購入前に知っておきたい、水泳キャップの種類と特徴!

 水泳の必須アイテムである水泳キャップは水泳用として大きく分けると水泳選手用やスイミングスクール用のメッシュキャップ、シリコンキャップ、ジムやアクアビクス用としてテキスタイルキャップ、ウォーキングキャップの4種類に分類されます。

 今回は水泳用の水泳キャップであるメッシュキャップとシリコンキャップの特徴とメリット、デメリット、使用方法について紹介します。

メッシュキャップの特徴

 メッシュキャップは、ナイロン製の生地を使用していて小さい穴が沢山あいているメッシュ素材のキャップです。

 伸縮性があって使いやすいため、水泳のレベルに関わらず、小さいお子さんから大人まで幅広く利用されています。

メッシュキャップのメリット

  • デザインと色が豊富で個性を出せる
  • 伸縮性があり着脱が簡単で使いやすい
  • メッシュ素材のため汗や熱で頭が蒸れにくい
  • 安価である

メッシュキャップのデメリット

  • 長く使用していると色あせてくる
  • 長く使用しているとゴムが伸びてくる
  • 水の抵抗が大きいためレースには向かない
  • メッシュ素材のため、髪がプールの水に触れるのでプールの塩素によって髪が傷みやすい

レースで使用する際の注意点

  • 公式公認大会では、2箇所以上にメーカーロゴやマークが入っているキャップは使用出来ませんので、小さいお子さんをレースに出す時には注意して下さい。

メッシュキャップのサイズについて

 メッシュキャップのサイズは一般的に以下の通りとなっています。メーカー等によって違いがありますので購入前には各メーカーの頭囲サイズを確認して適切なサイズのものを選んで下さい。

  • Sサイズ:48〜52cm
  • Mサイズ:50〜56cm
  • Lサイズ:53〜59cm
  • Oサイズ:58〜63cm

メッシュキャップのかぶり方

 メッシュキャップは伸縮性があるので、かみを整えて頭の上からかぶるだけと装着方法はとっても簡単、小さいお子さんでも簡単にかぶる事が出来ます。

 ご存知とは思いますが、子供の水泳教室で良く見かける頭に級を貼り付けているキャップがメッシュキャップです。学校の水泳の授業などでもよく使用されていますね。

 スイミングを習っていると初めはスイミング教室指定のメッシュキャップを使うことになりますが、泳ぎが上達して、選手クラスになると、水泳教室指定のメッシュキャップの制限が解除されて、下の写真の様に好きなデザインのメッシュキャップをかぶる事が出来る様になります。

 メッシュキャップは色々なデザインや色、面白いコメントが印刷されたものがあって、選ぶのも楽しいので、選手クラス入りした時の楽しみの一つになります。

シリコンキャップの特徴

 シリコンキャップは、シリコン(ゴム)素材でできたキャップです。シリコンは締め付け力が強くフィット感があり、水の抵抗を受けにくい事からレースに出る時に良く利用されています。

 シリコンキャップには頭の形に膨らんでいるドーム型と膨らんでいないノーマル型があります。また、シリコンキャップで耳まで覆うタイプと耳が出るタイプに分かれます。

 耳まで覆うと水の抵抗がより少なくなるので、耳まで覆っている水泳選手が多いですね。ただ耳が痛くなるのと、音が聞こえ難くなる事などから耳が出るタイプを選ぶ水泳選手もいます。

シリコンキャップのサイズについて

 シリコンキャップは一般的にフリーサイズとなっています。ジュニア用のフリーサイズもあります。

  • ジュニア用フリーサイズ:48〜52cm
  • 成人用  フリーサイズ:50〜59cm
  • フリー(小さめサイズ):49〜56cm

シリコンキャップのメリット

  • 頭にフィットして水の抵抗が少なくなる
  • フィットするので脱げにくい
  • プールの水を通さないので髪を塩素ダメージから守ることが出来る

シリコンキャップのデメリット

  • 伸縮性が少ないため、着脱が難しい
  • 髪に引っかかりやすい
  • 爪など鋭利なものが当たると破れやすい
  • メッシュに比べて高価である

シリコンキャップのかぶり方

ドーム式のシリコンキャップ
  • シリコンキャップの後ろ側を両手で持つ
  • 額にシリコンキャップの前部分を当てた状態で一気に後ろまで手を持っていく

 これで装着完了です。

ノーマルシリコンキャップ
  • 両手をシリコンキャップの中に入れます
  • シリコンキャップを広げながらかぶる

 これで装着完了です

シリコンキャップをかぶる際の注意点

 どちらもシリコンキャップが破れるので爪を立てない様に注意して下さい。

 実際に息子もシリコンキャップをかぶる様になった初めの頃に一回破ってしまった事があります。また、レース前に破れて友達に借りたりしている水泳選手も結構います。

レース時のおすすめのかぶり方

  • メッシュキャップをかぶる
  • 水泳ゴーグルをつける
  • シリコンキャップをかぶる
  • 水泳ゴーグルを目の上まで持ち上げる
  • レース直前に水泳ゴーグルを下げる

 直接シリコンキャップをかぶると髪が引っかかりやすくて痛くてかぶり難いので、初めにメッシュキャップをかぶります。

 次に飛び込みで水泳ゴーグルが外れたり、ずれたりしない様にシリコンキャップをかぶる前に水泳ゴーグルをつけます。

 そして最後にシリコンキャップをかぶります。

 そうする事で水泳ゴーグルのゴムがメッシュキャップにかくれて固定されるので、飛び込みで水泳ゴーグルが外れるといったトラブルを大幅に軽減する事が出来ます。

 シリコンキャップもかぶりやすくなりますし、水泳ゴーグルも外れ難くなりますので、かなりおすすめのかぶり方になります。

 多くの水泳選手が実践しているので、これからシリコンキャップを使おうとしている方は試してみて下さい。

 水泳キャップの種類と特徴についての説明は以上となります。

 これから水泳を始める方、スイミングクラブ指定のメッシュキャップを卒業して新しいメッシュキャップの購入を検討している方、レースでシリコンキャップをかぶろうと考えている方は『【口コミ評価あり】おすすめの水泳キャップランキング』でおすすめの水泳キャップを紹介していきますので、ぜひ参考にして下さい。

 最後までお読み頂きありがとうございました。

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