群青の湖 | "かのかな" の 電光一閃!『臥龍八卦』

"かのかな" の 電光一閃!『臥龍八卦』

こんにちわ花野夏菜(かのかな)です。八卦を使います。皆様の悩んでる事、決められない事。
私が一発で「あなたの最善の道をご提案」いたします。どうぞご相談ください!

みなさんこんにちわ!
かのかな(花野夏菜)です!

パパが最近しきりに首をかしげています。
「うーん。。竹内結子さんなぁ。自死する人じゃあないんだけどなぁ。。」
「他人がどんな悩みを抱えてるか?そんなのわからないじゃないパパ。」
「いや。わかるよおおよそは。竹内さんは、日頃『こうしたい』ということはあったろうけど、ある事象について深く深く悩んでる、なんてことはなかった。たまたまね。心がメランコリックになって。ちょうどそのメランコリックの谷間になった時期に。三浦春馬くんの件とかもあってね。ふと魔が差して、この世から融けるように消えた。。」

「なんでそう言えるのパパ?」
「多分ね。竹内さん、この世、現世にそんな未練とか
執着とか元々ない人
。」
「なんかふと、日常と違う場所に行きたい!と思った場所が、
三途の川を渡った所にあった、みたいな。そう出てる。」
「自死する人じゃあ、ないんだよ。卯月の甲でしっかり
根を張った月齢を得た大木だから。他にもっと木の五行が
あって、比劫が大過しすぎて辛い、なんてわけでもないし。
本人の努力の甲斐もあり、周囲の引き立てもあってだけど。
そんな生き辛い人生ではなかった。」
「彼女よりも過酷な人生を歩んでる人は、今もゴマンといる。」


「そういえば例のお猿さんが。。。」
「ああ。癸の月齢を得てるらしい小賢しいお猿さんね。」
「『身旺の苦しみは身旺にしか分かりません。身旺は、誰にも
相談せず全部1人で背負って、抱え込んで苦しみます。』
って。。」
「そうだなあ。身旺あるあるだね。パパは比劫の大過、
身旺なんかでは到底済まない
『極旺』だから

人生でバランスを取ることは、それなりには苦労はしてきた。
抑えきれない感情を、死ぬ気で
きちんと制御する訓練
とかね。
彼女の言ってる辛さなんて、辛さのうちに入らない。
日常茶飯事にあったよ。
パパも小学校時代は児童会会長を、中学校時代は学級委員長
から最後には学年中央委員長、おまけに、時の生徒会長から
全校総会、全校中央委員会の議長団までお願いされた。
同級生がみな「ラクしたい」ために存在するってだけの。
テイのいいスケープゴート」とは理解できてた。
「中央委員長だから議長は絶対嫌だ」と言ったら副議長には
してもらえたけど、議長は最初と最後の挨拶、あとは
副議長、議事進行をお願いします」だけ。
何一つやりたくなくて一度も立候補してないのに全部お鉢が
回ってきた。やれるってね、周囲に観られてたんだろうね。
でもあのくらいは、苦労のうちには入らないけどね。
もっともっと、誰にも相談できずに1人でじっと
抱えてた辛い案件はいくつもいくつもあった

父親すら死なせてるし。

「おじいちゃん?」
「そう。カナがまだ小さい頃だな。おじいちゃんが朝に急に
倒れてた。午後に手術をしたら
今夜がヤマだって言われた。
どうもね。なにかのはずみで後頭部を強打しててね。
脳内出血が止まらないんだって。
確かに母親に叩き起こされて倒れてた父親の様子を見たら
何か言いたそうだったけど、その時既にろれつが回ってなくて。
医者には「
車に轢かれました?」とか聞かれたけど、
そんな音は何もしなかった。なぜそうなったか皆目見当も
つかない。でもそのくらいの衝撃が後頭部に加わって。。。
ってね。
人工呼吸器つけて植物人間状態で生かす方法もあるけど、

