猫の体調管理と日常のケアで気を付けているポイント

普段猫と遊ぶ時以外にも猫と触れ合うタイミングがあると思います。

毎日、遊んでいる猫であっても、どこまで注意して体調管理しているかと言えば意外とできていないなと思うことがしばしばあります。

我が家で普段心がけていることをピックアップしてみました。

爪切り

猫の爪切りは決して簡単ではありません。苦労されている方も多いのではないでしょうか?

爪を切る日を決めているわけではないですが、抱っこした時にチェックして伸びていたり、落ちている爪が長かったりしたら、ご機嫌を伺いながら切っています。

ただ、「爪切ろうね」というと言葉を覚えているのかすぐに逃げていくので、寝起きに切らせてもらっています。

前足の親指が上手く研げていないのか、いつも綺麗に弧を描いて伸びているので少し短めに切るようにしています。

手際よく切らないと、いくら寝ぼけていても覚醒し始めるので、もたついていると「シャーッ」をいただいてしまいます。

爪切りは大嫌いで暴れてしまうので、時間をかけられないのですが、切る時に痛がらないか、不自然に短い爪はないかを気を付けてみています。

激しく暴れて遊んだ後に、ベッドのシーツに抜けた爪が引っ掛かっている時がありましたが、根元に血のようなものがついているものがあって、あまりに伸びていて布地に引っ掛けて爪が抜けてしまったのかなと思います。

伸び過ぎは思わぬ怪我につながりますので気を付けたいものです。

ブラッシング

キジトラで短毛なのでそんなに抜け毛が多いわけではないですが、とは言え猫ですのでブラッシングをしてあげれば、毛玉が溜まるのを軽減できると思います。

レースのカーテンの裏にびっしりと毛の塊がついていた時は何事かと思いましたが、静電気で余計に集まってしまっていたのかもしれません。

頻繁にではないですが、ゴム製のブラシでブラッシングをしていますが、爪切り同様に「ブラッシング」という言葉で逃げ出します。

言葉に出すから逃げるのだと思い、爪切りとブラシを置いてあるところにこっそり手を延ばすのですが、それを見られただけでも逃げ出します。

抱っこも1分とさせてもらえないので、身体拘束される状況は大嫌いなのだと思います。でも、部屋の中行くところ行くところついてくるので可愛くてしかたありません。

ブラッシングの時は、毛の抜け方を注意しています。痛がったり、毛が固まりで抜けていないかなどを見ています。

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シャンプー

我が家の猫はシャンプーはしていません。

猫を飼うまでは定期的にお風呂に入れてシャンプーもして、と思い込んでいましたが、それは幻想でした。

元々は野良猫なので、拾ってきた直後と少し経ってからの2度だけシャンプーをしましたが、水は大嫌いでこの世のものとは思えない声で子猫ながらに振り絞って鳴かれましたので、可哀そうで止めました。

野良猫だったので、どうしても最初は洗わないとということで、洗わせてもらいましたが、2度目はトラウマなのか抵抗が強くお風呂場でシャワーを出した瞬間にとてつもない抵抗に遭いました。

完全室内飼いなので、それ以降は一度も体を洗うことはありませんが、日光浴もしていますので、いつもいい匂いがしていてシャンプーをする必要は我が家の猫にはありません。

水を気にしない猫であったり、外と行き来をしている猫であればたまにシャンプーをするのはいいことだと思います。

シャンプー自体がストレスになっては本末転倒ですね。

耳掃除

耳の中は定期的に見ていますでしょうか?

寝ている時に撫でながら耳を軽くめくる感じで見てみると内側が良く見えますが、中に黒いカスのようなものが溜まっていたりしないか見ています。

野良猫だったと言いましたが、連れてきた時には、かなり耳の中が汚れていて猫初心者ながらにすごく気になって、病院に連れて行ったときに先生に掃除をしてもらいました。

自分でも出来るかなとも思いますが、急な動きをされて怪我をされても困るので今はチェックだけしていて、もし汚れのようなものが溜まっていたら病院に連れていこうと思っています。

最初に掃除してもらった以降5年経ちますが、室内飼いということもあり耳はとてもきれいです。

もし、耳を掻いていることが多いようでしたら、爪で耳の内側を傷つけてもいけなので、耳の中の状態を見てあげるといいかもしれません。

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目ヤニ掃除

たまにですが、目ヤニが固まっていることがあります。

少し調子が悪いのかなと心配になりますが、目ヤニが乾いて目じりにくっついている時に発見することが多く、一生懸命顔を洗って綺麗にしようとしているのですが、うまく取れないのを見ているとこちらがやきもきしてしまいます。

目ヤニは親指の腹で優しくこするようにとってあげています。

不思議なことに目ヤニを取るときだけは全く動かずされるがままです。

爪切りやブラッシングであれだけ暴れることを考えるとほんとに不思議ですが、単純に目ヤニは取ってもらいたいだけなのかもしれません。

ついでに眼球の表面に傷がないかじっと見てチェックしています。やたらと片目だけ瞬きが多かったり、頻繁に顔を洗っていたら注意してみてあげたほうがいいかもしれませんね。

瞬きが多いので、じっくりと見つめてみたら、眼球に毛がくっついて浮いていたことが何度かありました。

トイレの状況

ウンチやおしっこの状態は健康のバロメーターになりますが、とくにウンチの色、固さ、ニオイ、頻度などは毎回見ています。

体が小さく小食なので、ウンチは1日半に1回くらいのペースですが、今あげているゴハンは体に合っているかどうか、体調を崩していないか、うんちの状態が普段と違わないかどうかみてあげることは必要です。

誤飲していないかどうかもウンチを見るとわかる場合があります。全て把握できているわけではありませんが、今までもビニールの一部が出てくることがありました。

コンビニの袋の一部が噛み千切られていたのが分かったのでそれ以降は気を付けるようにしています。

毛玉が溜まってきて吐きたくなってくるとやたらとビニールを齧るようです。

以前に猫草をあげてみたのですが、美味しいのかどうかわかりませんが、吐くものがなくてもゴハンのようにがっついて食べてしまうのであげるのをやめた経緯があります。

おしっこも回数が少なかったり、トイレを出たり入ったり繰り返して中々すんなりできていない場合は気を付ける必要があると思います。

猫は腎臓が弱いこともありますし、膀胱炎にかからないように飼い主として注意深く見る様にしています。

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ワクチン

野良猫だったので、最初はワクチンは打つものだという前提で何回か接種させましたが、回を追うごとに接種後の状態が悪化していったので、接種したのは最初だけで今は一切打っていません。

様々なウイルスに罹らないためには必要だと思いながらも、完全室内飼いで単独飼育ということもあるので、ワクチン接種による副反応の方がリスクとして高いと判断して今に至ります。

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心のケアも

体のケアをそれなりにしている状態であれば、猫とのコミュニケーションはとれていると思いますが、結局猫は遊びたいと思う時に、飼い主に相手をしてもらえることが一番うれしいことだと思います。

とくに我が家は多頭飼いではないので、飼い主が家にいるのに遊び相手が出来ないとすごく寂しそうな顔をします。

仕事終わりだと中々疲れていて遊ぶのが厳しい時もありますが、ほんの少しでもいいので遊ぶようにしています。

そういう時は自分は動かずに、LEDライトだけを振り回していますが、それでも夢中になって疲れてくれればそれで満足してくれます。

心と体のケアをしてあげれば、きっと健康に長生きしてくれると思いますので、これからも日々のチェックを怠らず猫との暮らしを満喫していきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。もし参考になる点があれば幸いです。

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