「やけど(太もも) Ⅱ度」
私は、2017年に自分の不注意で、左太もも部分にやけど(熱傷)をしてしまい…
- 「やけどを負った経緯」
- 「病院に行きました」
- 「処方箋」
- 「経過」
- 「やけどの範囲」
- 「太ももが突っ張って痛い」
- 「看護婦さんに感謝」
- 「通院終了」
- 「17日ぶりのお風呂!」
- 「やけどの跡」
- 「やけどの思い出」
「やけどを負った経緯」
90度前後と思われる熱湯が、左脚にかかってしまったのが原因です…
詳しい経緯は割愛しますが、私の不注意でお湯が脚にかかってしまったのです。
直後に強い痛みを感じ、頭がパニックになりました。とにかく、すぐに水で冷やそうと、ズボンの上から、ひたすらホースの水をかけました。またズボンの中にもホースを入れて水をかけ続けました。
熱傷の範囲が広く、水膨れ状態はすぐに破れてしまったように記憶していますが、この辺は直後で気が動転しており、曖昧です…
「病院に行きました」
水で脚をどれくらい冷やしたか、恐らく5分くらいだと思います。少し落ち着いて、「とりあえず病院だ!」と、病院(近所の皮膚科)に行きました。
そう言えば、ここ女医さんだったなあ… パンツ一丁になるの、ちょっと恥ずかしいなあとか思いながら受診しました。
患部は白っぽくなっており、結構痛みました。「Ⅱ度の熱傷、2週間ちょっとかかるね」と言われ、手当てを受けました。
最初は、ラップみたいなのを患部に被せ、包帯でグルグル巻きにされました。薬を出してもらい帰宅しましたが、この日は結構痛みがあったのを覚えています。
「処方箋」
化膿止めと痛み止めを処方されました。
- セフカペンピボキシル錠100mg(抗菌薬) 1日3回 3日分
- ロキソプロフェン錠60mg 1日3回 3日分
「経過」
やけどの痛み自体は、翌日には落ち着いていました。
病院には、始めは毎日、翌週は2日に1回くらいの頻度で通いました。
基本的には、状態を見て包帯を取り換えるだけです。この時に薬か何かを塗っていたかなあ、あまり覚えていないけど、多分、ガーゼ等の当てもの を交換していただけのように思います。状態を観察しながら、皮膚の再生を待つしかないので。
「やけどの範囲」
左太もも部分、縦に27cm、幅7cm(最大幅部分)の範囲で熱傷になっています(今、やけどの跡を確認した所)。
左脚の付け根の部分からだったので、包帯が巻き難く… ズレないようにテープで留めていました。
しかし、やけどが太ももで良かったなあ… 男の大事な部分が、お湯を被らなくて良かったなあと、つくづく思いました。もう想像するだけで恐ろしいよお~
「太ももが突っ張って痛い」
病院に通い、包帯を巻いている間、太もも部分が突っ張って痛く、歩きにくい日々が続きました。歩き方がへんなので、傍目に「ケガをしている」というのがバレバレで…
別にそれは構わないのですが、皮膚が突っ張っている状態なのが気になっていました。
やけどの程度は、Ⅰ度(軽症)、Ⅱ度(中程度)、Ⅲ度(重症)とあります。Ⅲ度のやけどの場合は、神経が破壊されるためか、やけどをしても痛みが無いと書いてあります。そして、ケロイド状に跡が残り、皮膚が完全に再生しないので、突っ張ったような状態になるとのことでした。
私は痛みがあったので、また医者の診察でもⅡ度と診断されており、皮膚は再生するはずなのですが… なんで突っ張ってるの? ちゃんと治るのかなあ? ガーゼを留めるテープが突っ張っているだけなのかなあ? と、少しナーバスになっていました。
「看護婦さんに感謝」
風呂に入れず、包帯を巻いている部分はさらに拭くことも出来ないので、この部分は痒みがありました。病院で包帯を外す都度、看護婦さんが患部以外の部分を拭いてくれて、ありがたい配慮でした。
「通院終了」
やけどを負って、17日目に通院が終わりました。ガーゼや包帯を巻かなくて良くなったのです。それで分かりました、突っ張っていたのはテーピングが理由でした! ガーゼや包帯が外れたら、突っ張り感は消失しました。ああ、良かったあ! それからは普通に歩けるようになりました。
その日に、塗り薬を処方されました。
- デルモゾールG軟膏(ステロイド外用塗布) 塗布 1日1-2回
熱傷の二次感染防止と、皮膚炎の湿潤効果があるようです。風呂上りに毎日、1か月くらい塗りました。
病院からは、「薬が無くなる頃に状態を見せに来てください」と言われていましたが、まあ異常が無かったので、病院には行きませんでした。
「17日ぶりのお風呂!」
太もも部分に包帯を巻いている都合上、お風呂に17日間入れませんでした…
その間、毎日タオルで身体を拭き、頭は洗面台で洗いました。意外と、身体も痒くならずに耐えられました。
久しぶりのお風呂は最高! と言いたかったのですが、やけど部分をお湯に浸すのにドキドキでした。やけど部分は少し神経過敏のような状態だったのを覚えています。怖いので、しばらくは擦らないようにしていました。
包帯を外した最初の頃は、ズボン等の生地が当たると、チクチクしていました…
「やけどの跡」
熱湯がかかった部分は、皮膚が黒っぽくなっていました。太もも部分なので、普段露出することもなく、目立つこともありません。皮膚の色は黒いのですが、ケロイドにはなってなく、色以外は以前と何も変わらなく回復しています。
色も徐々に薄くなり、時間経過と共に、あまり目立たなくなりました。
程度がⅡ度のやけどで良かったと思います。しかし、もう2度とヤケドはイヤだなあ…
「やけどの思い出」
そう言えば、小学生の頃、軽いやけどの経験があります。
昔の電気炊飯器は縁の部分が外側に出ていて、炊飯中にこの縁の部分が熱くなり、触るとやけどをします。それを知らなくて、風呂上りだったか、裸の状態で背中が、この炊飯器の縁の部分に当たり… 1cmくらいのヤケドになりました。まあ大したことありませんが。
この頃、家で「アメリカ薬」と呼ばれる薬が薬箱に入っており、これを塗っていました。
何なんでしょうね、アメリカ薬!
正確には、KIP PYROL という薬です。古くから軽度のやけど、切り傷の家庭薬として使われている軟膏です。独特の黄色の軟膏です。元々、アメリカ製だった家庭薬なので、アメリカ薬と呼ばれていたようです。パッケージはいまだにそれっぽいデザインですよ。家の薬箱に常備しています。
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