大元帥明王(たいげんみょうおう) | kazuの徒然ブログ

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真言密教においては「帥」の字は発音せず「たいげんみょうおう」と読み、また太元明王と記すこともある。


大元帥明王は大元帥の名が示すとおり、明王の最高尊である不動明王に匹敵する霊験を有するとされ、一説には「全ての明王の総帥であることから大元帥の名を冠する」と言われる。


大元帥明王は国土を護り敵や悪霊の降伏に絶大な功徳を発揮すると言われ、「必勝祈願」や「敵国粉砕」「国土防衛」の祈願として宮中では古くから大元帥明王の秘法(大元帥法)が盛んに厳修されてきた。 


軍組織における大元帥元帥の呼称は、この大元帥明王からきているという説もある。

全ての明王の総帥であり、あらゆる仏・菩薩の集合体

だともされる。その憤怒の形相は、あらゆる明王の中で

最も恐ろしいという。日本に於ける階級「元帥」の元となった。

 

『阿吨薄倶元帥儀軌(あたばくげんすいぎき)』によれば、

釈迦入滅の際に阿吨薄倶元帥という大将軍が天龍・

阿修羅・八部鬼神・四大天王・二十八部の夜叉大将を

集めて、各々協力し合って仏の教えを守り、人々から

煩悩を取り去り、世を安泰とすると誓ったとされ、その

吨薄倶元帥が大元帥明王である。

 

その霊験は絶大で、文徳天皇の勅命により大元帥法が

修法されてより、国家安康のための修法が慣例化した。

また、平将門の乱の際も勅命により将門調伏の修法が

為されたが、修法を終えたその日に将門は絶命している。

 

真言は


「ノウボウ タリツ タボリツ ハラボリツ シャキンメイ シャキンメイ タラサンダン オエンビ ソワカ」


4、5年程前に密かに「大元帥法」が行われた噂があるが何か国家的危機があったのだろうか?

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