吉村さんと塾の長 (英作文) | 英語でほふくぜんしん 

英語でほふくぜんしん 

英語をこつこつ学ぶブログ

英作文の続き

 

以下の例文は自分で考えてみました。今回は 「つい~してしまう」という表現の英訳についてです。

 

コロナが流行し始めてしばらくするのに、ついみんなで集まろう と言ってしまう。

 

「つい」というのは どういうことでしょう?

〇 「うっかり」ということで、意図せずに、という意味の場合もあるでしょう。

また、

〇 「~しがちである」ということで、高い頻度で/やめられないでやってしまう。という意味もあるでしょう。

文脈から どちらの意味だろうか?と考えて訳すといいのでしょうね。

この場合は、「~しがちである(高い頻度で)・(やめられない)」という意味の方がしっくりくるのではないかと思いますので、以下のような英文はどうでしょう。

 

Even though it has been a while since the outbreak of Covid-19, I often ask my friends to get together.

これもいいのではないでしょうか?

Even though it has been a while since the outbreak of Covid-19, I can't stop asking my friends to get together. 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

ところで、最近吉村知事がテレビで大阪の状況とそれに対してどうしていこうと思っているか、という話をすることが多いのですが、

みていてなんとなくほっとします。

 

今後の感染拡大の予想、ウイルスそのものの今後の姿、医療機関のサポート体制、世間の安定性、など、考え始めると不安要素が多すぎてたまに夜中に大きな不安が襲ってきます。

 

これは、医学部受験の試験3か月前の心理状況と似ています。センター試験後、個別試験前までの1~2か月の間の心理状況といえば、

 

〇 本人の知識は試験範囲に追いつけているか?

〇 受験生たちはどのように動くのか?競争率に大きな変化が生まれてこないか?

〇 今年の試験はどのような方向に向くのか??試験内容は例年通りなのか、変化するのか?新しい試みなどを突然行ったりするか?

さらにことしだったとしたら、こんなことも不安になりそうです。↓

〇 コロナの影響で12月1月の学校の登校日に変化がでてくるのか?(現役生は登校するということで時間を取られるので)

〇 模試の結果は例年通りに読んでいいものなのか?

 

などなど、些末なもの(英語のリスニングの機械はちゃんと作動するだろうか?とか)まで含めると 不安になりそうなことを考え始めると際限なく不安要素が次々と浮かんできます。

 

受験生本人ももちろん不安でしょうが、その本人のそばにいて大きな影響をあたえてしまう保護者もかなり不安だと思います。

私自身、少しのことで ぐらぐら不安になるため、塾の先生の存在はとてつもなく大きなものでした。

 

そしてニュースをみながら感じたのが、コロナ禍の吉村さん(大阪府知事)と受験時の塾の長は似ている。ということでした。

 

吉村さんは、今日の午後、8月1日~20日の間、5人以上の会食はやめて。とおっしゃっていましたが、その根拠は、これまでの感染者のパターンをみていて5人以上を制限した方がよさそうと思ったということと、5人以上のグループをOKとしてしまうと、感染者が出た場合、クラスターの追跡が大変になる、と正直におっしゃっていたので、とても腑に落ちます。また、今後の自粛要請についても どのような形にするのか、なにを基準にするのかということを発表されていて、それが理解できただけで、私の心の安定につながります。

ようするに、考えるべきポイントを絞ってくれたことで ぽこぽこと湧きあがり続ける不安から目を離させてくれたのです。

 

今のコロナの流行中は何をきいても不安になろうと思えばいくらでもなれます。そして、考え続けたら、いくらでも悪いことを考え続けることができます。でも、そんなことをしていると、単に睡眠不足になって体調をくずしてしまうのがおちです。

 

だから、ある程度、不安について考えることをやめるアドバイスのようなことを口にできる「指揮官」というのが不安な「民」を救ってくれるのではないだろうか?と思いました。

 

〇 受験先の大学の動向について自分の見解を明確に持っている。

〇 これまでの受験生の傾向と今年の傾向について持論がある。

〇 試験のトレンドと今後の予想について、しっかりと分析ができている。

〇 最近の動きとは別に 大学受験の王道について変わらずに重要なことを伝えてくれる。

↑これらの情報はとてもうれしいですが、それよりも何よりも、余計なことを考えるな!まだ学力が足りてないのが一番の問題だ。と明確に言ってくれる人が一番ひつようなのではないでしょうか?

 

受験生は立ち止まって不安になるより、こつこつとできることを日々勉強するのが一番なのです。

受験生とその家族が不安のラビリンスに入っていくことをやめさせて、「勉強がたりてません」と冷静に伝えることができる塾長との出会いが、医学部受験を制するのではないでしょうか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

最後に英作問題です。「つい~してしまう」の別バージョンです。↓

 

大丈夫だ。とつい言ってしまうのが僕の弱点ではないかと最近思う。

 

I came to think that my weakness lies in unintentionally telling students that they are doing fine . 

 

 


人気ブログランキング