中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

人生をどう生きたらいいのか、一緒に考えよう

女性天皇とは  その2

 

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みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

前回の女性天皇の続きです。

 

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/cc/Empress_Suiko_2.jpg/270px-Empress_Suiko_2.jpg

(出典:ウィキペディア推古天皇像』)

 

 

今までの女性天皇のうち8方中6方は皇女(こうじょ・天皇の娘)で、

1方が皇孫(こうそん・天皇の男系の孫)、あと1方が皇曾孫(こうそうそん・

天皇の男系の曾孫)でありました。

 

このように歴代の女性天皇は、全方が天皇の「男系の子孫」に当たります。

この「男系の子孫」とは、父親を辿ると、初代天皇神武天皇にまで行き着く人

のことをいいます(海外で説明するときは、男系よりも父系『Father‘s line

』というとすぐわかるようです。日本でも男系と言うより、父系という言い方

の方が理解しやすいのではないかと思われます)。

 

この女性天皇が一代限りだったこともあり、女性天皇の後は本来皇位に就く

べき男系の男子に皇統が戻るので、皇位はこれまで126代と例外なく

歴代天皇の男系の子孫によって継がれてきました。

 

 

さて、多くの女性天皇が出現した奈良・飛鳥時代というのは、まだ皇位継承

制度が整う前で、その頃は皇太子の制度も明確になっていませんでした。

そのため、天皇の代替わりのときに混乱が生じやすく、次に男系男子が皇位

就くまでの間、暫定的に女性が天皇になることがあったのです。

 

 

その最初の女性天皇である推古天皇(すいこてんのう)は、欽明天皇

きんめいてんのう)の皇女で、同時に敏達天皇(びだつてんのう)の皇后

でありました。

 

 

その3につづく~

 

 

 

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