左尻を背中側に引いて振り切るスイングをせねばならない。
このことに気づいたその後。
腕を振るとダフる。
左腰を尻側に引いて振り切る練習をする中で、ミスの原因が特定できて来た。
しかし特定できたことがすなわち解決ではない。
更なる進化をするべく練習は続く。
本日も室内練習場にて打つ、打つ、打つ。
とにかく腕を振る感覚が出ると上下のミスが出やすい。
骨盤や体の回転よりも腕とシャフトが先行してスイングすると、途端にダフったりトップしたりする。
ヒッカケのミスが出るときも腕ばかりが先に動いてしまい、極端なアウトサイドインになってしまうことには気づいていた。
典型的な手打ち、というヤツだろう。
克服することにする。
骨盤はきちんと回転している。
腕の動きと連動せず、どうにもタイミングが悪い。
腕は振られるだけ、という状態になるのが理想なのだろう。
どうすれば腕を振らずにスイング出来るか?
どうもリズムやタイミングが腕の振りを中心に作られているフシがある、のには気づいている。
骨盤でリズムを作って回転させ、それによって上半身が回転し腕がついてくるのが理想形。
骨盤に意識を集中してっと。
腕は骨盤の後に動くこと。
腕を先行させないように、骨盤を先行させるように、ではない。
腕が先行出来ないようにするにはどうしたら良いかを模索。
何度も小さいスイングを繰り返していると。
ある瞬間、これか?!という気づきが。
① アドレスで配置したヘッドを置いたまま、右の尻を後ろに引く動きから始動する。
② ワンテンポ遅れて上半身の動きに引かれるように腕が動き始める。
③ 右尻を引き切った時点ではまだ腕はバックスイングの途中。
④ その途中の段階で骨盤は逆の回転を始め、左尻を背中側に引き始める。
⑤ その動きに導かれ、腕はダウンスイングを始める。
⑥ 結果、トップの形や切り返しの意識が無くなる。
※ 2020年9月26日午後5時まで、左右の尻が逆に記載されていました。
申し訳ありません。
この動きが出来た時、芯を捉える感が過去最高!
何年も使ってきたオノフのアイアンが、別物のような感触を与えてくれる。
本当の感触はこんなに気持ちいいのか!
ヘッドの反発力も上がったような球の勢い。
これが下半身と上半身の “捻転差” というヤツなのか?!
今までこの “捻転差” の動きにトライしてきたが・・・。
トップにいった時点から下半身を先に動かそうとしてリズムを掴めず、不可能な動きとしてチャレンジを放棄。
アラフィフがやるには難しすぎるだろ!とやけ気味に、である。
そうかぁ、スイングを開始する時点から捻転差を作ってしまえば出来るのか。
でもこれ、フルスイングで出来るかなぁ。
練習場で再現できずにまたゼロに戻ってしまう未来、あると思います。