海外ニュースから英単語クラスターを充実させる(読解) | 英語でほふくぜんしん 

英語でほふくぜんしん 

英語をこつこつ学ぶブログ

先日長文読解のスピードを上げるための英単語増強法として、「英単語はクラスターで覚えよう」というブログを書きましたが、(↓)

https://ameblo.jp/fukumaru2/entry-12605213013.html

 

その時に取り出した 「impose(強いる)」という単語のクラスターに新たに加えるべき単語を今日はニュースでよく耳にしました。

 

香港の国家安全法に関するニュースです。

 

先日のブログでは、「impose(強いる)」は 「retaliation (報復)」や 「tariff (関税)」というクラスターに加えて覚えるといい。と書きましたが、この度の香港の国家安全法のBBCのニュースを読んでいると、他にも重要でよく目にする単語が盛りだくさんです。

 

「condemn (非難する)」や、「sanction (制裁)」です。この、「condemn (非難する)」は、本当によく目にするのですが、なかなか覚えられない単語として私の中で長く存在していました。この度のニュースで何度も聞くうちに、単語の脳内の定位置が定まり始めました。

以下のBBCニュースの中ではたくさん関連単語がでてきます。

https://www.bbc.com/news/world-asia-china-53259656

Hong Kong: US passes sanctions as nations condemn new law

↑今日の見出しにこう書いてありました。 (各国が香港の新法(国家安全法)を非難する中、米国は制裁を決定した)

 

Beijing imposed a security law that was condemned by countries around the world.

↑見出しに続けて このように書いてありました。 (世界中の国々に非難された安全法を中国政府(北京)は課した。)

 

この続きとして、各国の反応も掲載していて、イギリスでは香港の元イギリス領事館職員の亡命を認めたという記事がでていました。↓

 

https://www.bbc.com/news/world-asia-china-53252533

Mr Cheng was granted asylum on 26 June.(チャンさんは6月26日に亡命が認められた

チャンさんは「former UK consulate worker (元イギリス領事館職員)」だったようです。

 

またカナダでは、「香港への渡航アドバイスを変更し、新法は国家安全保障上の理由による任意拘留と中国本土に引き渡される可能性のリスクが増したと伝えている。」(↓の記事の訳)

という記事も並んでいます。

 

And Canada changed its travel advice to Hong Kong, saying the new law "increased the risk of arbitrary detention on national security grounds and possible extradition to mainland China".

 

こんなところからも、「consulate (領事館)」、「asylum (亡命)」、「arbitrary (任意の)」、「detention (拘留)」そして、「extradition (引き渡し)」などもこれらのクラスターに入れてもいいかもしれませんね。

 

なんだか怖い単語ばかりのクラスターと化してきましたね。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

おまけ:

 

私は以前から 「arbitrary (任意の)」という単語と 「obituary (死亡広告)」という単語の雰囲気が似ていて区別をつけにくいと悩んでいました。 しかも日本語の 「任意の」という言葉の意味もあいまいにしかわかっていませんでした。

 

この度、この「arbitrary (任意の)」という単語を「arbitrary detention (任意拘留)」として目にしたことで、拒否できるけれど、求められるもの。という本来の意味に近い形で頭にとどめておけそうです。

 

 


人気ブログランキング