寒がりな猫のための防寒対策と冷気を防ぐおすすめのグッズ紹介

9月まではまだ暑さの残る季節でしたが、10月に入って中旬を過ぎたところから急に寒さを感じる季節に様変わりしてしまいました。

昔はもっと四季がはっきりとしていて、暖房も冷房も使わない過ごしやすい時期があったような気がしますが、記憶違いでしょうか・・

「猫が風邪をひかないようにしたい」

「防寒対策を色々と知りたい」

肌寒さを感じるようになって、猫も寒そうにしていますが、今回はこんな思いを抱えている人向けに毎年冬になると行っている寒さ対策を防寒グッズと合わせて紹介します。

参考までに我が家の状況は、マンションで完全室内飼いのキジトラ1匹です。

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基本はエアコン

猫を飼っていると夏と冬の電気代がかかることは諦めたほうがいいです。少なくても我が家は大切な猫のための必要経費だと考えてかなり長い時間つけっぱなしにしています。

うちの猫は毛布などに潜ったまま寝ることがないので、部屋の温度が下がるとアンモナイトのように固く丸まっています。

ですので、飼い主が寝るまでエアコンをつけて一旦消しますが、明け方の冷え込む時間帯にタイマーでつくようにしています。

私は毎日夜更かしで3時くらいに寝ているので、エアコンが休める時間は3時間くらいです。

マンションの場合は気密性も高いので、エアコンで一定の室温を保っていれば、外気の冷え込みをそのまま受けないので、急激な温度変化を防ぐには欠かせないですね。

足元はセラミックファンヒーター

元々はエアコンの届きにくい場所で足元を暖める為に購入したものの、猫を迎え入れるまでは使ったり使わなかったりという程度のものでした。

猫は人間の足元くらいの高さで生活していますので、人間が思う以上に冷たい空気に晒されています。

当たり前のことと思われますが、エアコンをつけていて全体的になんとなく暖かいと足元のことに疎かになりがちです。

セラミックファンヒーターは広範囲に暖めるものではないですが、猫がいる部屋で使うと短時間で足元から暖かくなります。

外から帰ってきて部屋の中が冷え込んでしまった時は、エアコンでは暖かくなるまでに時間がかかるので、このセラミックファンヒーターは欠かすことが出来ないものになりました。

一つ注意点ですが、エアコンと違って一日中つけていると電気代は大変なことになります。

先ほど電気代は必要経費と言いましたが、エアコンは仕方ないとしても、セラミックファンヒーターはこまめにつけたり消したりすることをおすすめします。

また、古いものだと電気代もかかり性能も落ちるので、もし長く使っているのであれば新しいものを見直してもいいと思います。

我が家は昨年買い直しましたが、最近のものは人感センサー、省エネの温度センサーや転倒時のオフスイッチもついていて、こういう家電は日進月歩だなと感じました。

参考までにですが、今使っているのはYAMAZENの大風量セラミックヒーター(DSF-VN12)です。軽いので洗面所や玄関近くなど移動も簡単です。

床暖房

マンション住まいで床暖房がリビングについているのですが、猫が来るまでは時々使う程度でした。

エアコンもセラミックファンヒーターも猫を寒さから守るために必要ですが、直接あたる風は大嫌いらしく風の当たるところには来ません。

しかしながら床暖房は、風が出ないことと、一番冷たい床そのものが暖かくなるので、床が暖かくなってきたのに気付くとのた打ち回ってとろけています。

猫からみた防寒対策としては、ダントツの対策です。

下の写真をみて下さい。朝起きて床暖房をつけて、床があったかいことに気付いた後、しばらく背中をつけてのた打ち回ってます。

難点は暖かくて人間もボーっとしてくるせいか、いつも眠気に襲われてしまいます。

気付くと猫と一緒に寝てばかりです・・。

冬用ベッド

色々な防寒対策をしても夜はお気に入りのベッドで寝ています。一応冬用のフリース素材のベッドで寝ています。

ですが、実はうちの猫はこだわりが強すぎて真夏でもこのベッドで寝ています。

夏用のベッドもあるのですが、今年の夏はどうしても避けてしまうので仕方なくこのベッドを出したところとてもうれしそうにこのベッドに寝てました。

このベッド自体は1メートルくらいの高さのチェストの上にあるので、多少冷気は防げますが、冬はやはり寒いので、ベッドの下にマットを1枚敷いてます。

ちょっとした工夫ですが、暖かさが違ってきますので、是非お試しください。

隙間風防止クッション

エアコンをつけていてもセラミックファンヒーターをつけていても気になるのが、ドアの下の隙間から流れ込んでくる冷気です。

部屋のドアを閉めても下の僅かな隙間から流れてくる冷気はどうしようもありません。

長年この冷気が嫌でたまらなかったのですが、「隙間風防止クッション」というものがあることを知り、買ってみたところ最高に満足する一品でした。

写真は猫扉なのですが、下は3センチ程度隙間があり、どうしても玄関から冷気が抑えられませんでしたが、このクッションを置いただけで冷気はほとんど感じなくなりました。

ここ最近買った生活雑貨でダントツ一番でかゆいところに手が届く商品だと思いました。

前からあったのでしょうが、出会うのが遅かったようです。

しかも猫のデザインなのでとても気に入ってます。

冷気ストップ あったかボード

ベランダに出るドアはガラス面も大きいので、どうしても近寄るだけで冷気を強く感じます。

これも下の写真にあるように、「冷気ストップ あったかボード」というものを見つけたので、ガラス面を覆うように立てかけるとビックリするほど冷気が伝わってきません。

非常に軽くて折り畳めるので、朝になったら簡単に片づけることが出来ます。

使い勝手がいいので、いくつかあれば色々な使い方が出来そうです。

水分補給

エアコンをはじめ、電化製品や床暖房などは、暖かくなる一方で非常に室内を乾燥させてしまいます。

加湿器を並行して使うことは勿論ですが、猫が水分を補給する様に見守る必要があります。

トイレの回数が減ると腎臓への負担もかかりますので、もし水を飲まないようであれば、水分の多い食事を織り交ぜることも重要です。

「ちゅーる」やウェットフードなどをおやつのローテーションに入れると自然と水分補給の助けになります。

過保護でいいと思います

猫も人間も温度変化に弱い生き物です。うちの猫も元々は野良猫ですが、野良猫として冬を越していないこともあり、寒さには強くありません。

せっかく縁があって我が家に来てくれたので、夏は涼しく、冬は暖かい生活をさせてあげたいと思っています。

過保護と言われても過保護なので仕方ないですし、仮に電気代をケチって風邪をひいてしまって後悔するのは自分自身です。

コロナ禍でテレワークをしていたり、家にいることが多くなっているので、室内環境には例年より気を配れているのでその点は良かったかもしれません。

まだまだ防寒対策出来るところはありそうですが、2020年版の防寒対策をご紹介しました。

少しでも参考になれば幸いです。

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