美肌と汗の関係。汗でアンチエイジング

スポーツで汗をかく女性

定期的に運動をしていると汗がよく出るようになって、肌の調子がいいような気が。何故だろう、と気になって調べてみました。

保湿+α。汗は天然の美容液

汗と美容で検索したら、すぐに答えを発見。2019年5月放送のNHK-BSプレミアム「美と若さの新常識/汗の老化が美をむしばむ!」。この番組、いつも有意義な情報を教えてくれます。

汗には、天然保湿因子(NMF)の成分である「乳酸ナトリウム」や「尿素」が含まれ、蒸発せずに角層に浸透。水を抱き込み、保持する保湿効果があるそう。

さらに、酵素の働きで古い角質を剥がしてターンオーバーを促進、殺菌作用のある成分が、抗菌、アレルギーに対する抵抗性を高め、皮膚を健康な状態に保つとのこと。

保湿、ピーリング、殺菌効果。まさに天然の美容液ですね。汗をかくと肌の水分量が上がり、キメが整うという実験結果も紹介されていました。

いい汗をかいてアンチエイジング

ランニングで汗をかく女性

興味深いのは、汗とアンチエイジングの関係。ドロドロ、サラサラに例えられる血液と同じように、汗にも「ベタベタ汗」と「サラサラ汗」があるそう。

その差は塩分濃度。年齢と共に上がり、60代になると20代の2.5倍の塩分濃度=ベタベタ汗に。また、汗をかきにくくなるのも加齢が原因でした。

こうした汗(汗腺)の老化は、顔のタルミにも影響があるという恐ろしい事実も!!番組では、数々のアンチエイジングの本を出されている資生堂の江連智暢さんが解説されています。

ただし、汗腺の機能は復活可能。運動や入浴、手足浴などの汗トレの継続によって、ベタベタ汗がサラサラ汗に変化、汗もかきやすくなることがわかっています。


詳しくは、番組のホームページを。ところで、明日、9/10(木)の放送は、アサリで肥満予防&美肌効果がテーマらしいですよ。もちろんチェックします。

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