ありのままの私を愛してくれることの大切さ

前夫は自分の理想の妻像を私に押し付けてくる人でした。

  • 自分にとって都合の良さそうな子と結婚した。
  • 彼女は俺の理想通りに行動するべきだ。

という感じで、私がどういう人格で結婚に何を求めているかなんて気にしちゃいませんでした。

結婚前に、友達がくれた本がありまして。
タイトルは忘れてしまったんですが、アマゾンで見る限りはこれが一番近いかな?
「結婚までにふたりで解決しておきたい100の質問」

私が貰った本は水色と白の装丁でしたけどねー。
結婚生活のイメージ合わせをするための質問が色々書かれていて、それにカップルで答えを書き込んでいくわけですよ。
これをやろうって言ったときはすごく嫌そうな顔をされましたね。
しぶしぶ何問かは回答を書いてくれましたが、その回答も微妙だったと記憶しています。

大体こういう質問をすると「試されているみたいでいい気がしない」とか言われました。「俺を変えようと思うな!」っていう彼の気持ちが透けて見えました。

一方、現夫の場合。
もちろん、理想の妻像を押し付けるような発言はありません。
多少はありますよ、太らないでね、とか(笑)
あと前向きなハッパかけはしてくれます。産休中もプログラミングの勉強をしたほうがいいとか。運動したほうがいいとか。

何を根拠にか分からないけど、時々「君はいいお母さんになるよ」とも言ってくれます。「えっ、私料理もたまにしかしないし、作っても1~2品なのに、そんなこと言ってくれちゃうの??」ってむしろこっちが恐縮してしまうくらいです。前夫とのギャップで目が白黒しちゃいます。

家計の管理をしっかりして!とは言われましたが、それも結局エクセルにまとめるときはふたりで話しながら協力して入力していますね。私一人に全部押し付けることはないです。

家事に関してブツブツ言われることもないです。
人並みに洗濯、掃除はしますけど、料理は手抜きな私です。
それでもたまに料理をすると「おいしい、上手」と言って食べてくれます。
私がどこかを掃除したことが分かると「ありがとね」と声をかけてくれます。
ありのままの私を愛してくれているのが分かるので、とても居心地がいいです。

あと特に嬉しいのは、私が自分で「ここが私の長所」「私ここ頑張ったよ」と思うところを認めて褒めてくれるところですね。仕事をがんばったり、何か新しいことにチャレンジしたり、興味深い本を読んだりしたことを話すと、「いいね!」って褒めてくれます。「私のことをわかってもらえてる!」「私のことにちゃんと興味があるんだ!」って実感できます。

これってものすごくいい精神安定剤です。前の結婚では、彼の理想に合わせようと頑張っていた結果、自己肯定感が下がりに下がり、咳喘息になってしまいました(私は先天性の喘息持ちではありません)。医者はストレスのせいとは言いませんでしたが、結婚している間は咳が止まらない期間が年々延びていきました。ひどい年は半年以上咳が止まりませんでした(医者にもかかり吸引薬も飲んでいました)。

結局、離婚して数か月したらあっさりと咳喘息の症状はなくなりました。離婚してもう何年も経ちますが、それから症状は一度も出ていません。自分では特別メンタルが弱いとは思っていなかったし、ストレスを溜め込むタイプとも思っていなかったのですが、体は正直なんだなぁと思いましたね。

私も今の状況にあぐらをかくことなく、彼の人格を尊重して、これからも仲良くやっていきたいなと思います。

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