【大悲報】年2回クオカード優待が廃止！減配も続出！！（8/6開示分）

このところ連日減配・無配の適時開示が連発していて気が重くなっている管理人です。昨年の今ごろは「配当維持」の開示を見るだけでホッとするなんて思いもしなかった(*_*)

さて本日も、タイトルの通り、ついに出た優待廃止や減配のお知らせなど、一部ですが紹介します。

【優待廃止】日本プラスト（7291）

第1四半期決算、通期連結業績予想ならび配当予想（配当維持：20円）とあわせ、株主優待制度の廃止に関するお知らせを発表しました。

日本プラストの株主優待は、100株保有で年2回クオカードがもらえるものでした（保有株数により進呈額は変動）。2020年3月権利分をもって廃止なので、次の9月からは権利確定しても株主優待はもらえません。

確かに8月6日終値で計算すると配当+優待利回りは最大8.04％と異常なくらい高かったのですが、維持は難しいですよね。やはり自動車部品関連企業の業績は厳しいです。

一応配当利回りだけで5.36％はあるので高配当狙いには良いかもしれませんが、先行きが見通せない中で果敢に買い向かうのは難しいでしょうか。

【無配転落】ユニプレス（5949）

通期連結業績予想及び配当予想を発表し、中間配当予想を無配（前年度27.5円⇒0円）としました。

こちらも日本プラストや昨日紹介した河西工業（無配転落）と同じく自動車部品関連企業で、御多分に漏れず、もの凄く厳しい決算予想が出てきました。

なお期末配当については未定としていますが、通期連結業績予想（マイナス110億円、1株あたり利益：マイナス244円）を考えると、ちょっと厳しいでしょうね。株主優待の維持すら危険な予感もしています。

こちら、私は少し前から株価をチェックし続けており買い時を探っていたのですが、しばらくの間購入は控え様子を見続けてみたいと思います。

【減配】新晃工業（6458）

通期連結業績予想および配当予想を発表し、年間配当予想を減配（前年度58円⇒45円）としました。

こちらは元々1株あたり利益が高い銘柄で配当を出す余力はありますが、昨年度の配当金58円のうち13円分は記念配当でしたので、その分を削った…という事になります。

ちなみに2021年3月期の1株あたり利益予想は約143円。配当性向にすると31.5％となります。万が一これより利益が減少してしまってもこれ以上減配する事は無い…かな？

▼こちらの銘柄は私も保有中。優待到着記事は以下を参照ください。

【減配】テクノ菱和（1965）

通期連結業績予想および配当予想を発表し、年間配当予想を減配（前年度34円⇒28円）としました。

こちらは一部の優待投資家には有名な、数少ないお茶銘柄です（静岡県産の新茶を進呈）。

減配とはなりましたが、2018年・2019年3月期は年間22円の配当でした。また一昨年に比べれば第1四半期の利益も確保できている事を考えると、大きく悲観するものではないかもしれません。有利子負債は少なく自己資本比率も60％以上と高めなので、当面無配といったリスクも少なそうです。

さて、本日は非常に多くの開示が出てきました。一気に確認する事が厳しいので、土日をかけてゆっくり目を通していきたいと思います。

また明日からしばらくお盆休みという方も多いのではないでしょうか？お盆の株式市場は閑散としますが、サラリーマン投資家の方にとってはザラ場が確認できる数少ないチャンスですね。新型コロナでステイホームが叫ばれている世の中なので、お盆はゆっくり株式市場に向き合うのも良いかもしれません。