|
カテゴリ:読書
ライト文芸もしくはキャラ文芸の本です。
タイトルにマッチしたきれいな表紙の本です。 現実を少しの間忘れさせてくれる本……というようなやさしげな雰囲気です。 あやかし兄弟と桜の事件簿 (富士見L文庫) 【中古】 少し前から気になったのでちょくちょくライト文芸のジャンルの本を読むようにしています。 最新のものを買う根性はないので、セールになった古いものを適当に読んでいます。 この物語は警察もの+あやかしものが合わさったような物語になっています。 独身の警察官のところにあやかしの兄弟が居着くという話です。 中編が二話収録されています。 主人公がきちんと事件を捜査します。 そこそこの規模の事件だと思いますが、読んでいてストレスがありません。 体をはって解決をするというよりストンと解決する構造になっています。 読者層は日々忙しく働いているOLさん達を想定しているのだと思います。 彼女たちを疲れさせない工夫なのでしょう。 本当に体に障らない話です。 これまで私が読んできたものとは違う「優しさ」がある本です。 読んでいてチャージされるものがあるのでしょうか。 私にはまだ分かりません。だから分かるまで読む。 二人の魅力的なあやかしと警察官のにぎやかで楽しそうなくらし、というのがポイントなのでしょうか。 警察官である主人公が地味ながら良い働きをしており、社会貢献をしている感じがあります。 前向きに進んでいる感じもあるし、疲れたけどまた明日から仕事頑張ろうと思えそう。 【新品】【ライトノベル】あやかし兄弟と桜の事件簿 (全1冊) 全体的にえらく文章が整っていたので、どういう作家さんか検索してみました。 妃川先生はベテランのBL作家さんということでした。 現在はライト文芸と一般文芸多めみたいです。 著書が200冊あるとかいうタフな方です。 体調面が芳しくないということがブログに書かれていました。 私も体調は芳しくはないですが、頑張ろうと思いました。 私はBLに関して全く知識がありませんが、セールで妃川先生の作品を見つけたら買うかも。 私は昔からジャンルものの小説がたまに読みたくなるのです。 あと職人みたいな作家さんが好きなので。 まだまだライト文芸を読む作法は分かりませんが、楽しめました。 「あやかし兄弟と桜の事件簿」は前向きなオーラに満ちた作品でした。 ↓クリックしていただけるとありがたいです↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.07.05 00:32:08
コメント(0) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事
|