まさか日本でカルチャーショックを!

日本で技術者→中国広東省にて日本語教師→日本で技術者復帰→技術者+?
旧題名:まさか私が日本語教師に!(NO.3)

日本語教師の標準語と方言

2020-08-03 23:10:33 | 授業全般(日本語)
中国で最初に教えた学校。
そこは標準アクセントを売りにしていた。
私はけっこう得意なほうであり、それほど苦労はしなかった。
だが、常に新明解国語辞典などでアクセントは調べていた。

2年前、日本で当時の学生と再会したときに聴いたのが、「どこに行っても『発音がきれい』と言われる」ということであった。

日本で多く会っているのが、中国で最後にいた学校で教えた方々であるのだが、やはり同じことを言われるらしい。

それはそれで、私の売りでもあり、うれしい話である。

ただ、私は「標準アクセント」にこだわるつもりはない。
例えば中国にいる日本人の多くは標準アクセントであるほうが少ないように感じている。
もちろん、相手が中国で日本語を勉強した方だとは考えずに、思いっきり方言を用いる方もいらっしゃる。

であるから、関西系のアクセントを持つ中国人同僚や朝鮮語アクセント的な中国人同僚の存在をありがたいと思うことすらあった。

それでも・・・。
外国語としての日本語を教えるうえで、やはり最初は標準語を基本として教えたほうが良いと思っている。
その基本があるからこそ、後で方言と対峙しても理解できるのではないだろうか。

まあ、最初から思いっきり方言で言われたらわからないだろうけれど・・・。

中国在住時代の一時帰国を利用し、2回日本の運転免許証を事前更新している。
その2回目の講習中に思いっきり方言を聴いた。
日本語非母語話者はもちろん、他地域出身の日本語語母語話者でも戸惑うに違いないと深く考えたことがあった。

つまり、そういう意味でも標準語というのは大切なのである。
であるから私は日本語を教えるとき、標準語と標準アクセントにこだわる。
ただ、それが苦手な日本語教師を悪いとは思わない。
それも学習者のためになるので。
特に建設業、製造業の場合は。

半分寝ているので、記している文章もなんだかおかしいとは思うのだが、
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