを出させ　それをフォローする方向に切り替えよう・・・と

意識し始めたSさん

　自分の前職の中で　だれもが言われたら必ずやり遂げる文化の中で育ったため

社長になって以来　自社の社員は　そんな風には動いてくれない・・・と悩む

Kさん・・・とご自身の考え方の変化の段階がそれぞれ違う経営者とお付き合いしているんです


　私自身　トヨタの当たり前が通用しなくて・・・

そのうち「トヨタを愛するんじゃなくて　この会社を愛してください」とまで

言われちゃった経験がありますからね。

　自分が決断して飛び込んだ会社の現状を　まずは一旦受け入れて

それを思う方向に変えるためにはどうしたらいいのか？　ここが知恵の出しどころ

と認識せざるを得なかったんです。


　なぜ　社員は　経営者の目線で見てくれないのか？

そうするのが当たり前ではないか？・・・というのは多くの経営者が心の奥に

必ず持っている本音なんですが・・・

　社員の皆さんにしたら　毎日を回すことが第一で・・・
仮に経営的な視点を持ってくれたとしたら　あるいは自主的に改善を進めてくれたら

それって　「社員からの贈り物」
決して当り前のことではないんですよね。






　その「ありえないこと」をどうやって起こすか？

経営者はそれを考えて　例えば場づくりだったり　発表の場だったり

研修だったり・・・を仕掛けて行くように薦めているんです

　今のままで　それを求めるのは　それってないものねだりなんだよ・・・って


　まあ　事業承継した社長さんは　私にとってはある意味後輩ですから・・・

先輩の経験談・・・って言うわけなんですが

　今回これが結構響いていて　
「そうか！僕の問題だったんだ！」みたいに気づいてくれたりして

　なんだか　貢献できたかも！！・・・ってちょっと嬉しくなっちゃいました。

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