「健康診断」
2020年9月に会社にて年1回の健康診断を受け、先日結果が返ってきました。今回は体重を減らしたこともあり、一切異常はありませんでした。
コロナの影響で、毎年6月に受診していたのが9月になりましたが、無事健診を受けることが出来ました。せっかくの健康に関するブログなので、健康診断についても少し調べてみました。
- 「健康診断の目的」
- 「健康診断 法的な決まり」
- 「一般健康診断の項目」
- 「企業の実際の健康診断」
- 「私の勤め先の場合」
- 「健康診断の所要時間」
- 「胃部検査(バリウム)」
- 「健診結果」
- 「健診結果より」
「健康診断の目的」
まあ、特に説明は不要ですが、病気の早期発見だと思います。「健康診断は、診察および各種の検査で健康状態を評価することで、生活習慣病をはじめ、さまざまな病気の早期発見・早期治療及び、病気そのものを予防することを目的に行われる。」と書かれてあります。
「健康診断 法的な決まり」
労働安全衛生法(第66条の1)により事業者に実施が義務付けられているとなっています。内容として、「雇用時の健康診断」、「常時使用する労働者の健康診断(定期健康診断)」があります。また特定の業務に従事する方については個別に診断項目が定められています。
特定の業務に従事する方以外の、常時使用する労働者の健康診断については、「労働安全衛生規則」によって定められた診断項目があります(法的項目)。⇒「一般健康診断」
(特定の業務に従事される方は、従事内容を鑑み、+αの検査項目の受診が定められています)
「一般健康診断の項目」
(定期健康診断(安全衛生規則第44条)
- 既往歴及び業務歴の調査
- 自覚症状及び他覚症状の有無の検査
- 身長、体重、腹囲、視力、及び聴力の検査
- 胸部エックス線検査、及び喀痰検査
- 血圧測定
- 貧血検査(血色素量及び赤血球数)
- 肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)
- 血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
- 血糖検査
- 尿検査
- 心電図検査
「企業の実際の健康診断」
企業の健康診断の多くは、医療保険事業を運営する「協会けんぽ」、「組合健保」の制度を利用して、各企業が契約する健診機関にて実施しています。どちらの組織も「定期健康診断」における法的項目を包括した診断項目を用意、実施しています。
また企業によっては診断項目について、事業所のニーズを踏まえ、項目を増やしている所もあります。
「私の勤め先の場合」
私の勤め先は協会けんぽに加入しており、「生活習慣病予防検診」との名目になっています。
実際の健診機関は「船員保険福岡健康管理センター」が実施、事業所まで検診車が来ています。
健診項目については、「一般健康診断」の項目に加え、下記の項目を実施しています。
- 肝機能検査(ALP)
- 痛風検査(尿酸)
- 腎機能系血液検査(クレアチニン、eGFR)
- 血液一般検査(白血球数、ヘマトクリット値)
- 尿検査(尿潜血)
- 便潜血検査
- 胃部検査(直接撮影(いわゆるバリウム検査))
他に年齢によって、任意に肝炎ウイルス検査、眼底検査があります。
女性従業員については婦人病の健診もあります。
これらの「一般健康診断」に追加しての健診項目については、35歳以上の従業員が対象となっています。昔は30歳以上が対象だったのですが… 健診費用は事業所負担のため、負担軽減措置で年齢を引き上げたものと思われます。
「健康診断の所要時間」
基本、流れ作業にて、多くの対象者を検査する必用があるため、一人当たりの時間は短いです。職場を離れて戻るまでに1時間もかからないです。
しかし、毎年受診していても、バリウム検査だけは慣れないですね…
「胃部検査(バリウム)」
受診された事がある人は、あの苦痛は分かりますよね?
バリウムを飲むこと自体は苦痛でも何でもないのですが(比重が重たいヨーグルトを飲むようなもの でも飲むのも苦手という人もいる)、胃を膨らませる炭酸を飲んで、ゲップを我慢するのが大変なのです…
また、検査台の上では「あーしろ、こうしろ!」と言われて身体を反転させたりするのですが、台がいろんな方向に向いて頭側が下になる時は、ハンドルを強く握っておかないと落ちそうになる…
検査が終わってゲップが無事に出れば良いのですが、ゲップが出ないと、ちょっと胸が苦しかったりもします。
そして最大の難関はこの後で、バリウムを早く排便しなければなりません。
バリウム検査を受けて最初の頃は、私自信はお腹が弱いので下痢をしやすく、何もしなくても(緩下剤を飲まなくても)バリウムが勝手に当日中に出ていました。
ところが4~5年経ってのバリウム検査の時は、なかなかバリウムの便が出ず、翌日の昼間に出たのですが、かちこちに固まり、相当排便に苦労しました。
バリウムが最終的に出ないと、ちょっとややこし事になるようで、それ以来、緩下剤を飲んで当日中に出すようにしています。
下剤を飲むと、一日中お腹がゴロゴロ鳴って、おちついて仕事出来ないんですよね… 私は事務職だからまだマシですが、現業職の方はそうそう職場を離れられないので、大変だなあと思います。
「健診結果」
今回は前回よりも体重が10kg落ちたので、肥満でひっかかる事もなく(それでも標準体重よりは重たいですが…)、全く問題無い結果でした!
「胃ポリープ」が疑われると書かれていますが、昨年からのもので、現在特に問題は無いと書かれており、こんなのは無視です。
参考までに健診結果の画像を添付しておきます。
まあ、他人の健診結果なんか見てもねえ… と思うのですが、企業の健診内容にご興味がある方のために。最近、個人情報云々がうるさくて、従前は健診結果はそのまま配布されていましたが、今は封筒に入って封がされるようになっています。なので他人の健診結果を見ることもそうそう無いと思われますので、ご参考までに。
「健診結果より」
私は現在、低音障害型感音難聴にて長期通院しています。またアレルゲン免疫療法にも取り組んでいます。首は頸椎ヘルニアにて不調だし、腰もギックリ腰の持病があります。その辺のことがブログのネタにもなっていますし…
でも、健診結果は異常無し! そう、ブログのタイトル通り、私は「健康なのだ!」