こんにちは、朝は必ず体温計を測ることが習慣になったヒロクアサクです。
なんでも日本人の平均体温は36.89℃とも言われ、150年前までは37℃も平熱として見られていたそうです。
ちなみに僕は毎回、平均以下の体温しかありません.....(汗)
さて、現在の日本ではメンタルブレイクが社会的な問題となり、自殺や過労死などが年々増加しています。
これまでメンタルブレイクというと、職場環境や家庭環境などに目を向けて対象していましたが、実はそんなメンタルの問題は会社や家庭だけではなく、個人的な繋がりや居場所のなさ、孤立感などもメンタルに不可が掛かることが分かってきました。
そこでいまメンタルヘルスがオススメしているのが“サードプレイス“となる居場所を作ること。
家と職場だけという閉鎖的な環境ではなく、“サードプレイス“第三の居場所を作ることでメンタルケアーにも繋がりさまざまなメリットがあるとされているようです。
そこで今回はメンタルブレイクを防ぐ“サードプレイス“の特徴を解説していきます。
第三の居場所“サードプレイス“
“サードプレイス“は「第三の居場所」と言われており、自宅や職場、学校とは別の自分が居心地の良いと感じる居場所ことを指します。
ちなみにファーストプレイスは自宅のことを指し、セカンドプレイスは職場や学校といった自宅以外で長時間いる場合のことを言います。
ファーストプレイス“第一の居場所“
ファーストプレイスである自宅は、生活するための基本とも言える居場所です。
食事や入浴、寝起きといった人間として生命や健康を保つために必要な居場所であり、家族が共に生活をする場所でもあります。
家庭環境にもよりますが、ファーストプレイスは家族に対する義務や責任も存在し、それが重圧となりストレスが溜まってしまう人も増えてしまうこともあります。
セカンドプレイス“第二の居場所“
次にセカンドプレイスですが、職場あるいは学校といった自宅以外で長い時間過ごす場所のことを指します。
ここは、労働活動や勉強学習、コミュニケーションなどの人間として生活をするための糧を得るためには欠かせない場所となっており、正直なところ、ファーストプレイスとセカンドプレイスの環境が整っていれば、私生活にはなんも影響もありません。
しかし、与えられた業務や慣れない人間関係などのために行動することから、ありのままの自分でいられることが少なく、それがストレスとなりメンタルに影響を及ぼすことにも。
サードプレイス“第三の居場所“
サードプレイスは、自宅や職場、学校などの責任に縛られるのではなく、自分らしくありのままの状態でいられる居心地が良いと感じられる場所をことを指します。
自分がやりたいことに時間を費やし、趣味や休息などの自由に行動するための場所なので、そこは人により千差万別となります。
例えると、読書が趣味な人は本に集中できる図書館や行きつけの静かなカフェ、精神的に疲れてしまっている人なら自然が多い公園のベンチなどが“サードプレイス“となります。
サードプレイスの8つの特徴
“サードプレイス“は自分が居心地の良いと感じる場所だと説明をしましたが、ただ居心地が良いという条件だけでは本来の“サードプレイス“の恩恵を受けることは難しいでしょう。
“サードプレイス“には8つ特徴があり、確りそれを意識しながら自分の居場所を探してみてください。
中立領域
“サードプレイス“というのは、政治や法律、経済などの国が決めた規則から開放された場所である必要があります。
自分自身に自由を与え、それぞれの個人が自発的に関与できる場所であり、義務感ではなく、自分の意思で気軽に居られるか居られないかが重要となります。
平等主義
“サードプレイス“では、肩書きや地位などを気にしてはいけまんせん。
また、どんな人でも気軽に居座ることが出来、気を使わなくてもいい環境こそが“サードプレイス“の効能が発揮されます。
平等意識を持つことが大切です。
会話を中心に
“サードプレイス“では、意義のある対話や相手を不快にさせる口論は一切禁止とされます。
そうではなく、楽しくくつろぐことが出来、自分がありのままでいられる会話がとても重要であり、ユーモアを加えた会話がその場の環境を良くし、より意義のある“サードプレイス“となることでしょう。
利便性がある
“サードプレイス“は、誰にでもアクセスしやすい居場所でなくてはいけません。
そのため、気軽に行ける道のりや場所など、誰でも日常的に来られる場所であることを求められます。
常連の存在
“サードプレイス“には、その場の雰囲気を形成する常連の存在が大切となります。
常連の方たちによって、“サードプレイス“の魅力を底上げしてくれることもあり、新たなに常連さんとなってくれる人もいることでしょう。
悪目立ちしない
“サードプレイス“はひとり一人のバックグラウンド(経歴・素性)を伏せ、上下関係を取り払い、家庭的な雰囲気を持った場所であることが必要です。
周りに迷惑をかけたり、他の人を侮辱したり陰口などしたりせず、日頃から相手を尊重する姿勢を持つことを意識しましょう。
負の感情を持ち込まない
“サードプレイス“では、敵意や緊張といった負の感情を持ち込むようなことをしてはいけません。
そのような負の感情ではなく、前向きで明るい感情を持ち、何気ない会話を楽しむことで心地よい空間を作るよう心掛けましょう。
感情の共有
“サードプレイス“では、一緒に過ごす人ととの感情の共有を大切にしています。
家族のような絆を築いていくことで、より居心地のよい環境や喜びなどを共有することが出来、精神的な繋がりや温もりを感じることで、人はストレスや不安を解消してくれます。
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それでは、今回は“サードプレイス“の特徴についての解説でした。
余談となりますが、コーヒー好きな人や若い世代の人で、スターバックスを知らない人は少ないでしょう。
今回の記事を読んで頂くと「スターバックスも“サードプレイス“になるのでは?」と考える人がいるかと思われますが、残念ながら日本のスターバックスは“サードプレイス“に該当する環境とは言い難いでしょう。
“サードプレイス“となる条件として、人との交流が必須項目となり、日本のカフェはくつろぐことが出来ても交流はなく、1人だけの憩いの場といった位置付けとなっております。
そのため日本のスターバックスも同じ「1人だけの憩いの場」といった位置付けとなり、“サードプレイス“となる環境とは言えないでしょう。
これから“サードプレイス“となる場所を探す際には、なるべく人との交流が主となる場所を意識しながら探してみてくださいね。
ちなみに僕は最寄りのスナックでも探そうかなと考えています(笑)
以上。
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ヒロクアサクでした。