事前知識ゼロで注文住宅に挑む

住友林業で注文住宅を建てました。家づくりの事前勉強もせずに家を建てた記録です。

事前知識ゼロで注文住宅に挑む

天井ができました

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外壁のモルタルがペタペタと塗られている頃、家の中では大工さんが天井づくりに勤しんでいました。

そこで、今回はここ1週間ほど行われていた天井づくりを追いかけます。

着工七十三日目(天井骨組み)

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まずは天井を作るための金属の骨組みが組まれました。

驚いたのは大工さんが家の中で金属レールを切断していたことです。

自分の勝手なイメージで、大工さんは木材を切ることはしょっちゅうあっても金属を切ることはないだろうと思っていましたが、火花をまき散らしながら高い音できれいに金属レールが切断されてゆきました。

火花が散ってもお構いなし、手慣れたものです。

そして先ずはレールを梁に固定。まっすぐにレールが取り付くように、1カ所ずつ固定する前に綿密に差し金で壁からの長さをチェックしていました。

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こういうひとつひとつの細かい作業をしているのをいつも目の前で見ているので、この大工さんのお仕事は信頼ができます。

そして、レールが用意できたらレールの間に骨が差し込まれてゆきました。

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あれ?うちって木造辞めたんだっけ?なんて冗談を言いたくなるほど、火打ち梁以外ではじめて金属の存在を躯体で感じた瞬間でした。

着工七十八日目(2階天井断熱材施工)

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骨組みのの準備ができると、続いて天井の断熱材投入です。

天井断熱材は2階と1階で仕様が異なります。

2階はこの分厚いのを二重に入りました。

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金属の骨組みの間から入れて、それをきれいに均したら完成です。

着工七十九日目(石膏ボードで蓋)

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断熱材が入ったら、石膏ボードで天井を塞ぎます。

これまで遮るもののなかった広々とした天井から一変、かなり低く感じます。

着工八十日目(1階天井断熱材施工)

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2階がひととおり出来上がり、1階に大工さんが移ってきました。(大工さん2人体制の現場では上下階同時進行するらしいです。)

1階の天井には2階のものとは異なる断熱材が入っています。

1階の断熱材は写真を撮っていないのですが、仕様書によると24kのグラスウール断熱材50mmを入れているようです。

従い2階に比べて1階の断熱材は4分の1以下の熱抵抗値なのですが、この違いは、2階は屋根を通して日光の影響を受け夏場は非常に暑くなるため天井裏断熱がしっかりと入るのに対して、1階は上階からの熱影響が小さいため断熱が薄くても問題ない為です。

尚、2階に床暖房が付いている場所の真裏は床暖房の影響が有るため追加の断熱材が施工されています。

最後に、1階と2階を繋ぐ階段の裏側にも断熱材が入りました。

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冬場に階段を踏んだ瞬間ヒヤッとする心配が減りますね。

天井点検口

いつの間に出来たのかわかりませんが、気づかぬうちに2階のユーティリティールームには天井点検口が設けられました。

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屋根裏に何かあれば、ここから天井裏に入り込みます。

あとは、インターネット用の光ケーブルの引き込みや電柱からの電気引き込みも天井裏にあるとのことなので、その際に作業員が登ることになるかもしれません。

室内用ホスクリーン

天井が出来上がると天井取付の室内用ホスクリーンが付いていました。

大工さんからは、「図面上はこんな感じで指定されているけど、ホントにこれで大丈夫ですか?」と心配そうに言われました。

大工さんの気がかりは、エアコンと近すぎないか。

ホスクリーンには物干し竿をひっかけますが、竿を穴に通すと少し穴の外側に余裕が必要です。

まだエアコンの高さが分からないので想像で描くしかないのですが、エアコンとホスクリーンが同じ高さの場合、恐らくこんな感じです。

エアコンに竿がガシガシ当たりそうです。

そこで、穴の位置を20cmほど動かしてもらいました。

位置決めさえしてしまてば、ものの3分ほどで移設完了。

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目に見えて余裕が出ました!

こういう微調整を現地現物を見ながらやれるのが良いですよね。

天井壁紙を貼ってしまったら動かせなくなるとのことでしたので、大工さんから違和感を伝えて貰えて助かりました!

 

次回
→床暖房が付きます

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