アラスカ州ノームでの超常現象は映画にもなっています。それは2009年のアメリカ映画「THE 4TH KIND」。タイトルは第4種接近遭遇の意味ともなっていて、記録映像に再現映像をくわえたドキュメンタリー的なもの。
舞台はアラスカ州北部の町ノーム。1960年代以降、FBIによる訪問が2000回以上もあるという場所。
このノームでは不眠症を訴える住民数が300人以上にも上っていて、しかも行方不明者の数はアラスカ州で最多ともなっています。
2000年10月のこと。心理学者でノーム在住のアビゲイル・タイラー博士のもとに、次々と不眠症を訴える住民が訪れます。不審に思ったタイラー博士が、催眠療法を使っても眠れない理由を解明しようとしました。その様子を描いたのが「THE 4TH KIND」。
65時間以上に及ぶ記録映像をはじめ、再現映像や音声の抜粋で映画は構成されています。目を疑うような現象は、まさに超常ドキュメンタリー。
原因不明の不眠に苦しんでいる住人たちの症状は、次第に人知が及ばない領域へと達していきます。もし、自分の身に同様なことが起きたらと、考えただけでも恐怖が沸き上がってきます。
研究対象用として記録された患者たちは多くいました。ただその中で、映像使用の許可したのはたった2人。ほかは身元を知られるのを嫌がる人々となっています。
錯覚や思い込み、記憶の改変などが上げられますが、ノームの事件には超常現象的なものも感じますね。
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