超能力者を表わす用語にはさまざまなものがあります。超能力とされる現象としては、例えていえば手を触れないで物を動かすことや、人の心の中を読み取るなどの能力など。
1900年代前半には超心理学も創生。情報系と物体系の2つに大別しています。一つは超感覚的知覚(ESP)で、情報の伝達に超能力を関係させる現象。もう一つがサイコキネシス(PK)と呼ばれるもので、物体に力を及ぼす超能力。
このESPとサイコキネシスの両方からPSI(サイ)という名称にもなっています。このことから超能力を持つ人物は、一般に欧米では「サイキック」と呼ばれています。もちろん日本では、「超能力者」。
超能力の存在には異論も存在しています。レイ・ハイマンやブラックモアなどの懐疑論者は、徹底的に超心理学者の研究を調べ上げ、その研究は嘘や欺瞞に満ちていたとしています。
ほかにも超能力がないにもかかわらず、超能力者として振る舞う人もいます。巧みに人々から金品を詐取する者もいて、表に出るのが超能力をめぐる事件。
この超能力者については、証拠を揃えそうになると、関係者に不慮の事故が起きたり早死にしたりするケースが多くあります。
SFなどからみると、超能力は高い人気の題材。単なる物語の小道具をはじめ、人間や宇宙のあり方などを見つめる哲学的主題まで、広く用いられています。
そうはいっても超能力には憧れますね。
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