(前回より続き)
待ち合わせて、店まで向かった
店につくまでの間一体何を話したんだろう?
もう覚えていない。
待ち合わせ場所から少しだけ歩いて
店についた。
「予約していた斎藤です」
りえは予約していたことに驚いていた。
嬉しがっていたようにも見えた。
店内は明るいが、やっすい店である。
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お通しが運ばれてきた
りえ「私のはきゅうり入ってないじゃん!」
俺「りえちゃんがきゅうりが嫌いってことを予約のときに伝えてたんだわ笑」
りえ「え、本当に!?」
俺「うそうそ、きゅうりのことは今日始めて知ったわ」
こうやってここに書いてみると
あまり良いトークではないよね
でもね、頑張ってたんです
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俺は酒が飲めないのでノンアルにした。
そのことにりえは驚き、りえもノンアルにした。
この試合(デート)のときは、活動を始めたばかりのときだった。
自分は飲まなくても女の子はお酒を飲んでくれるものだと思ったんだけど、
やっぱり気を使うのかねぇ
これ以後の店はアルコール色の強い場所にわざわざ行かなくなった。
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食事中は適当に仕事のこととかを話したんだろうか。
覚えていることは
俺は嘘はついていない
ただわざわざ障害者雇用ということも言ってない
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会計して店をでた。
手をつないだ。
俺「よし、タクシーとめよう」
りえ「どこいくの?」
俺「カラオケだよ」
りえ「あそこにあるじゃん」
俺「広い場所で歌って踊っても大丈夫なとこがあるんだわ」
りえ「そんなとこあるの?w」
タクシーIN
俺「・・・ホテル〇〇まで!」
りえの表情に特段の変化はない。
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タクシーの運転手にお礼を言って
ホテルIN
りえ「・・・ここってラブホじゃない?」
りえの当惑した顔
あれっ この子分かってなかったの?
俺「そうそう、ラブホの中にカラオケがあるんだわ笑」
りえ「私生理だよ」
俺「ぜんぜん問題ないよ、歌うだけだから」
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エレベーターで部屋まで移動する
中で軽くキスする俺
キスを受けたあと、ニヤニヤするりえ
部屋に入って、キス
長いキスの時間が続く
キスしながらりえの体に触る
払いのけられる
だが手に力は入っていない
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やる流れになり、シャワーを浴びにいく俺
シャワーを浴びていたら
ドアが開く気配を感じた
りえが参戦した(浴室に入ってきた)
このとき浴室は暗くて、浴室の外の部屋の薄暗い照明だけだった
なぜこうなっていたのかは分からないが、
浴室が暗かったから
りえが参戦できたのだろう
俺のリトルを刺激するりえ
「ちょっ もうやめて」
俺はとても敏感なのだ
そしてオリンピック選手並みに早いのだ
俺は先に浴室から出る
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戻ってきたりえに俺は聞いた
俺「そういえば、生理じゃなかったの?」
りえ「もう大丈夫みたい」
これを聞いて俺はりえが可愛くてかわいくてたまらなくなった
素直すぎないか
他の女性ならプライドが邪魔してこんな言動にはならないと思う
このときのりえの言葉と表情ははっきりと記憶に刻みこまれている
(次回へ続く)