つけたら最後、呼吸器は死ぬまで取り外せないって。
どうするかご家族で決めてくださいって。
誰も回答出せなかった。
だからパパが回答した。
父は呼吸器をつけてまで生きる
ことは望んでない
って。
生かしたいのはみんな一緒。でも生かすと後々困ると思ってる
のも一緒。であれば誰かが決断、意思決定をしなきゃならない
んだけど。。。
自分が責められたくないから、誰もできない
言い出す前にね、ほんの数時間の間だけど時間があって。
叔父さんとか説得して回ったんだけど、あいつは一縷の望みを
託したかったみたいで・・今でも納得してないみたい。
兄貴はいつでも何でも一人で決める..』ってさアッハッハ..」
「でもパパ。パパは別におじいちゃんを死なせたかったわけ
じゃないでしょ?」
「亡くなる2週間くらい前かな?親父が親友を癌の末期で
亡くしてね。珍しくしょげ返って家に帰ってきて。。
もしもオレが人工呼吸器なんて
つけることになったら、絶対に
つけるな。さっさと殺せよ!
』って。
パパそれを覚えてた。」

「じゃあなんで叔父さんは。。。」
「そう言ったよ。でもホラ。それはパパと親父の2人で話した
ことだから。弟はパパの言うことを聞いても納得をしてくれ
なかった。親父がクチきける状態ではもはやなかったし..」
「親父の言ってたあれは本当にフラグだったのかな?って思う。
決定する直前、パパは昔見た『独眼竜政宗
を思い出してた。親父が言うのよ。
儂を殺せ!」ってさ。。

人生で誰もしたくない非情の決断をしなければ
ならないみたいなことに出くわしちゃうのが、
極旺さん
なんだけどねアッハッハ..」

「パパ。結局、身旺と身弱って、どっちがいいの?」
「そうだなぁ。一概には言えない。パパのような極旺とか
極身弱は論外としてだね。何事もほどほどが一番よい、ね。
間違っても身旺がよい、月齢を得てればよい、とは言えない。
人の中には、何かあれば口癖のように
私、月齢得てるんでー』とか
だからなに?お前、米倉涼子?
みたいに、周囲にマウント取ってくる人もいるみたいだけど。
それが周囲からの反感を買うんだよねー。
月齢を得ている身旺は得てして、こういう我が物顔でこの世を
渡ろうとする、周囲の気持ちなどみじんも考えずに自分のこと
自分の欲望最優先で行動するクセがあるから、何とも想像して
なかった、思ってもみなかった所から、自分への
批判、非難の矢が飛んできて。刺さって痛い
というのは辛いかも
しれんね。

でも身旺の失敗はいつも調子に乗ってのもの。
安倍前首相を見れば一目瞭然。彼も月齢得てる身旺さんだけど

調子に乗った失敗を叩かれてすぐしょげる
結局落ち込んだまま浮上できずに失脚 した。
そういう失敗なく、しなやかなのが身弱、かな。

極旺くらいまで偏ると。かえって静かだよ。

人生の中で、すでに大きな失敗を経験して
散々に懲りているのでね。
慎重かつ大胆。
あとついでに。

冬月に丙があっても優しい人という解釈はしない
優しさを示す五行は火ではなく、木だから。」


「意外とパパって。。。」
「カナ。本当に苦労をしてる人間と言うのは。
今パパが言ったようなことも
本当は何も言わない人
なんだよ。カナにだからパパは言ったけど。
誰にも相談しない。というよりも、理解してくれる
器量ある人間がいない。身内にさえ
、だよ。
だから全部一人で背負う。抱え込んで耐える。
身内は鈍感だからパパがどんだけ耐えてるかも気づかない。
もんのすごく
残酷な人間だって。
血も涙もない冷血人間だ!
って罵られた。
家族に。母親に弟に、だよ?
でも泣いて医者に言うことじゃないよ。
呼吸器をつけることを望んでません
ってさ。政宗のように医者に向かって

取り乱して言ってれば、自分の気持ちが
家族にもわかってもらえたのかな?

「ものすごく口調が冷たかった」って。
そりゃそうだよ。
沸き起こってる感情を
全て押し殺して至極事務的に伝えた
からね。
パパはもんのすごい水の比劫の大過。当然月齢も得てる。
昔はいっつも心揺れてた。この感情という
じゃじゃ馬をどう御すか?
御しきるのに相当の年月訓練が必要だった。
今は厳冬の
群青色した湖面静かな深い深い湖。
上っ面だけ覗き込んでも、誰もパパの心の奥底なんて到底
読み解けもしないし理解される人間でもないの。
でもそれでいいのよ。
こっちだってそう思ってる

誰かに簡単に読み解いてもらう
ほど単純にはできてない
からアッハッハ。」


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