韓国政府奨学金✳︎書類準備編
こんにちは。めろなです。
前回に引き続き
韓国政府奨学金について書いていきたいと思います!
前回の記事はこちら↓
今回は応募するにあたっての必要書類の準備についてです。
この奨学金は英文または韓国文での書類と日本語での書類の2種類の準備が必要です。
(この時点でかなり難易度高め)
ちなみにこれは2020年度のものです。
他年度とは異なる可能性がありますのであくまでも参考としてみてください。
必ずご自身の受けられる年度の詳細をご確認下さい。
では1つずつ見ていきたいと思います。
まずは英文または韓国文出願書類です。
以下のものは全て英文または韓国文での作成です。
※証明書類で、正本が和文のみしか用意できない場合は、韓国語または英語に翻訳したものに、正本発行機関からの認証、または公証(外務省のアポスティーユなど)を受けた書類を必ず正本のコピーと共に提出しなければなりません。
①出願書(Application Form)所定用紙:Form1
4部(原本+コピー3枚)
カラー写真:縦4cm×横3cm、上半身脱帽、6か月以内に撮影したもの。
裏面にローマ字で氏名を記入し、Form1:所定用紙に貼付します。
②経歴書(Personal Statement)所定用紙:Form2
4部(原本+コピー3枚)
これには「奨学金に応募する理由」「自身のバックグラウンド」「韓国に進学したい理由」など
いわば「自己アピール」というイメージで作成していきます。
A4用紙1枚ほどに収まるように書く必要があるので
詳細が出る前に大体こんなことを書こうと決めていたり、書いてみたりすると焦らず良いかもしれません。
③留学計画書 (Statement of Purpose)所定用紙:Form3
4部(原本+コピー3枚)
これはいわゆる「研究計画」と「卒業後の計画」を書くものです。詳しく詳細に具体的に書くと良いかもしれません。私は研究方法やそれを用いて何をするのかなど具体的に書きました。
大学によっては書類のみで合否を判定するのでここは非常に重要です。
実際私が受けた3校とも書類のみでした。
④推薦状 (Letter of Recommendation)所定用紙:Form5
開封無効 各4部(推薦者2名から4部ずつ計8部)
応募者の学術的な能力を評価できる者2名から書いてもらい、各1部ずつ個別の封筒に入った状態で提出
推薦状は書いてもらえる人物を先に探しておき、書いてもらえるか承諾を得ておくことをお勧めします。
⑤誓約書(GKS Applicant Agreement)所定用紙:Form7
4部(原本+コピー3枚)
⑥自己健康チェックリスト(Personal Medical Assessment) 所定用紙:Form8
4部(原本+コピー3枚)
⑦学士課程の卒業(見込)証明書
(修士課程応募者、博士課程応募者ともに提出)
4部(原本+コピー3枚)
申し込み時点で未卒の課程について、8月31日までに卒業予定の場合は、卒業見込証明書を提出すること。その課程の卒業証明書は韓国渡航後8月31日までに提出。
⑧学士課程の学業成績証明書
(修士課程応募者、博士課程応募者ともに提出)
4部(原本+コピー3枚)
※⑨修士課程の修了(見込)証明書
(博士課程応募者のみ提出)
4部(原本+コピー3枚)
※⑩修士課程の学業成績証明書
(博士課程応募者のみ提出)
4部(原本+コピー3枚)
⑪ 応募者の国籍を証明するもの
(パスポートの写し・戸籍抄本など) 4部
英文か韓国文のため、私はパスポートの写しを提出しました。
⑫両親の国籍を証明するもの
(パスポートの写し・戸籍抄本など) 4部(父母なら各4部計8部)
こちらも同様です。
⑬韓国語の語学能力証明書(TOPIK)
(有効期限内のもの。ある場合のみ)
4部(原本+コピー3枚)
こちらは原本がない方は早めに原本を取り寄せておくことをお勧めします。2週間ほど時間がかかる場合もあるようです。
⑭英語の語学能力証明書
(有効期限内のもの。ある場合のみ) 4部
TOEFL、TOEICまたはIELTS Academic
※TOEFL ITPは不可。
こちらも同様です。
⑮今までに発表した論文や出版物の写し(ある場合のみ) 4部
