看護師の失業手当を確実にもらうまで(申請方法、ハローワークの手続きなど)


私は、2年程前に、働いていた東京新宿にある大学病院を辞めて、都内の別の病院へと転職したのですが、その際、手続きをした「失業手当」について、手当をもらうまでの申請方法やハローワークの手続きなどをご紹介します。手間がかかる手続きですが、失業手当をもらわないのは、とてももったいないので、是非、失業された方、転職するために看護師のお仕事を辞められた方は、少し時間をとって、良く考えながら、申請手続きをして頂きたいと思います。

看護師の私が職場を辞めて再就職するまで

私が勤めていた病院の最終日には、事務で色々な手続きをしました(たくさん判子を押した記憶があります)。その後離職票が家に届きました。再就職する意思があれば、すぐにハローワークに行くべきですが、私は全くやる気がなくなっていたので、子供みたいに、カレー屋さんかパン屋さんになろうとフワフワ過ごしていました。その間、旅行とヨガ三昧でした。家族に「働いたら?」と言われてもピンとこず、貯金を崩しながら好きなように過ごしていました。でも、少しはこんな期間もあってもいいかなと思いました。精神的にはリフレッシュできたと思います。




でもだんだん、やりたいことも無くなり、旦那さんと話し合い、年明けにハローワークに行きました。自分の周りでは看護師でハローワークを利用する人がいなかったので(次の職場を見つけて辞める、失業期間がない人がほとんどなので)、求人探しの一つとしてハローワークに行ったのですが、いざ行ってみると、「もっと早く行くべきだった」と感じました。もちろん、ハローワークは、就職する意思がある人のための場所です。しかし、いろいろな求人があり、情報も入るので、ハローワークに通いながら、徐々に、仕事をする気が出るということもあるかも知れません。就職前に看護師の技術練習ができる病院紹介のチラシを見付けて、私は申込み日が間に合わなかったのですが、早めにハローワークに行っていたら参加したかったと思い後悔しました。そのような便利な制度もあるのです。また、早めに登録した方が失業手当が多くもらえるケースもあるようです。私は、辞めて半年以上経っていたので、失業手当を満額はもらえなかったです。ハローワークに行きつつ、看護師の求人サイト数社登録しました。看護師に限った求人数は圧倒的に看護師専門の求人サイトのが多いです。でも、ハローワークでしか見かけない看護師求人もありました。求人情報の更新が常にされているのもいいなと思います。私が動いてた1月~2月はちょうどコロナの中で、面接が中止になった病院もいくつかありました。結局今の病院は、ハローワーク紹介ではなく、看護師求人サイト紹介なのですが、それでもハローワーク登録後約1か月(給付制限の最初の1か月)以降であれば、ハローワーク以外の紹介病院でも手当がもらえます。ハローワークへ行ったのは、3回だけですが、通っていた1月~3月までの3か月分で以前の給料の約3分の一ほどいただけるので、ありがたい制度であることは間違いありません。また、就職先の手当てが以前より少ない場合、就業促進定着手当就業促進手当)も受けられるようです。私の新しい就職先は明らかに以前より給料が少ないので、これから申請しようと思っています。

看護師の職場を辞める決意をしたら、すぐにハローワークへ

とにかく、病院を辞めると決意したら、割り切って手続きをして、離職票をもらったら早めにハロワークに行って、手当や転職の情報を得て、看護師求人サイトに登録し、失業手当をもらいながら転職先を探すことです。離職票には提出期限というものはないようですが、ハローワークで手続きをしないと、失業保険はもらえません。また、離職の状況によって、失業保険をもらえる期間が変わるので、ハローワークで確認してみてください。仕事をしながら働きながら転職先を探す場合もあると思いますが、忙しい看護師には、転職時に心と体を休める時間も必要と思いますので、あまり、転職にあたって、自分の身体や心を苦しめないように気を付けましょう。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
他にも、看護師の就職や転職の経験、給料(収入)、看護師に必要な資格など、いろいろな記事を書いていますので、是非見て頂けると嬉しいです!
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