カワムラ623 (心理カウンセラーの体験談)

コロナ、老親介護、心理カウンセラーカワムラが自分の問題とどう向き合ったかお話しします。

「自分どうする?ひとりの老後」第2回 NPOと契約その後

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前回「きずなの会」というNPOと契約し、自分に何かあったら医療や行政手続き、そして死亡時埋葬までを行う手配を確保して、ひと安心だと書きました。

 

契約後に、マイナンバーや医療保険の番号や自宅の不動産管理会社、近所の友人連絡先(事前許可済みです)など、何かあったときに必要な情報を全部きずなの会へ渡しました。

その話を知人にしたら「それって怖くない?」と聞かれました。

「いやいや、ちゃんと契約書交わしているもん。だから仮に何かあっても裁判で勝てるから、むしろ身内より安全じゃない?

別に身内を信用していない訳ではありませんが、もし彼らが私の個人情報を提供するように権力から強制されたら(あくまで仮にです、仮に)自分を守るために吐いてしまっても責められません。

でも、きずなの会が許可なく私の個人情報を流出した場合は、私は損害賠償請求をして、きずなの会を思いっきり責める事ができるのです。

そのほうが精神衛生上いいと思いませんか?

 

話を契約締結後に戻しますが、早速私は当時の勤め先の社員情報をオンラインで変更しました。 すると海外の人事部から英語で「お前の新しいDependent(扶養家族)のKizunano-Kaiって誰だ? 」という質問が。

いやいや、私はPrimary Contact(緊急連絡先)を変更しただけなのに…あやうく新しい家族の一員Kizunano-Kaiさんが私の税金控除の対象者となるところでした…。

 

その後退職して、始めたバイト先(日本の上場企業)の人事部は、何度説明しても「前例が無いので」としつこく粘られ、結局しぶしぶ兄の連絡先も出すことになりました。

 

どうやら、まだまだ仕事現役世代の利用者は少ないようです。

でも、先日ネット検索したら、同様のサービスがかなり増えていました。対象も老人以外を想定しているサービスもあるようです。

これから検討する人には選択肢が増えて、喜ばしい限りです!