平和を願う世界遺産

 “戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない

(ユネスコ憲章前文より)

世界の平和のために、教育・科学・文化の発展と推進をすべく設立されたUNESCOは、1972年、世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約(通称:世界遺産条約)を採択しました。

現在194ヵ国(2021年8月現在)が締約している、国際条約の中でももっとも締約国数が多いものの一つとも言われます。

和のために:例えば宗教は時として、異なる崇拝によって争いを生むこともあります。互いのことを知り、学び、認め合うことで争いの無い世界を築けます。そのために互いの文化・自然遺産を未来に残していくことが大切です。

来のために:例えば文化は時として、最新のものが好まれ、伝統的なものが失われることがあります。伝統や忘れてはならない戦争等の記憶を未来に遺していく必要があります。そのために形ある歴史を残していくことが大切です。

世界遺産を知ると―

●旅に出たくなる!

全世界で1,000件を超えた世界遺産。日本ではNPO法人世界遺産アカデミーが企画する「世界遺産検定」で体系的に楽しく学ぶことができます。エッフェル塔を設計したギュスターヴ・エッフェルは、同じく世界遺産の自由の女神の鉄骨の設計にも加わっている、など遺産の繋がりを知ることが学ぶ楽しみになります。

●旅が一層楽しくなる!

エッフェル塔は世界遺産なのに、凱旋門は世界遺産ではない!?金閣寺は寺よりも庭園が世界遺産としての価値がある!?など、知っているようで知らない本当の価値を知ることができます。そしてきっと、そんな素晴らしい世界遺産を未来に守っていきたい気持ちになるでしょう。

本サイトの見方―

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