地盤調査(地質調査)&地盤改良『湿式柱状改良』工事(施工会社:アキュラホーム)

地盤調査(施工:アキュラホーム大阪) 着工までの打ち合わせなど

今回は、建て替えとなります。

解体は、約2週間で終了しました。着工日は、解体完了後1~2週間後となります。今回は、2週間後に設定されました。

解体が終わって更地になったら『地盤調査』を行います。タイミングは、解体完了の翌日です。

一条工務店や旭化成(ヘーベルハウス)でも事前に地盤調査を行っております。解体前でしたので空きスペースで2か所だけ行い、どんな感じの地盤改良工事が必要か費用がどれくらい必要になりそうか見当をつけておりましたが、解体して建物本体の4つ角と中心の調査ができるわけです。

地盤調査の立ち合い

解体がある程度進むと、地盤調査の日程が見込み段階から詳細が決定します。設計の方から連絡を受けて『立ち合います!!』と伝えたら『工務の責任者が行きます!!』という流れとなりました。

基本的に施主の立ち合いは、不要です。

当日は、朝9時に待ち合わせとなりました。

穴をあけるポイントを確認して作業開始!!

まずは、先端部分が摩耗していないかのチェック!!

そして調査開始!!

一条工務店の地盤調査は、三人一組で営業マンがやってきましたが今回、地盤調査人は、一人です。その理由は、簡単です。今回の地盤調査の機械がほぼ自動だからです。一条工務店の地盤調査は、手動・人力です。

見たことがない方には、伝わりにくいのですが、ドリルが回転しながら下に下がっていきます。基本的に、機械の重さを1000Nにしてその重さで何回転しながら下がるか?ということですが、回転数を数えて記録する必要がありますがこれが機械が自動的に記録するか人の目で見て用紙に記録するか?の違いがあります。

どうしても掘り下げていくときにポールをつないでいくのは、さすがに人力ですが、他は、機械がやるのでボタンをポチポチするぐらいです。

4つ角を行うのですが『中心』も行います。中心については、機械を変えて行います。
見た目は、変わらないのですがセンサーで穴を掘り進めてすくだけで『その地質』がわかる優れものです。

地盤調査の結果は??

今回、地盤調査をしたのが月曜日です。数日で速報値が施工会社であるアキュラホームに届きます。アキュラホームとして、水曜日が定休日のため、木曜日になるだろうとのことでした。

アキュラホームの場合は、20年の地盤保障制度を採用しており、地盤保証会社を通して、地盤調査及び地盤改良工事を行って保証しています。

月曜日に地盤調査を行い、水曜日に営業担当より地盤改良の必要性があるとの結果の報告がありました。ただ、営業担当からは、『必要性あり、日程は・・・』という程度で木曜日に設計担当から詳細な報告がありました。

周辺の土地・地盤の情報として、柔らかめであるということは、いろいろな方面より聞いておりました。一条工務店での地盤調査の時に周辺の状況を教えてもらいましたが最低でも『柱状改良』で『鋼管杭』を使用するところも周辺にありました。地盤改良工事は、地盤の状況に応じて行うものですのでどれが一番良いということは、できませんが、必要性ありということは、妥当な内容・想定通りとなります。

さて、設計担担当から木曜日に送られてきた地盤調査報告は、想定通りの内容でしたが、その内容は、たいへん詳細でしっかりとした調査である感じがしました。

調査の方法は、SWS(スウェーデン式サウンディング)試験とSDS試験です。この試験の結果で『地盤の長期許容応力度』や『土の種類』がわかりました。ちなみに、粘性土(砂層混)と砂質土(粘土層混)が交互になっている感じでした。

その後、翌週、月曜日に『杭伏図』が送られてきました。

『建坪約18坪に対して柱状改良を36本を深さ7~8メートルの深さまで入れる』というものでした。そして、当初、地盤改良工事は、2日の予定でしたが5日間の予定となりました。雨予報が続いていたためかもしれません・・・

地盤改良:湿式柱状改良工事

地盤改良工事が始まりました。内容は、湿式柱状改良工事です。ドリルで穴をあけてコンクリートを流し込むという方法です。

先端からコンクリートが出てきます。何回か上下させていました。

今回、約18坪に対して36本入れます。基本的に、1階の柱の位置って感じです。なので8帖間については、その中には、ありませんでした。

ただ、間隔が、1間程度で行うのですが一か所間隔がたいへん狭い場所もあり、半間(91センチ)で柱状の部分が直径50センチ程度なので図面上で40センチ程度しか間がないところもありました。

ちなみに、地盤改良工事で地中に今回のような柱状改良や鋼管杭などで行うと【地中埋設物】となります。何年先かわかりませんが更地にする時に地中埋設物を撤去する必要がありますが、場合によっては、そのままで再利用できる可能性があります。そのためには、地盤調査の結果と地盤改良工事の内容の記録が大切となります。これらがあれば、再建する時に、今回とほぼ同じ位置の建物であることなどの諸条件が合えば再利用可能となり地中埋設敷設の撤去不要となるわけです。

地盤調査と地盤改良工事にかかった日数について

定休日や様々な事情により変動すると思いますが我が家の場合は、以下のようなスケジュールで進みました。地盤改良工事開始日は、事前に予定日を決めていましたのでもう少し早くできたかもしれません。

  • 01日目・月曜日 地盤調査
  • 03日目・水曜日 営業担当から地盤調査の簡単な報告
  • 04日目・木曜日 設計担当から『地盤調査報告書』が送られてきました。
  • 08日目・月曜日 設計担当から『杭伏図』が送られてきました。
  • (13日目・土曜日 地縄確認)
  • 15日目・月曜日 地盤改良工事開始 ※事前の予定日・雨天で工事は無し
  • 19日目・金曜日 地盤改良工事完了
  • (20日目・土曜日) 着工日

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