こんにちは!耕す太郎です。

我々の結婚記念日まで2ヶ月をきりました。

毎年このくらいの時期になるとどこでお祝いをしようかなんて話が出始めるわけです。

今年はどこで愛を叫ぶか、、、。

世界の中心ですよ。

僕らの身近にある世界地図は日本列島が中心に描かれておりますが、世界基準の世界地図はイギリスが中心に描かれています。

はい、さすがに遠すぎるので叫べません。

じゃあ規模を小さくして日本の中心で叫ぼうじゃありませんか。

愛を!

我こそは日本の中心だと主張している場所は複数ありますが、その内の一つ、徳島県の東みよし町。

「ゆめりあ34」

日本は斜めに伸びております。

そこで日本で緯度、経度の下二桁が同じ数字になる所が9箇所あります。

それを線で結ぶと日本列島上を斜めに伸びる線が出来上がります。

その線の真ん中が徳島県東みよし町。

北緯34度にあたるところを「ゆめりあ34」と名付けているのです。

少しずらしてみましょう。

愛は叫べるでしょうか?

34度から少しずらして、33.9度。

ん?

339度

三三九度

はい!どん!

叫べませんが、誓えます。

そう!

本日は結婚式での「三三九度(さんさんくど)」のお話。

「三三九度」とは結婚式の神前式で行われる儀式です。

大、中、小の盃で新郎、新婦が神酒を交互に飲み、夫婦の契りを交わします。

室町時代から続く礼法で本来は下記のような順番で行われます。

一の盃(小)新郎→新婦→新郎
二の盃(中)新婦→新郎→新婦
三の盃(大)新郎→新婦→新郎

現在では新郎新婦が交互に1回ずつ飲み交わす場合もあるようです。

諸説ありますが、日本の古来の習慣では他人と同じ箸や食器を使う事はなかったようです。

しかし、主君と家臣の結びつきを固める意味で同じ杯で酒を酌み交し、絆を深めあっていました。

その武士社会の慣わしが庶民にも広がり、他人以上の結びつきを求め、三三九度は生まれたといわれております。

耕す太郎は東京に住んでますから、イギリスはもちろん徳島も遠いです。

いや、待てよ。

地球は丸いわけですから、僕が立っている場所がいつでも中心なのではないでしょうか!

なんだ、どこでも叫べるじゃない。どこでもいいんだよ!

今日もまた結婚記念日の話し合いです。

お嫁ちゃんが僕の意見を求めています。

「どこでもいいよ」

「は?なにそれ?」

あれ?いや違うんだ!

「ちゃんと考えてるの?」

お嫁ちゃんが怒ってます、、、。

たすけてくださーい!!!

おしまい。