こんなご時世だからこそ読んでほしい漫画「20世紀少年」
とうとう沖縄県に独自の緊急事態宣言が発出されましたね
慣れない土地での単身赴任という、ただでさえ寂しい生活なのにクソッタレコロナのせいで帰省制限されたり外出控えたり家族の旅行の予定を取りやめたりと、ほんと散々な一年ですよ…
…と、嘆いたところでコロナがなくなるわけじゃないので、それならばいっそのこと開き直ってこの状況を楽しむしかない!
という事で今日は、新型コロナウイルスという人類にとって未知のウイルスが世界的に流行してる今こそ、リアルに没入できる漫画「20世紀少年」を紹介します
あらすじ(Wikipediaより抜粋)
高度成長による「夢と希望」に満ちあふれていた時代から、一転して経済は停滞しオカルトブームが起き、世界滅亡の空気まで漂いはじめた、1970年前後。
そんな時代の中で、少年たちは、地球滅亡をもくろむ悪の組織や、東京を破壊し尽くす巨大ロボットに蹂躙され、混沌とし、滅亡に向かっていく未来の世界を空想した。そして、それらに立ち向かい地球を救うのは、勧善懲悪の正義のヒーローとその仲間たちだ。下らないようなストーリーを描いたスケッチブックを、少年たちは“よげんの書”と名付ける。しかし大人になるにつれ、そんな空想の記憶は薄れていく。
1997年、主人公のケンヂは、突然失踪した姉の娘のカンナを養い、コンビニを営む平凡な日々を送っていたが、お得意先の一家の失踪や幼なじみの死をきっかけに、その薄れかけていた記憶を次第に呼び覚まされていく。そして世界各地の異変が、幼い頃空想した“よげんの書”通りに起こっていることに気づく。一連のできごとの陰に見え隠れする謎の人物“ともだち”との出会いによって、全ての歯車は回り出す。
作者は「YAWARA!」や「MONSTER」など、日本を代表する有名作家の浦沢直樹さんです
浦沢作品はどれも評価が高いですけど、個人的には「20世紀少年」が一番好きです
舞台が日本だったり、物語の時代設定が昭和から平成だったり、音楽が密接に関わってたりと、共感できる点が多いのが好きなポイントだと思います
主人公ケンヂが子供の頃に空想した悪の組織の人類滅亡の計画が、ケンヂの幼馴染みの一人、"ともだち"によって現実に起こっていくんですが、その計画の一つに未知の殺人ウイルスを全世界に大流行させるというものがあるんです
世界各地でウイルスの感染状況が報じられ、感染者が出た地域が隔離され、地域を跨ぐ往来が禁止されるというシーンがあるんですが
漫画の中の出来事がまさか現実に起こるなんて思いもしませんでした…
漫画では、未知のウイルスによって人類滅亡の危機を迎えるんですが、そんな中、一人の英雄が現れ、ワクチンによって人類を救うのです
しかし、その英雄こそ、人類滅亡計画の首謀者"ともだち"だったんです…
そんな事まで現実に起きたらと思うと恐ろしいですね
全24巻という、いい感じに読み応えのあるボリュームなので興味を惹かれた方はぜひ読んでみて下さいねー
ちなみに三部作で実写映画化もされているんですが、個人的には映画作品としての出来は微妙だと思います…
観る方はハードルを下げてご覧下さい
♪今日の一曲
20th Century Boy / T.Rex
【手作りおつまみシリーズ】沖縄の定番おつまみ ふーチャンプルー