【書評ブログ】おすすめビジネス書 仕事術図鑑 「要領がよくないと思い込んでいる人のための」を読んで感じたこと
2020.10.4 更新
ふと、新聞の広告欄にこの本が載っており、タイトルで興味が湧きました。
早速購入し、読み終えましたのでレビューと感想を記事としています。
前回同様、私が付箋を貼った箇所とその感想を記しています。
青字部分が感想です。
また、YouTubeにもアップしましたのでご覧下さい。
【書評 VOL.1】落ち込んだ時に「仕事術図鑑」を読んだら元気が出てきた!!
目次
概要
発達障害の注意欠如・多動症(ADHD)と診断された著者が、自分自身の仕事の進め方に対する弱みを受け入れ、様々な仕事のやり方を工夫し改善し、実施してミスを減らす内容となっています。
この本は、”社会人1年生”の仕事の進め方と”中堅社員”の仕事の進め方の振り返りに非常に役に立つ内容となっています。
部下への指導にも活用でき、共感できる内容がたくさんあります。
こちらに注意欠如・多動症(ADHD)の説明リンクを貼っておきます↓↓
この本の対象者
- 社会人1年生
右も左もわからないときに、この本を読んで仕事のイメージを持ってほしい。
- 社会人10年生(ベテラン)
いったん振り返って、次のステージに到達するための仕事の進め方の弱い箇所を補強してほしい。
段取りが苦手
- 「身体が勝手に動く」能力は生活のいたるところで使っている。
具体的には”車の運転”である。
《感想》
仕事に慣れてくると、仕事のインプット(情報)でアウトプットの形(報告内容)が見え、速やかに仕事を進めれるようになります。
身体が勝手に動きます。
しかし、体のコンディションによって動かないときもありますよね。
車の運転も体のコンディションによって、スピードやブレーキのタイミングが違います。
良いパフォーマンスを出すためには体調管理が大切ですね。
- 「あれ?次は何をするんだっけ?」は仕事の手順があいまい。
手順書が段取りの悪さを解消する第一歩なので、手順書があると安心。
《感想》
全てにおいて手順書を作るのは難しいですが、自分が止まらずに仕事をすすめれるように、教えてもらった手順はノートやエクセルに図付きで保管し、とっさの時に見れる状態にしておくことがおすすめです。
頭の良い人でも、それがあると教えるときにも役に立ちます。
- いつも場当たり的に動くと、”脳”は「同じ行動を繰り返している」と認識しない。
同じ手順を繰り返せば繰り返すほど、”脳”と”身体”にしみ込んで自分のものになる。
《感想》
私はギターを弾くのですが、何度も何度も繰り返し練習したことによって弾けるようになったのだと思います。
すぐにギターを挫折するひとはこのプロセスで諦めてしまうのでしょうか。
将来のなりたい自分が明確にあれば、このプロセスでの挫折は減るような気がします。
前回レビューしたアウトプット大全にも”脳”について同じようなことが言われていましたので、ご参考として下記にリンクを貼り付けておきます↓↓
- 仮で締め切りに間に合うスケジュールを立てる。【見積り】
だいたい2倍の時間で設定し、時間にゆとりを持たせておく。
【急な対応への配慮】
《感想》
この考えは大賛成です。
私は一日8時間の勤務時間で大まかに1業務2時間で時間割を作っています。
また、締め切り1週間前から時間割を作り合計6~10時間の時間を確保します。
細かい作業は隙間時間で対処です。
優先順位がつけられない
- 優先を「比べて、選択する」という経験を繰り返すことで自分の「ものさし」がどんどん洗練されていく。
怒られたくないから、怖い人順に仕事をすすめるのは本当の優先順位ではない。
- 偉い人順に仕事をするのも人案。
社長→部長→課長→一般
《感想》
優先順位の「ものさし」を作るのは経験と折衝能力が必要になります。
怒られたくない人が優先順位が高いのはあるあるですね。
- いっぺんにたくさんやりたい気持ちを抑える。
仕事の早い人 = マルチタスクをあきらめた人
同時にやるから混乱する。
《感想》
そうなんです。
目の前の仕事に集中する人が仕事が早いのです。
こちらも、アウトプット大全の中でいわれていました。
お手玉みたいに仕事を回すのが美徳と思っていた自分が恥ずかしいです。
先送りしてしまう
- 仕事はやってみないとわからないことだらけ。
【原因】
「身体がやり方を覚えていること」から先にやりたくなる性質
⇒身体の拒否反応
【対策】
仕事をしっかりと身体に覚えさせることで、先送りは減らせる。
やってみないと案外仕事の難易度はわからないので、少しずつ仕事に着手し、終わりまでの距離感をつかむ。
《感想》
トレーニング(経験)あるのみ。
初めての仕事に挑戦し続けるしかありません。(精神論ですみません)
身体で覚えていきましょう!!
整理、片付けができない
- 頭の中とデスクの上は連動する。
【原因】
ものが散らかるのは「あとで考えよう」の積み重ね
【対策】
毎日”1回5分”や”1回5個”などの「片付けタイム」をルーティンワークとして習慣化。
「捨てる/捨てないの判断基準」を作ること。
《感想》
「頭の中=机の状態」はツボにはまりました。
その通り!!と。
指導しても「時間がないんです」「あとでやります」の回答が多い今日この頃。
結局、彼らの仕事の進め方って支離滅裂。
指導も疲れますね。
気づきを与えることを考えなければ、この壁を乗り越えるのは難しいです。
ちなみに私は、書類はスキャンして共有サーバーに保管したら廃棄します。
昔は紙しかなかったですね。
コミュニケーションが苦手
- 「何を言っているのかわからない」と言われる。
【原因】
いきなり詳細から説明を始める。
【対策】
「〇〇の件について、報告/連絡/相談なのですが、今よろしいですか?」としゃべりだしを決めておく。
《感想》
これの進め方はいただきです。
パターンを持っておいて損はありません。
メールの件名のように伝えると受け取り手は理解しやすいです。
仕事の案件が多い人にはこの手法が良いと思います。
- なるべく「こそあど言葉」を使わない。
あなたの「あれ」と相手の「あれ」は違うかも。【思い込み】
《感想》
具体的に主語をつけて説明するようにしています。
最近は”主語”が分からない報告が多い気がします。
まとめ
この本を読んでもう一度自分自身の仕事の進め方を見直そうと思いました。
この図鑑は何度も読んで実践しなければ身につかないことを暗に言っています。
仕事の進め方は人それぞれですが、進めかたの柱となる本だと思います。
ぜひ読んでみてください。
おしまい。
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