ライフプランシミュレーションを体験
「老後の資金が2000万円不足するとか言われているし、将来どうなるか不安だなぁ」
そう思われている人も少なくないようです。
定年まで昇給するかわかりませんし、定年まで今の仕事が続けられるかどうかわかりませんよね。
子どもの教育費も進路によって大きく変わるのでどうなるかわかりません。
でも、フィナンシャルプランナーに相談する事もなければ、年金資産額も計算していない・・・。
実は年収と生活費と家族構成と年齢を入力するだけでネットで調べる事が出来るのです。
ライフプランシミュレーション と入力するだけで、色々なサイトが出てきます。
是非使いやすいサイトを使ってシミュレーションして頂ければ、今後どうしていけば良いのか手掛かりになるかと思います。
今回は、私の会社の福利厚生で使える某サイトでのシミュレーション結果を紹介させて頂きながら、老後の不安を解消する為の対策を紹介させて頂きます。
入力した内容
まず入力するのは基本情報の
①家族構成
②働き方(総合職・一般職・公務員・自営etc・・・)
③年収
④働き始めた年齢
⑤現在の金融資産
です。
これによって、給与の推移の予測と公的年金の自動計算をしてくれます。
次に生活に関わる基本情報を入力します。
①住居費(賃貸or持ち家)
②生活費
ちなみに我が家は今後の事を踏まえ実際より高い月11万円の賃貸と回答、生活費は住居費と医療費と保険代を除くので20万円と回答しました。
そしてマイホーム費用の項目を入力します。
①マイホーム取得予定の有無
②マイホーム取得予定時期と購入予定金額
③住宅ローン利用の有無
④住宅リフォームの時期と予算
我が家は老後現金一括で駅近のコンパクトな家を買う予定なので1500万円と入力し、20年後にリフォーム500万円と申告しました。
そして子どもの事について入力します。
①出産予定の有無
②進学予定
③独立と結婚費用の援助
公立フルコースを目指していますが、中学までは公立で高校と大学を私立と選択しました。
使っているサイトでは文系理系の選択肢はありませんでした。
予測するのが難しいのですが老後の生活費について回答します。
①老後の生活費
②退職年齢と退職金予想額
③再就職の予定の有無
④企業年金などの個人的に入った年金予定受給額
私個人の年金予定受給額は企業型確定拠出年金が月5万円、変額年金保険が月10万円と入力しています。
最後にその他収支について入力します。
①医療費
②子どもの塾代
③配当収入
医療費は高めに入力しました。
子どもの塾代は小学校2年間(5・6年生)を25万円/年、中学3年間を60万円/年、高校3年間を100万円/年にしました。
私立高校に通いながら年間100万円の塾代と予測していれば、万が一沢山かかっても大丈夫だと思われます。
配当金は変動なので仮の金額ですが、老後25万円/年にしました。
それらの数字を入力した上でライフプランシミュレーションが出来上がりました。
100歳まで長生きした時の収支予測が算出されます。
100歳まで長生きした時の収支予測
私が100歳まで長生きした場合の100歳時点での収支は+4470万円でした。
夫婦共に退職金無しですが、問題無さそうです。
このシミュレーションは年齢ごとに収支の詳細も書かれていて、なぜ余裕が生まれるか確認する事が出来ます。
ですが、プライバシーの事もありますので今回は割愛させて頂きます。
老後の収支だけピックアップしますと下記の通りになります。
収入合計・・・450万円/年
夫の厚生年金・・・150万円/年
私の厚生年金・・・120万円/年
夫婦の確定拠出年金・・・60万円/年
私の年金保険・・・120万円/年
支出合計・・・334万円/年
生活費・・・204万円/年
医療費・・・44万円/年
住宅費・・・32万円/年
税金・・・17万円/年
社会保険・・・36万円/年
現役時代と老後の生活費は変更無しにしていますが老後の収支がプラスなので、どんどんお金が増えていく仕組みになっています。
これもひとえに確定拠出年金と年金保険のおかげであり、公的年金だけでは年間270万円の受給額で収支はマイナスになっていました。
ライフプランシミュレーションを見て生活を改める事はしていませんが、確定拠出年金と年金保険はかけておいて良かったと思っています。
皆様も、是非ライフプランシミュレーションを試してみて下さい。