私は日本語での論文だったため日本語での書類にのみ同封しましたが、もし時間がある方は要約を英文または韓国語文で作成して送るのも良いかもしれません。
⑯賞状等の写し
(留学先での研究内容に関する賞を得たことがあり、証明できる書類がある場合) 4部
以上が英文または韓国語文で必要な書類です。
(在日同胞の方は別途必要書類があります。サイトをご参照下さい)
またこれは全て4部ずつですが、それぞれ1部ずつ右上に番号をふり、4つのファイルに入れて提出します。
まとめ方もサイトに例があるので参照してください。
次は日本語書類です。
大体は上記書類のコピーや日本語役版を作成します。
①出願書(別途用紙ダウンロード) 2部
留学希望大学・研究所は必ず3校明記
写真はカラー、縦4cm×横3cm、上半身脱帽、6か月以内に撮影したもの。
裏面にローマ字で氏名を記入し、貼付。
②経歴書 1部
韓国文または英文出願書類のForm2と同等の内容を、本人が書式自由で作成。
これは簡単にwordでA4用紙1枚サイズで作成しました。
③留学計画書 1部
韓国文または英文出願書類のForm3と同等の内容を、本人が書式自由で作成。
こちらも同様です。
④推薦状 各1部(2名から1部ずつ計4部)開封無効
韓国文または英文の推薦状を翻訳して使用する場合は、応募者以外の者による和訳および翻訳者名を明記した用紙に推薦者自身の署名をもらい、韓国文または英文の推薦状のコピーとともに封入してもらい提出。
⑤誓約書 1部
韓国文または英文出願書類Form7のコピーを提出。和訳不要。
⑥自己健康チェックリスト 1部
韓国文または英文提出書類Form8を記入してコピーし、直接応募者本人の和訳を記載したものを提出。
和訳はwordで作成してコピーの後ろにつけました。
⑦学士課程の卒業(見込)証明書
(修士課程応募者、博士課程応募者ともに提出) 1部(原本)
⑧学士課程の学業成績証明書
(修士課程応募者、博士課程応募者ともに提出) 1部(原本)
※⑨修士課程の修了(見込)証明書
(博士課程応募者のみ提出) 1部(原本)
※⑩修士課程の学業成績証明書
(博士課程応募者のみ提出) 1部(原本)
⑪応募者の国籍を証明するもの
(パスポートの写し・戸籍抄本の写しなど) 1部
パスポートは訳さずにそのまま提出しました。
⑫両親の国籍を証明するもの
(パスポートの写し・戸籍抄本の写しなど)
1部(父母なら各1部計2部)
⑬韓国語の語学能力証明書の写し(TOPIK)
(有効期限内のもの。ある場合のみ) 1部
これはコピーにwordで自身で作成した翻訳をつけました。翻訳には何故翻訳する必要があったのかの記載と翻訳者の記載が必要です。
「韓国語でのみの発行のため」など
⑭英語の英語の語学能力証明書の写し
(有効期限内のもの。ある場合のみ) 1部
TOEFL、TOEICまたはIELTS Academic
※TOEFL ITPは不可。
こちらも同様です。
⑮今までに発表した論文や出版物の写し(ある場合のみ) 1部
韓国文または英文のみしか用意できない場合は、要約または抜粋を和訳して提出可能。
⑯賞状等の写し
(留学先での研究内容に関する賞を得たことがあり、証明できる書類がある場合) 1部
以上が日本語提出書類です。
(こちらも在日同胞の方は別途必要書類があります。サイトをご参照下さい)
これも右上に番号をふりまとめて封筒に入れます。
英文または韓国語書類と日本語書類は送る先が異なるので注意してくださいね!
こちらも詳しくはサイトを参照ください。
いや、ほんと大変ですよね…
これ発表されてから提出期限まで1ヶ月程しかないので
研究計画や自己アピールなど考えておいた方があとから楽だと思います…涙
この書類の量を見た時点で受けるのをやめてしまう方がいるのも理解できます…。
いや書類作成ほんと大変でした 笑
書類提出後
2020年度は3月25日に書類審査の結果と次の面接試験の日程の連絡が来ました!
大体提出から1週間ほどでしょうか。
2020年度は新型コロナウイルスのため、東京の大使館ではなくSkypeでのWeb面接でした。
次回はその面接試験について書いていこうと思います。
それでは!