＜宝塚記念＞
◎ブラストワンピース【馬体オーラ：Ｓ、調教オーラ：Ｓ】
大阪杯でも◎にしましたが、今回も見事な仕上がり状態。血色良く、肩がカチッとキマった堂々たる立ち姿。バランス良く見せながらも、前駆の充実が特に目立ちます。大阪杯は条件的に合わなかったようで、非根幹のこうした距離の方がこの馬にはマッチしてそう。パワフルで内容濃い調教を2週続けて元気一杯、大外枠でも巻き返しは必至です。
〇ワグネリアン【馬体オーラ：Ｓ、調教オーラ：Ｓ】
今まで前駆の頼りなさが腰高なフォルムをより強調させ、不格好に見えがちでしたが、ここへ来て胸前や肩のあたりが格段に逞しくなり、だいぶバランス良い見栄えに。ダービー制覇後の同馬（というより陣営）は、どの高みを目指しているのか分かりにくく、どのレースでも勝負気配が今イチ伝わってきませんでしたが、はち切れそうなトモの筋肉を躍動させて駆け抜けた追い切りから、今回はかなり“本気”とみました。
▲サートゥルナーリア【馬体オーラ：Ａ、調教オーラ：Ｓ】
頭が少し大きく見えるほどで『中間の段階で仕上り過ぎ？』との印象から印は３番目となりましたが、一完歩ごとにグイグイ容赦なく伸びる調教でのド迫力な動きからして、問題無さそう。右回りではワールドクラスとみており、コロナの影響による凱旋門賞断念が本当に残念。自らに課した予想ルールの縛りにより３番手としましたが、本音を言わせてもらえば、この馬がここで負けるとは考えられません。
△グローリーヴェイズ【馬体オーラ：Ａ、調教オーラ：Ｓ】
昨年１２月の香港ヴァーズは圧巻。ここで人気のラッキーライラックや海外の強豪に決定的な差をつける完勝は、名手モレイラ騎手が鞍上だった点を割り引いても同馬の覚醒を証明するに十分なパフォーマンスでした。好仕上がりながら若干まとまり過ぎで迫力伝わらぬ中間馬体の印象を懸念し、印をここまで落としましたが、首をグイと前に沈み込ませるような調教の走りからは集中力と意欲を感じられ、今年初出走となる心配は無用。今年の短期免許を間もなく使い切るレーン騎手にとって本年最後の日本ＧＩとなるはず。気合いが入っているに違いありません。
【今日の人情馬券】
ペルシアンナイト【馬体オーラ：Ａ、調教オーラ：Ｓ】
筋肉量豊かでバランスも良い好馬体に惹かれて追い掛けた３歳クラシックから早３年余。仲良く（？）出走を重ねた盟友アルアインもターフを去り、いよいよ戦績も冴えなくなった昨今ですが、今回は久々に食指が動く出来栄え。ハリのある馬体を躍動させた追い切りの動きは出色で、肌艶も良好。マイル得意なイメージ強いですが、２０００ｍでもＧＩ２着２回。加齢でズブくなってきているとすれば、ここで新味が出てもおかしくありません。内枠の利を活かして和田騎手が巧く立ち回れば、格で見劣ることはないだけに面白い存在ではないでしょうか。
＜宝塚記念＞
◎ブラストワンピース
〇ワグネリアン
▲サートゥルナーリア
△グローリーヴェイズ
ペルシアンナイト
☆前回の結果☆
＜安田記念＞
◎ダノンプレミアム １３着
〇ミスターメロディ １１着
▲セイウンコウセイ １２着
△インディチャンプ ３着
グランアレグリア １着
ダノンキングリー ７着
