オーストリアに引っ越した当初、英語の学校やドイツ語の学校に行きながら、日本で働いたアビオニクス設計の路線で仕事を探していたのですが、最終で落とされたり、面接に行った会社から「大学院に行ったら可能性があります」と言われたりしました。
それから旦那からのアイデアでWeb開発に足を踏み入れたのですが、学校から「LinkedInのアカウント大事だから作ってね〜。」「履歴書にあなたのLinkedInのURLを書いておいてねー」と言われ、無視していました。元々アカウントはあったのですが、わざわざ履歴書に書かなくてもいいだろうと思い、無視です。
そもそも日本ではLinkedInって浸透してないですよね?グローバル企業の方とかは持ってる感じという印象。
さて私がオーストリアでの就活でLinkedInを使って良かった点、悪かった点を書きたいと思います。
良かった点
1. 起業家と実際に出会ったときにLinkedInを通して繋がれる。起業家の方達のポストする記事や、facebookみたいlikeした記事が面白く、新しいテクノロジーについて知ることができます。
2.求人が豊富。LinkedInだとオーストリアの求人サイトkarriare.at
と比較して、国際的なので、英語でのオーストリアの求人が見つけやすく、またオーストリア国内に限らず、在宅ワークのポストなどを見つけられます。実際に下記記事で見つけたインターンシップもLinkedInでした。後日談があるのですが。。
3.同じフィールドの人達とコネクションが増える。同じフィールドの人達がどこの会社でどのポジションにいるかわかるので、会社の話や実際の仕事について聞くことができます。
悪かった点
1.リクルーターに振り回される。リクルーターが直接メッセージをくれます。「あなたのプロフィールが魅力的なので、連絡しまさた。今このポジションで人を探しています。興味がございましたら、返信お待ちしております。」こんなメッセージが来たらみんな喜んでいましたが、クラスメイトの半分が同じメッセージを受け取りました。大抵大量に送ってます。プロフィールを見ればまだ仕事経験が無いのがわかるのに、経験者を、探しているの。とか言われてふざけんな!ってなります。(笑)
2.オーストリアも人材を紹介する会社が多いので、同じ求人のポストが何個もあり、鬱陶しい。また数か月たった古い求人にもご注意です。時間を無駄にします。
3.ポジティブな投稿や、会社の宣伝のような投稿ばかりで、気持ち悪い。「今日はなんとアメージングな経験をしたわ!〇〇学校にレクチャーをしに行ったの!生徒達はエネルギッシュで、輝いていたわ!」という、自分が教える立場で活躍してるというアピールなど。私心が病んできたかしら。
あくまでも個人的意見ですし、積極的に使い始めて5か月間の経験からの結論です。私はこれからもLinkedInお世話になると思います。
結論 LinkedInはドイツ語ができ、起業など興味がない方は使わなくてよい。英語の方が得意で、オーストリアや在宅での仕事探しをするなら、参考として使用するのは大いにありです。あわよくば仕事が見つかります。