みなさんこんにちわ!
かのかな(花野夏菜)です!
パパが・・・とうとうきました。。。
「カナ、ステイホームキャンペーンお疲れ様。さてと。始めますか。。。(ニヤリ..)」
怖い・・・怖いですパパ。。。
「まず、この動画を見ようか。お前が教えてくれた動画。
これはすごい名作だぞ。」
「これはな。岡村ちゃんファンをとりこにする
仕掛けが、随所に施されているんだよ。」
「う、う、うん。。。」
「第一。この曲のタイトルは『ステップアップLOVE』だけど。
岡村ちゃんはこういう曲を昔作ってる。『ステップup』。」
「これは岡村ちゃんの高校時代をモデルに作ってある。
『びしょぬれでいいじゃない。手を繋いで歩きたい』
な?そういう場面が中間部にあるだろ?」
「次、そのまま行くぞ。『聖書(バイブル)』。これは渾身の岡村節だ。」
「 『ティーネイジャーのあなたがなんで35の中年と恋してる?』
『ホントの恋じゃない、穢れてる。ボクの方がいいじゃない?』
高校生時代の岡村ちゃんが同級生に振り向いてほしくて言うの。
『そんなの正しい恋愛じゃない!穢れてる!!』ってね。
でもDAOKOの動画みてごらん?自分はもう50になった。
過去を懐かしんでるのに、小娘が正々堂々と恋愛を宣言しに来る。あの時
『穢れてる!!』と同級生の女の子を断罪した
立場に、自分がなってしまった。な?皮肉なもんだろ?
彼もこの年になってようやくそれを理解した。
『ああ、35の中年も最初はキョドったんだろうな。』ってね。」
・・・へぇ。。。そんな伏線があったのね。。。
「これが3つ目。最後の伏線だ。コレ聴いてほしい。
父さんの大好きな曲だ。ライヴでも総立ちになる人気曲。
『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』。」
「さて。『ステップアップLOVE』の冒頭、どうなってる?
バスケ部だった岡村ちゃんが、バスケットボールを持ちながら、
ゴール見ながら過去を懐かしんでる。好きだったあの娘に
『誰好きだろうといいじゃない。私の勝手よ、くだらない。』って
フラれもしたっけなあ。とかね。そういう甘酸っぱい郷愁。。。
・・・そこに後ろからいきなりロングシュートが飛んでくる。
『あの娘にロングシュート決められたら、
ぼくどんな顔するだろう?』
だと思わないかな?んで、岡村ちゃんはあんな顔をする。
PVのシナリオが実によく練られてる。いやあ、父さんほんとDAOKO好きになったよ。。」
「父さん思うに。このPVは『岡村ちゃんファン』なら
絶対に食いついてくれる作りになってる。
作ったのはもちろん岡村ちゃん。彼は昔から自主制作で映画も作ってた。こんなのはお手の物だろう。振付も一切合切彼の作品。
で、なんで岡村ちゃんはこんな作品作ったと思う?DAOKOをプロデュースするだけならば、別にテキトーにコラボしておけばいいんじゃないかな?」
「???パパ。よくわかんない。。。」
「父さん思うに。岡村ちゃんはDAOKOをプロデュースする際に
『ぼくのファンでよければ持って行って。』って気持ちで作ってると思う。実際父さんもDAOKOが好きになった。何十回も繰り返し見た。そういう作りにしたんだよ、あえて。岡村ちゃんファンに、丁寧にDAOKOを紹介するためのPVなんだと思うな、父さんは。。。」
最後に父さんはこう言いました。
「いいかカナ。
これが"プロの仕事"だ。
よく覚えておきなさい。」
・・・あ。講義は残念ながら、まだまだ続きます。。。
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