パネライの時計は「ダサいよね？」と言われている3つの理由

そんな疑問にお答えします。

結論：パネライの時計はダサくないです。

パネライは1860年創業の老舗ブランド。

それに、世界各国で愛用されているクラシック時計という評価をされています。

そんな歴史の長い時計メーカーが「ダサい」ワケがないんですよ。

しかし一部では「パネライの時計はダサい」とか「パネライはもう流行り遅れで恥ずかしいよな」という意見もチラホラ見えます。

パネライ時計のファンとして「黙って見てられない」ということで、その理由について深堀りしていきたいと思います。

パネライの時計は「ダサいよね？」と言われている3つの理由

パネライの時計がダサいと思われている原因は以下です。

① 偽物が横行しているから

パネライがダサいと言われている理由は「偽物が横行しているから」です。

確かに…パネライの偽物は、ダサいと思われて仕方がないです。

しかし、これはパネライ自体がダサいのではなく、パネライのパチモンを着用している人がダサいだけなんですよね（笑）

これは理解できずに、パネライはダサいと言及している人は、痛いかもです。

② パネライのイメージがダサい

次に多かったのが「パネライのイメージがダサい」という意見ですね。

パネライは1993年に民間向け時計のマーケットに参入しました。

参入当社は「デカ厚」という言葉で、成金がこぞって着用していたみたいです。

成金でとにかく目立つ…そのイメージが根強く残っているのも事実ではあります。

映画「トランスポーター」に出演していたジェイソンステイサムが着用したり、上手くプロモーションをしてましたが、日本では浸透していないようです。

③ デザインがチープで好みではない

そして「パネライはデザインがチープだからダサい」という意見もありました。

意外とデザインに対して「批判している人は多い印象」でしたね。

たしかに、パネライの時計は、無駄をなくしたデザインなのでチープに見えたりします。

しかし、もともとパネライは「軍隊」に提供していた時計メーカーです。

なので、とにかく視認性にこだわったデザインを得意としているんですよ。

パネライが持つ経験と技術をもってすれば、複雑なデザインの時計を作ることは容易です。

ですが、トレンドに左右されず、愚直にシンプルデザインを貫く姿勢は、評価できます。

まさにミリタリーウォッチの男らしさを見事に表現しているのではないでしょうか。

これでもダサいと言える？パネライ時計が誇る5つの魅力を語る

① 生産本数を限定している

パネライの特徴は「1年間の生産本数」です。

生産本数は、モデルによって違いますが、平均で1000本〜2000本。

製造本数にかんしては、パネライ時計の裏釜部分に記載されています。

パネライの時計は職人が時間をかけて制作していますので、大量生産できないんですね。

モデルによって製造本数が決まっていますので、目当てとなるパネライがあれば幸運です。

② 自社製ムーブメントを掲載

パネライの時計は、自社製ムーブメントを採用しているところが魅力的です。

えっ？普通じゃない？と思った方は勉強不足かも知れないですよ。

実はムーブメントを外注している時計ブランドは多いんですよね。

しかし、パネライはムーブメントのマニュファクチュール化に成功しています。

こんな素晴らしいメーカーを「ダサい！」と批評する人は、本当の意味での時計好きではないのかなと思いますよ（笑）

③ 創業時と変わらないデザイン

パネライの魅了の1つとして「創業時と変わらないデザイン」という点ですね。

パネライのコレクションは大きく分けて4つ。

とくに「ルミノール」と「ラジオミール」は、軍事協力時代からまったくデザインが変わっていないんですね。

実はこれって凄いことなんです。

多くの時計メーカーはトレンドに合わせて、コレクションの幅を広げていきますが、パネライは、その逆をいっています。

上記2つのコレクションを軸に、ブレずに展開しているところが男らしくてかっこいい。

④ イタリアらしいタフでデカ厚ウォッチ

パネライ時計の魅力の1つとしては「イタリアらしいタフで厚みのデザイン」ですよね。

デカ厚ウォッチの火付け役として、日本でも大流行していました。

また、本格的な軍用時計として製造されていた背景がありますので、男らしいゴツっとしたデザインが魅力的です。

パネライは、男らしい太い腕に似合う時計なので、マッチョ男子にとって最高の時計です。

⑤ イタリア海軍が認めた品質

パネライは1930年代からイタリア海軍に、水中作業に耐えうる腕時計を依頼されました。

それに応えるべく、高い視認性を保持するなどの改良を加えたことで、イタリア海軍が認める腕時計へと進化してきたんですね。

イタリア海軍が認める腕時計を、そのまま現代で使えるということで、多くのミリタリーファンがこぞってパネライを着用するという現象が起きたほどです。

今でこそ、よりデイリーで使えるように改良され、薄型のモデルなどもリリース。

イタリア海軍に認められ、それでも尚、進化し続けるパネライは、まさにクラシックウォッチにふさわしいブランドだと感じます。

【ダサいと言われない】おすすめのパネライ時計5選

ルミノール 47MM

パネライの定番モデル：ルミノールの47mmケースを着用すれば、ダサいと言われることはありません。

ルミノールはシンプルでありながら、モダンでスタイリッシュなデザインが特徴的です。

スーツとの相性が良いモデルなので、ビジネスマンにとっては最適な時計ですよ。

ラジオミール 48MM

パネライの人気モデルでもあるラジオミールの48mmケースも大人気ですよね。

ラジオミールはルミノールに比べると、男らしいゴツっとしたデザインが特徴的です。

より、クラシカルなデザインとなっていましので、ミリタリー好きの方に好まれるモデルかなと思います。

ルミノール ドゥエ 42MM

パネライの大人気モデル「ルミノール ドゥエ」の42mmもオススメですね。

ルミノールドゥエはルミノールをよりスタイリッシュに仕上げた綺麗なモデルです。

シンプルなデザインはそのままで、機能面を向上させたワンランク上の時計になります。

ルミノール 8デイズ 45MM

大人気モデルの「ルミノール 8デイズ」は、個人的に大好きなモデルとなっています。

通常のルミノールと違い、リューズガードが付いていないので、よりシンプルで洗練されたデザインが特徴的です。

パリッとしたビジネススタイルに似合う、パネライの大人気モデルですね。

サブマーシブル ルナ ロッサ 47MM

パネライの「サブマーシブル ルナ ロッサ」も大人気モデルとなっています。

サブマーシブルは「ダイバーズウォッチ」として人気のあるコレクションです。

イタリア軍に時計を供給していたパネライによる、最新テクノロジーを駆使した、本格的なダイバーズウォッチですね。

まとめ：パネライはダサくない

この記事では「パネライの時計はダサいと言われている3つの理由」というテーマでお送りしました。

パネライはムーブメントを自社開発している正真正銘の本格派時計メーカーになります。

そんなパネライのことをダサいという奴は…時計着けるの止めたほうが良いレベル（笑）