2020年5月4日月曜日

ブラインドタッチはできるかな

おしゃべりの花を咲かせています。牡丹の会の管理人,マーシャです。

牡丹の会は、1/3が男性で、地域のサロンとしては男性比率が高いです。
パソコンとかITとか、サロンの紹介にそういった文字があるためだと思います。
とはいえ、本当に技術者だった方はいらっしゃらなく、勉強会といってもマウス操作からのスタートです。
マーシャ自身も、なんちゃって技術者だったので、とりあえずクリックしてから考えているという、すべてが手探りの状況です。

当然、失敗もあります。
サロンに来ている視覚障がいの方は、音声読み上げソフトのPC-Talker を使っています。
PC-Talkerは、付属のKTOSというユーティリティも一緒にインストールするようで、入力を点字で行う方は、KTOSが常駐している状態です。
そのKTOSを、間違ってアンインストールしちゃったのです。

私が知る限り、Cさんは、普段から点字入力で文章を入力していました。
あるとき、SNSやアンケートなど、フォームへテキストを入力する際、どうしても入力できない場面があるので、KTOSを一時的に使用しないことにしました。
手順は覚えていないのですが(この辺りがいい加減)どうやらこの時に、使わない=アンインストールしていたらしく、その後、KTOSが自動起動しなくなってしまいました。

そうなると、Cさんは点字入力が出来ず、PCが使えないのでは?これはまずい!
と思い、サロンが終わった後に、ご自宅に行ってサポートするにはどうすればいいのか?と頭を巡らせました。
ところが、Cさんは、KTOSが自動起動しなくなった後でも、難なくローマ字入力で操作するのです。
「皆さんがローマ字入力をしているのだから、私もやってみようと思って。」
Cさんはさらりとおっしゃいます。

どうやら、2年くらい前から少しづつローマ字入力を練習していたのだとか。「牡丹の会の皆さんと同じように私もいっしょに。」と微笑みますが、なんちゃって技術者は、三本指でキーボードを見ながら打っているのですよ。

もちろんCさんはブラインドタッチです。
この素晴らしい集中力をお持ちのCさんに、いったい何を教えればよいのか?!
マーシャのはちまきを締め直すいい機会になりました。